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パスピエの好みの音楽は言うまでもなくハイドンやモーツァルトを中心とした古典音楽です。ブログにアップするのも自然とそれらが多くなっています。
しかし年中同じようなものを聴いていれば、たまには違ったものを聴きたくなろうというものです。
そこで取り出しのがこちら
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ベルナルド・ハイティンク指揮
アムステルダム・コンセルトヘヴォ管弦楽団
「R・シュトラウス 管弦楽曲集」から
「ティルオイレンシュオイーゲルの愉快な悪戯」


たまに聴きたいといっても長いのは御免なのでこの曲にしました。
これは録音の良い印象が残っていましたが、今回改めてその優秀なことを確認しました。
1981〜2年の初期のデジタル録音。
残響豊かでドッシリとしたスケール豊か、しかしながら大雑把にはならず分離がよくて細かな音が良く聴き取れるということが第一印象。
デッカ系とは違い響きに温かみがあることか?とにかく聴いていて快感を覚えるオーケストラサウンド
左右の広がり、奥行き感も申し分なし。
左中間に定位する、ヴァイオリン・ソロ、右中間奥や左中間奥に定位する金管やティンパニのの定位もバッチリ。
パスピエ好みの優秀録音でR・シュトラウスの華麗なオーケストレーションが楽しめるCDで余程のオーディオ・マニアでないかぎり満足できると大推薦盤です

月とすっぽん

久しぶりに録音の比較をやってみました
曲目はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」

以前はブルックナーをよく聴いていたのですが60を過ぎてからは根気がなくなりあまり聴かなくなってしまいました
今回「ロマンティック」にしたのは好きな曲というわけではなくて、なんとなくです
なお当然ながらこんな長い曲を全部聴く、それも三つもなんてとても出来ませんから3楽章のスケルツォをメインのちょい聴きです
録音の傾向はほんの少し聴けばだいたい掴めるものです
CDの場合は掛け替える必要があるのでリモコンで各演奏を簡単に素早く呼び出せるファイル再生で聴くことにしました。
パソコンに保存してあるそれぞれのファイルをUSBのコピーしてハードディスクプレーヤーの端子に差し込むだけ。これで簡単に聴き比べが出来ます。

まず
リッカルド・ムーティ指揮
ベルリン・フィルハーモニー,1985年の録音
イメージ 1


これはもう随分前、激安ボックスが出始めた頃でしょうか、ブルックナーの交響曲のセットで値段の安さにつられて買ったものです
他には
マゼール/ベルリン・フィルハーモニーで交響曲第7番と8番
テイト/ロッテルダム・フィルハーモニーで交響曲第3番がはいっています
これは特に欲しくて買ったものではないのでちょい聴きして放りっぱなしだったものです
多分音が良ければそんなことはなかったとおもうのですが(^^ゞ

で、ムーティの「ロマンティック」ですが
酷い録音です。とても1985年の録音とは思えないお粗末さ
広がりや奥行きもなく中央に固まった音塊はまるでモノラル録音のようで全奏でエコーがワァーと広がるくらい
これで音の鮮度などが良ければ救われるのですが霞がかったようなモヤモヤで潤いがなくてパサパサ。いくらブルックナーとはいえ音まで原始林のなかで聴くようで好みにはほど遠いもので二度と取り出すことはないでしょう

お次は同じEMIのヨッフムのBOXから
オイゲン・ヨッフム指揮
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、
1975年の録音
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ヨッフムのブルックナーは定評のあるものだしドレスデンの響きが美しいとの評も目にしていたので購入したのですが・・・
これもムーティと同じEMIサウンド。傾向はムーティ盤とほぼ同じですが弦の滑らかさは多少はましで広がりや奥行きが出るのがせめてもの慰め
ただホルンが奥行きを伴っていい感じに鳴ると思うとトランペットは一番前にせり出してくる不自然さがなんともでこれもこれもお蔵入りに決定

最後もEMI
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団
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これはEMIとは思えない見事な1965年の録音
弦は厚みがあってしなやか。奥行きも十分だし左右はスピーカーの外まで広がる素晴らしいもの
高さも出て長岡鉄男氏流でいうと三次元的定位。
これを聴いてると後に録音されたムーティやヨッフムはいったいなんなんだ、と。
音の鮮度も高く、音楽が生きていて聞き惚れてしまいました

という訳で簡単な聴き比べをしてみたのです図らずも10年おきの録音の比較にもなってしまいました。
そして古いものほど音質が良いという皮肉な結果になりました。
機材や方式ではなくて録音技師のセンス次第のようです

当記事はパスピエのオーディオ環境によるパスピエの主観によりもので
環境や嗜好が違えばまったく別の結果になることをお断りしておきます

ブログの大御所家康公、いや春康公がドヴォルザークの「新世界」を取り上げていました。
そこで後追い、無謀にも同じ「新世界」、でも録音のことです。

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この交響曲に関しては2番目に聴いた(最初はトスカニーニ盤)ケルテス/ウィーン・フィル盤で演奏録音ともに満足してしまったし、美味しいケーキを食べたいという気持ちが失せると共に聴くこともなくなったので音盤は数える程しかないのですが記事にしてしまいました。

まずケルテス/ウィーン・フィルハーモニーのCD

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これは「新世界」を買いたいと思って購入した唯一のCD。1988年に発売されたものです。
1961年の録音ですが明るく鮮明、弦の厚み、そしてティンパニの質感、金管の輝かしさ等は今でも高レベルかと思います。
広がり、奥行きも十分で音場感も優秀で改めてその音質に感心しました。
ただややハイ上がり、個人的には好きなのですが、そして歪みっぽい箇所があるのがマイナス。
今までは抜群と思っていたのですが、今回聴き直してそれほどでもないかなと思いました。でも優秀録音と言っていいでしょう。

次はクレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団

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これはBOXに入っていたもので宇野功芳氏の推薦盤であります
1963年の録音
木管が近くて強めなのはクレンペラーに共通するところと思うのですが重量感がある優秀録音。
左右の広がり十分、奥行きは深いと言うほどではないけれど不満の出ないレベル
弦楽が厚みがあって雄大で、その響きは艶やかなケルテス盤とは趣を異にしますが負けないくらい。
総合的には優秀、華麗なケルテスに対して重厚なクレンペラー。
この頃のEMIには優秀録音が沢山あったのです

次は同じEMIでテンシュテットのBOXからベルリン・フィルとの演奏

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1984年の録音。機械は進歩したのに録音センスは劣化した好例かも?
悪いほうのEMIの音で、広がりはスピーカーの中央あたりに展開。スピーカーの間に置いてあるモニターあたりに集中。奥行きも浅め歪みっぽさがありレンジも狭い。
こんな録音のせいか演奏まで荒っぽく聞こえるのでテンシュテットには可哀想な気もしました。

最後はライナー/シカゴ交響楽団 1957年の録音

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これは数年前石丸電気の店頭で発見、SACDながら当時としては安かったので購入したものです。
音場的には広がり、奥行きも十分で優秀
これで質が伴えば文句無しなのですが残念ながらそちらは年代相応
全体的に分解能、鮮度不足。パサパサのパンを食べさせられているような味気なさでケルテスやクレンペラーとは雲泥の差。  XRCDで素晴らしい音が聴けるそうですがリマスター盤には懲りているし年金生活者にとってはを買い足す金銭的余裕もないのでパスです

と、こんな結果になりました。
現在の好みではクレンペラーになります。
尚環境や嗜好が異なれば違う結果になることと全曲通して聴いての感想ではないことを付記しておきます



再びワルターBOXからで、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番です
イメージ 1


これを記事にしようと思ったのは、前に取り上げた「プラハ」とは正反対の録音だからでした
以前にLPで聴いた時にはもっさりした音という記憶がありましたが・・・(そのLPは手元にないので確認のしようがありませんでした)
実際に聴いてみたらやはりそんな音、「プラハ」がハイ上がりでシャープでダイナミクな音なら、こちらはハイ落ち、ローブースト。メロウなアダルトサウンド?という音でした。
これほど異なった音で録るというのも珍しいのでは?
音場的には奥行きよりも広がりが勝っているようですが、音楽が豊かに響きます。
やや古さが目立ち明瞭度、鮮度などには不満があり、多分200Hzあたりがブーストされたためか下のほうが膨らみ気味で、もやもやした感じがするのですが、全体的には刺激的な音がしなくて聴き易いものになっています

演奏に関しては定評のあるものでワタクシなどが特に書くことはなさそうです
フランチェスカッティの音はやはり独特の音ですね
美音というより蠱惑的な音と云ったほうがいいかもしれません
透明で美しいというのではなくて、芯があって、そこに独特の色と艶が乗るといった感じでしょうか
ワルターの落ち着いたテンポとフレージングと相まって魅力的なモーツァルトを聴かせてくれました。

モーツァルト 「ヴァイオリン協奏曲第3番」 ト長調K216
ブルーノ・ワルター指揮
コロムビア交響楽団
ブルーノ・ワルターのボックスを購入しました。
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これは6枚組、当然ダブリもあったのですが、たまにはリマスターの音はどんなものかという興味もあって購入しました。
まだ全部は聴いていないのですが「プラハ」の音が相当違うので記事にしてみました。

この第1楽章の最初の音が出たときはビックリしました
一聴、ハイ上がりの音にです。
高弦がシャリシャリした感じ、大袈裟に例えてみるとノイズ・リダクションをオンにして録ったテープをオフで再生した音に近いかもしれません。かなりのハイ上がりに聞こえますが、これがオリジナルに近いのでしょうか?ちょっと疑問です
ただし、それ以外の点では改善点が相当あることに気づいてきました。
まず、左右の広がりです。手持ちの3枚組のCD(オーストリア・プレス盤で「リンツ」のリハーサル風景付き)との比較ですが、相当広くなっています。
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オ−ストリア盤が左右のスピーカーの中央に集まりがちなのに対し、スピーカーの幅まで広がりがあります。
また分解能の向上はかなりのもので各声部の明瞭度が上がりいい意味でのメリハリがつきました。
特に低減はゴリゴリと力強さがアップして、いかにもデジタル・リマスターという音いなっています。

という訳リマスターのメリットは十分あったようですが、得る物あれば失う物あり?
ちょっと疲れる音でもあります。このハイ上がり感は耳ざわりかな??
比較の為に聴いたオーストリア盤。ややダルで古さを感じさせるのですが、穏やかでアナログっぽい音が心地良く思えました。
リ・マスターって簡単ではないようです。

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