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前回はオリジナルのピアノ独奏版を紹介したので今回は一般的にはずっと演奏される機会が多いオーケストラ版です

カラヤン/ベルリン・フィルによる演奏も文句ないところですが。。。
やっぱりクナーパツブッシュによるスケールの大きな演奏と往時のウィーン・フィル・サウンドの前には影が薄くなります。
1957年という古い録音にもかかわらず音質が素晴らしいのです
自然な音場感に響くウィーン・フィルのしなやかなオーケストラサウンド。さすがデッカといいたくなる出来映えで音質的にもクナーパツブッシュの録音でも上位にランクされることは間違いないでしょう\(^o^)/

ハンス・クナーパツブッシュ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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チマローザというとバロック時代の作曲家と思っていたらモーツァルトと同時代のナポリ生まれの作曲家。
名前は知っていてもその曲となると。。。
オーボエ協奏曲ハ長調しか知りません(^^ゞ

そのオーボエ協奏曲。オリジナルは彼のチェンバロ・ソナタの4曲をアーサー・ベンジャミンという人が編曲してオーボエ協奏曲に仕上げたものなのだそうです。
こういうことはLPのライナーノートを読んで初めて知ったわけですが、聴いてみると最初からオーボエの為に作られたような親しみ易い佳曲です。
4楽章構成で第3楽章のシチリアーノがことのほか美しいです

ピエルロのオーボエによるエラート盤があったはずなのですが見つからず
ホリガーとイムジチ合奏団のLPで聴きました
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先日あるブログで「舞踏への勧誘」が紹介されていました。
曲の解説があったあと、こんな言葉で締めくくられていました
「わかりやすい曲、ど-ってことないが」
そのどーってことない「舞踏への勧誘」が若い時からの愛聴曲です

中学の音楽の先生がコルトーの演奏を聴いていたく感激して
たぶん 年に来日した時のコンサートだったのかもしれません
この曲の良さ、コルトーの演奏を熱っぽく語ったのを聞かされたのがきっかけでした。
それでもってどうしても聴きたくなって近くのレコード屋さんで買ったのがこちら。レオン・フライシャーのEP盤です
B面にはブラースのワルツが9曲ほど収められていましたが、殆どウェーバーばかりを聴いていました。
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このフライシャーの演奏を、多分40年以上は聴いていないはずです、それを聴いてみました。
明快で外連味のない表現。速めのテンポによるスッキリとした造形が懐かしくもあり、華やかさなどに不足し今は物足りなさを感じるのも確か。
フライシャーというピアニストはあまり知らないのですが比較的堅実なピアノを弾く人らしい。このレコードの発売日が1963年4月。ということはフライシャーは30を少し出たところでの録音ということを考えると頷けるかな?


ヴィエニャフスキー。その驚異的な技巧と情熱による華麗な演奏が知られ、その作品もまたスラヴ的情緒と名人芸的要素による楽しい曲があります。1935年には彼の生誕100年を記念して、現在でもヴァイオリニストの登竜門として知られるヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールが創設されたそうです。
今日はヴァイオリン協奏曲の第1番を聴いてみました。

ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 op.14
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
ローレンス・フォスター指揮 ロンドン交響楽団
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一般的には2番のほうが有名ですが1番も良い曲だと思います。確かに2番に比べるとまとまりに欠けるところがあるようですが、技巧的なパッセージが並べられていて面白い曲です。ロマンティックというよりエモーショナルといいたい曲調で、随所に聴き応えのある華やかなパッセージが盛り込まれていてヴァイオリンの名人芸を発揮するには好適、そんなアクロバチックさが好きです。
この難曲をシャハムは完璧な技巧と蠱惑的ともいえる音色で歌いあげていくのが後述するように録音の良さもあって快感。繊細でありながら強靱さもあり重奏音の連続も見事に弾きまくるシャハムはこの曲にはピッタリの感あり、です。聴いて心の奥深く訴えかけてくるような曲ではなく、理屈抜きにヴァイオリンの名技に酔う、そんな曲でしょうか。
まぁmoleさんはこんな外面的な曲はお嫌いでしょうけど(^_-)-☆

録音は1990年 ロンドン。 奥行き感、広がり十分。スケール豊かなオケをバックに中央やや左にヴァイオリンが定位というコンサート的な音場設定。ホールエコーはたっぷり。力強くて妖艶ともいえるシャハムのヴァイオリンが見事にとらえられていてヴィエニャフスキーの世界に浸れる一枚です。
なおこのCDはオーディオ・チェックにも使っていました。

ビゼーの交響曲、の巻

ビゼー若書きの傑作。若いときに作曲されたというからではないけれど若い時に随分と楽しませてもらった曲でしたが最近はご無沙汰でした。
で、古いビーチャム盤を取り出しました。オーケストラはフランス国立放送管弦楽団で、このオケはビゼーの交響曲と相性がいいのか、いろいろな指揮者と名盤を残していますね、クリュイタンス、ミュンシュ、マルティノン等。
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まずオーケストラの音、特に弦楽が一種独特の音がすごく魅力的。柔らかいというより少し硬質、といっても否定的な意味ではなくてキラキラと輝くような音で軽い、軽質な魅力。これがこのオケの特徴なのか他の盤は未聴なのでわかりませんが、これがとにかく耳に心地よい。それが一番美しい形で現れたのが第2楽章。すっきりと爽やか、甘いけどべったりとすることのない音、上等の砂糖菓子のようで口に残らない。その美しい弦楽伴奏にトッピングされた?オーボエの美しいこと!ちょっと哀感があって、素朴ながらも粋でお洒落実でセンスが良くて、もう脱帽するしかない音のご馳走という感じです。他の楽章も同じように爽やかで軽くて心地よい音楽。ビゼーの交響曲かくあるべし、そんな思いを抱かせるくらいの秀演。この若々しくて躍動感とエレガンスに満ちたビゼーの交響曲を満喫。そしてビーチャム盤が名演の誉れ高いことを再認識いたしました。

録音は1959年。レンジは広くないし古さは否定できませんが、弦の独特の美しさ。もしかすると色づけを持った録音かもしれませんが、ここではそんこと言うのは野暮というものでしょう。広がりはスピーカーの幅で決まってしまうタイプ。奥行きは水準ですが、聴き物である第2楽章で自然な奥行き感を持って歌われるオーボエのソロが特に秀逸に思えました。

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