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対人トラブル、特に攻撃的な言動でトラブルを起こす人の多くは、
その言動を「問題行動」だと気づいてないことが多いものです。
周りの人はその言動をすぐにでもやめさせたいと思い、様々な行動制止の
アプローチを試みるにもかかわらず、さらにトラブルは増すことになります。
先ずは、その言動が問題行動であることを本人自身が自覚し、
そしてその影響を本人自身がしっかりと自覚することが大切です。
そのためには現実的に困っている状況を見せて理解させる必要があります。
そしてその理解ができてから、その困っている状況は“次回どのような行動を
とらないことで起こらないようになるのか”を話し合うようなアプローチが必要です。
対人トラブルメイカーの多くは、その問題行動に気がついていないものです。
問題の言動を即刻やめさせることよりも、その行動と影響を自覚させることから。
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コミュニケーション
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先日、大型スクーターに乗った中年男性が、走っている軽自動車の前で急ブレーキをかけ、
道路の真ん中で軽自動車を強制的に停車させ、わざわざ降りて軽自動車の運転席に行き、
運転していた若い女性に対して猛烈な怒鳴り声で罵声を浴びせていました。
多分、その若い女性ドライバーは、少々荒々しく割り込んだスクーターの男に対して
クラクションを鳴らして警告でもしたのでしょう。
もし同じ状況で、相手が軽自動車を運転する若い女性ドライバーではなく、外国製の
黒塗り高級車を運転しているパンチパーマにサングラスの男性だったとしたら、
そのスクーターの男は同じような行動を取ったでしょうか。
多分、スクーターの男は、軽自動車の女性運転手が自分よりも弱そうな
相手だと値を踏んだからこそ、このような行動を取ったのでしょう。
値踏みをして相手への対応を決める。
世の中にはこのようなことがたくさんあります。
昔はよく「お年寄りを大切に」とか「弱いものいじめはしてはいけない」とか
「地域の子ども達を守ろう」とか「男は女に手を上げてはいけない」とか言われました。
自分よりも弱い人に愛情をかける「いとおしむ心」や「いつくしむ心」は大切です。
日本も世知辛い世の中になっていますが、自分よりも弱い立場の人を
大切にする心を家庭でも学校でもちゃんと教えていきたいものですね。
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よく、若い人の自己PRで「サッカーサークルでキャプテンをしました」とか
「イベント企画サークルでリーダーとして仲間をまとめました」という
リーダーシップを売り物にして自己をアピールすることがあります。
そういう経験をすることは素晴らしいことですが、残念ながらそこでの
リーダー経験は「リーダーシップ」の評価に値するものではありません。
どちらかといえば仲間からの信頼性や社交性の評価となります。
リーダーシップとは、「腹を括る経験」を通して醸成されるものです。
誰しもが決断できないような場面で「何があっても自分が全責任を負うから、
ここから前へ進もう!」と言える経験を何度もしてこそ醸成されるのです。
そして、実際に「全責任を負う」ような辛い経験も必要です。
一度や二度は取り返しのつかないような墜落体験をすることも、
あなたにとっては、後々のリーダーシップの肥しになるのです。
リーダーは、組織にトラブルが起きたり、前後不覚に陥ったりしたときにこそ必要なのです。
しかし、多くの人はそこで責任逃れをしたり他人に責任をなすりつけたりするものです。
そうしないのが真のリーダーなのです。
また、有事に際してリーダーが全責任を負わないでいいように、
リーダー自身がメンバーを意のままに心理コントロールしている組織も危険です。
リーダーであることとは「有事に全責任を負う決断を行う」ことです。
あなたの組織のリーダーには「全責任を負う覚悟」が見えていますか。
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「愛情」といものは片方に偏るともう片方で不足するというものではありません。
こちらの「愛情」が膨れると、相手の「愛情」が萎んでしまうものではありません。
「愛情」は片方が膨れるともう片方も自然と膨れてくるものなのです。
しかし、それはいつも直接あなたに返ってくるというものではないようです。
あなたが誰かに「愛情」を持って接したとき、もしもあなたに直接見返りがなくても、
相手があなたから感じた「愛情」を他の人に注いで、その「愛情」が他の人の中で
膨れれば、それはそれでいいのです。「愛情」ってそんなものなのです。
あなたが「愛情」だと思っているものがあなたの中でどんどん膨れてくると、
あなたは相手に見返りを期待したり要求したりしてしまいませんか。
もしかしたら、そもそもそれは本当の「愛情」ではないのかもしれません。
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仕事でも何でも、自分ひとりで抱え込んでしまう人は常にイライラ。
何でも他の人に任せられず、自分でやらないと気が済まない。
しかも、要領がいいからなのか器用だからなのか根性があるからなのか、
割と何でも自分でこなしてしまうから余計に始末が悪い。
何でも自分でこなしてしまうから、自分よりも要領の悪い人を見てイライラ。
そしてどんどん自分で抱え込んでしまい、常にイライライライラ。
そんな、要領が良く器用で根性のあるあなたは、もっと重要なことに
取り組んでそこに時間を割く必要があるのではないでしょうか。
少々自分よりも要領が悪い人でも、あなたはグッと我慢をして、
他の人ができることは他の人に任せてしまいましょう。
自分がやらなくてはならないことと、やらなくてもいいことを仕分けしましょう。
そのためには先ず、深呼吸をして自問自答をしてみてはいかがでしょうか。
「それは本当に今私がやらなければならないことなのか」
「それは他の人に任せてもいいことではないのか」
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