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企業での「管理職のコミュニケーション研修」をよく依頼されます。
当然ながら、管理職ともなると部下の話を聴く傾聴スキルが必要なので、
研修のプログラムの中に傾聴スキルアップの訓練を入れます。
ところが、管理職の普段の職務はどちらかというと「話す」ことの方が多く、
「傾聴」の研修をしても、ほとんどの管理職は傾聴が上手にできません。
傾聴訓練で上手くいかずに、照れながら頭を掻き掻きおっしゃられます。
「この訓練は相手が話してくれますが、普段こんなに話をする部下はいません」
ごもっともなことです。
このように傾聴しやすいよう、たくさんの話をしてくれる部下は少なく、また、
普段このようににゆっくりと話を聴けるような環境は中々ないことでしょう。
簡単に言うと、「職場では自分にとってベストの環境はない」ということです。
さて、そこで実践的なコミュニケーションをスポーツで考えてみましょう。
プロサッカー選手は常にショートパスの練習をしていませんか。
プロ野球選手は常にキャッチボールの練習をしていませんか。
プロの試合では、自分が受け取り易い所にボールが来ることは中々ありません。
簡単に言うと、「試合では自分にとってベストの環境はない」のです。
しかし、相手の受け取りやすい場所にボールを渡し、そして確実に返す。
この基礎ができなければ絶対にプロのスポーツ選手にはなれません。
基礎スキルを習得し訓練を繰り返すことの大切さをスポーツに見ることができます。
管理職の傾聴訓練はショートパスやキャッチボールのようなもの。
基礎を反復していなければ、高度なコミュニケーションはとれないのです。
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http://gb-human.jp/
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2011/12/7(水) 午後 6:01 [ メイ ]