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だいぶ前に非公開にしてアップしていた記事だが、
よかったらどうだろうか。
豊島(てしま)。
瀬戸内海の東部、小豆島の西側、
前回渡島した島、直島の東隣にに位置する。
周囲は約20キロ、人口は1000人程度の島。
瀬戸内国際芸術祭の舞台の島でもある。
直島ほど観光客も多くなく、派手さはない。
俺はこの静かな自然の風景が好きで、
たまに行きたくなる島だ。
だが、この豊島‥
違った顔も持っている。
それは、全国最悪の産廃の不法投棄事件で有名になった島。
別名産廃の島と呼ばれている。
調べによると
島の北西部に豊島開発(産廃処理業者)が1974年から16年間、
無許可で産業廃棄物を違法で大量に投棄、野焼きし、
1990年に警察が摘発した。
その後、公害等調整委員会(国の調査グループ)が実態調査を行い、
投棄された廃棄物は約56万トンとされた。
同委員会が調停手続し、豊島開発が住民に解決金を支払うこと、
香川県が住民に謝罪し廃棄物を撤去処理することを定めた
調停が成立した(Wikiより)
裁判等による住民の達の戦いは粘り強い住民運動の手本とされ、
とくに四国香川の人たちの心に印象深く刻まれた…。
当時は産廃による自然破壊、土壌汚染、地下水汚染、
子供の喘息などで島民を苦しめた。
中でも海に流れ出たダイオキシンは水質悪化を起こし、
島の漁業にも、ダメージを与え、衰退させている。
今日もフェリーが港に着いたとき、
フェリーのスクリューが海の底から大量のヘドロを巻きあげたが、
これも影響の一つかもしれない。
また、産廃投棄場所付近で、縄文時代の出土品があったが、
事業者によって破壊されたことも問題になった。
まさに史上最悪の産廃問題ではなかろうか。
豊かな自然を取り戻すために未だ戦っている豊島。
そんな豊島だが、島全体がそうなっているわけではない。
現在は地域住民の努力もあり、自然も徐々に取り戻している。
産廃のことを頭から外すと、
島内どこからでもすばらしい眺望が望める豊島。
特に島中心部に位置する壇山(標高339m)からの眺めは絶景で、
頂上からは瀬戸内の島々を一望できる。
天気の良い日であれば、瀬戸大橋や淡路島も見ることができる。
今回の俺の目的はこの壇山の登山である。
豊島の港に到着。
今日は島一周ではなく、登山だ。
相棒は親父。
今のうち、一緒に歩いとかないと、
もう年だからいつ歩けなくなるかわからんからな。
登山口は港からすぐ近くだった。
ひたすら頂上を目指す。
港では誰も登らない山って聞いていたが、
本当に誰もいない。
だが、整備は綺麗にされているようだ。
集落跡。何年前のものだろうか。
この島も過疎化が進んでいるんだろう。
途中、大型軟体動物発見。
ミミズ約30センチ。
島独自で進化を遂げてるのか。
ナメクジの一種か。約10センチ。
こんな形の祠がありとあらゆるところに。
灯篭のような石枠に囲まれている。なぜこんな形をしてるのか。
この島特有のものみたいだ。
小さい穴の奥には小さいお地蔵様がみえた。
ところどころで石を積み重ねている。
何のためなのか。
もう少しで頂上。
頂上に到着。
意外と頂上(339M)は近かった。
絶景。
すぐ前にある山は瀬戸内海工業地域の煙害で木がなくなり
若干ハゲ山になっているようだが、
植栽されてるのか、徐々に緑が復活しつつあるようだ。
岩の上で弁当だ‥
といきたいんだが、
悲しいかなコンビニのおにぎりだな。
違う道から遠回りして下山。
木こりがいるのか。
ここもなかなかの眺めだ。
近くに石碑があった。 (左前に小さく見える。)
読んでみると、この道の右側に数年前に
小型セスナが墜落して数人死亡したらしい。
下まで降りてきた。
突如、現れた花。
唐櫃の清水という湧水。
昔、喉の渇きを覚えた弘法大師が杖で地面を掘ったところ、
清水がわき出たとのこと。
県道まで降りてくると、お土産屋が。
可愛らしいふくろうだな。
これは後に記述する豊島石加工品だ。
牛もいるみたいだ。
この景色をみよ。棚田と海のコラボ。
美しい棚田は昔から有名だが、現在は減反政策や農産物自由化、
過疎化による後継者不足によって衰退してきている。
山中にもあったが、 道路の側面には、いたるところに石垣がある。
帰って調べてみた。
「豊島石」という石材。耐火性に優れ、
多くは生活用品に加工された。
また苔が付きやすい特性のために、
灯籠などの石材にも重用された。
豊島村史によれば平安末期からおよそ1,000年にわたって
石の採掘が行われていた。
京都桂離宮の石灯篭、白峰寺の十三重塔、
は豊島石が使われている。
その他にも鎌倉時代、室町時代に豊島石作品が
全国にも沢山残されている。 そろそろ終点も近づいてきた。
港に到着。
ウオーキング終了。
帰りは高速艇。
豊島を背に 帰路へ。
豊島。特に珍しいものはなかったが、
静かないい島だ。
紹介した他にも海水浴場、オブジェ(数少ないが)や
小さな美術館などもあるらしいが、
ただ、自然の景色がよかった。
数十年前‥
もう少しで人間の手で、
この豊島の自然を汚してしまうところだったが、
いろいろと見てきて、
島民の方々の今まで戦ってきた理由がわかったような気がする。
次に来た時はオブジェがたくさん出来てるかもな。
来年は自転車でくるとしよう。
もう一度、読み返してくれた人へ未公開画像
↓↓
前回の直島の記事で作成途中だった藁のSLが完成。
豊島で見つけた自動販売機。
時間が止まっている。
豊島の壇山からの光景。真ん中の手前の島は犬島。
大正時代に稼働していた精錬所跡がアートとなって見れる島。
豊島の中の神社。風神雷神像。
田んぼの坂道にて。
瀬戸大橋とマイカー
ありがとう
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