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エストニアに向かう列車の中・・
ようやく気持ちも落ち着いて来た頃
僕らのコンパートメントに
背の高い若者が乗り込んできた。
英語で話掛けてきた彼はエストニア人で
St.ペテルブルグには
ダンスのオーディションで来ていたのだという。
ふ〜んダンサーかぁ。。
なるほど、ブロンドのストレートに
目鼻立ちのハッキリとした顔はかなりの男前だし
しなやかさも持ち合わせた均整の取れた体格は
映画『フラッシュダンス』の←ふっ古い!!
パトリック・スウェイジを思わせる。
チラリと横目にT子を見ると・・・
アレ??・・ぜんぜん普通だった。。。
そういえばT子は、以前
「わたしゲス専なの〜ぉ」って
言ってたケドあれはホントだったんだろうか??
まぁいいや。
しばらくダンスやエストニアの話を聞いていたら
ふとレストランで受け取ってもらえなかったルーブルが
残っているのを思い出したので
「良かったらエストニアのお金に替えてくれないか?」
と聞いたところ、快くOKしてくれたので
100ルーブル札を手渡すと
その札をしばらく不思議そうに眺め
「コレ何??」と彼。
オイラ「???」
返された紙幣を改めて眺めてみると
その表面にはキリル文字とはまた違った
曲がりくねった文字が並んでいる。
描かれている寺院や
札の隅の方に書かれた文字をみてようやくそれが
『タイ・バーツ』であることがわかった。
どうりで受け取ってくれなかったワケだ。
きっと何年か前のアジア旅行した際の紙幣が
財布に紛れ込んでいたのだろう。
レストランでお金を受け取ってくれなかった
レジのオネェさん。スーツの女マネージャーさん
ごめんなさい。
オイラが間違ってたよ。
きっとあの頃は、
ずっとロシアで嫌な思いばかりしていたから
そういう偏見でロシアの人達を
見ていたのかもしれない。
自分を深く反省した。
そう思いながら
あらためてオイラのロシアの旅を振り返ってみると
列車内でビールやつまみを沢山ご馳走してくれたナターシャ。
バイカル号で出会ったヴィエラおばあちゃんや金歯のドーラ。
そして
最後に駅で助けてくれたおじいちゃんや
通りすがりのおねぇさん。
他にも至るところで親切にしてくれた
地元の人達。
ただ通り過ぎて行くだけであろう
旅行者のオイラに彼らは親身になってくれたっけ。
そう思うと今、国境を越えようとしている
ロシアがなんだか名残惜しくなってきた。
ロシアも意外と悪くなかったナ。
最後にそう感じながらこの国を去っていけることに
心から嬉しくなりつつ
オイラは今、次の国エストニアへと向かう
列車に揺られている。
次の目覚めと共に始まる新しい出会いに
期待をふくらませながら
眠りにつく前にシーツの下で
ロシアにそっとつぶやいてみた。
スパシーヴァ
そして
ダスヴィダーニャ
■◇■◇■◇■ロシア編・終わり◇■◇■◇■◇■◇■◇
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とうとう長かったロシア編が終わりましたねぇ〜。でも、これからさらに西へ。楽しみにしてますよ(^^。
2005/7/6(水) 午前 0:15
いろんな人との出会いが旅の醍醐味ですね〜。
2005/7/8(金) 午前 11:17
ロシア編、いろんなことがあったけど、とうとう終わっちゃったー。ちょっぴり残念だけど、お疲れ様〜(^o^) 次のエストニア編(?)楽しみにしてるッス。
2005/7/9(土) 午後 10:32
muna_zoさん、ようやくロシア編終わったスよ。これからもヨロシクですぅ。
2005/7/11(月) 午前 0:06
JuJuさん、ホントそうスよねぇ。出会いこそ旅の醍醐味スよね。
2005/7/11(月) 午前 0:08
millaさん、ようやくロシア編終わったスよ。でもまだオイラの旅の1割も終わってないッス。これからも末永くヨロシクッス。。
2005/7/11(月) 午前 0:10
あ、なんだか最後に感動しちゃったッス!でもタイバーツ・・・って・・・間違えますかねえ!おちゃめなんですからもう。
2005/7/12(火) 午後 9:54
Liahさん、アリガトっす。でもタイバーツとルーブルってば似てるッスよぉぉお。ああぁ〜っ現物をこうやって2枚ならべて見せてあげたいッスよぉ。あっ文字の上ではオイラのジェスチャーはわかんなかったスね。。
2005/7/12(火) 午後 10:32