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今では珍しくも何ともなくなってしまった電子音楽ですが、今から50年以上前にこのLPを大学のクラスメイトに聴かせてもらった時は驚きました。
モーグシンセサイザーによる「スイッチト・オン・バッハ」です。
この頃はやっとバッハを聴き始めた頃だったのですが一聴びっくり! 早速同じものを買い求めて正統的なミュンヒンガーなどのバッハよりも面白くてこちらばかりを聴いていたものでした。 今聴いてものなかなか良く出来ていると思います。無機的な響きのなかにも何か哀愁のようなものを感じさせ、今日の孤独な世界を暗示しているようでもあり、摩訶不思議な音楽です。全曲を通して聴くには辛いモノがあるのですがカンタータ29番のシンフォニア、無伴奏パルティータ第3番の第1曲にから転用編曲された有名なもの、それにブランデンブルク協奏曲第3番などの疾走感のある曲は秀逸で面白さは健在です
なおLPとCDでは収録されている曲が異なっていてLP
のほうが好きな曲が収められています。ただパルス性の音が多いので音質的にはCD
です
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バッハ
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新しい年には何故かバッハが聴きたくなります
そこで「マタイ受難曲」に続き「復活祭カンタータ」
バッハの沢山あるカンタータ、聴いたことがあるのは僅かなのですが そのなかからお気に入りの一曲です 手持ちは有名なリヒターのもと今回紹介するクルト・トーマスの2枚だけです 世評高いリヒターのものよりトーマスの演奏が好みで、この曲を聴く時には決まって取り出すCDです
人間のぬくもりを感じさせる温かさがあって、音楽に肩肘張ったところがなくて、親しみやすくて、バッハの音楽に包み込まれていくようなところが好きなのです。でも決してゆるくないと思います 録音は1959年と半世紀以上前のものながら素晴らしい! この素晴らしさはオーディオ的はもちろん、音楽が楽しく聴けるという意味が大です 一部歪みっぽい箇所もあるのですが、ホールエコーが美しく定位が明確、広がりや奥行きも十分 オケがしなやか、弦バスも控えめながら深々と響く。 圧巻は最後のコラールでエコーが(多分)教会の奥に収斂して曲が終わるところ、素晴らしいです。 派手な効果のような箇所はないのですが、信仰心はなくてもバッハの美しい音楽に引き込まれてしまいました エリザベート・グリュンマー(ソプラノ) マルガ・へフゲン(メゾ・ソプラノ) ハンス・ヨアヒム・ロッチェ(テノール) テオ・アダム(バス) 聖トマス教会合唱団 クルト・トーマス指揮 ライプツッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 |
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改めて
明けましておめでとうございます こっこと諭吉共々本年もよろしくお願いいたします。
今年の聴き始めはバッハの大曲「マタイ受難曲」にしました。 ここ数年、時間的にも気分的にも余裕がある正月に聴こうとは思っていたのですが、いざとなると挑戦できずにいたのですが、古希になる今年こそはと思い 聴くことが出来ました。 といっても一気に聴き通すことはできませんでしたが、休憩を挟みながら、時には居眠りをしながら、3時間半近くの大曲をなんとか聴くことが出来ました。 選んだのはリヒター指揮によるDVD版でした。
今回の映像付き、もっというと対訳付きのDVDで視聴して音だけとは格段に違う感動を受けました。
それは頭では分かっていたつもりだった音楽と、対訳を視ながらの劇の進行と流れていく音楽。そこから受ける音楽の力、理解力というか説得力がまるで違ったのです。ドイツ語に堪能な方ならそんなことはないかも知りませんが、ドイツ語がまるでわからない自分には全く別の音楽というくらいの違いでした。
居眠りしたところも聴き直しましたし、「イエスの最後」の場面あたりからは再視聴しました
やはり、オペラもそうですが、言葉の入った音楽の字幕付きのDVD優位性、それをを改めて感じました
そしてバッハの「マタイ受難曲」という音楽。最高傑作というのを改めて痛感させられ、これを聴いてだけ今年は良い正月を過ごせたといえそうです。 |
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バッハの鍵盤楽器用の組曲にはイギリス組曲、フランス組曲、そしてパルティータなどがあります。どれも好きな曲集なのですが、一番のお気に入りは優雅なフランス組曲でしょうか?
バッハが37歳ころの作品。 今日は一番有名な第5番を聴きました。 ご多分にもれず最初に聴いたのはグールドのものでしたが、これはさんざん聴いてきたので、最近この曲を聴く時に取り出すことの多くなったバックハウスの演奏にしました。
そのバックハウスのフランス組曲第5番、グールドが鍵盤に対して背中を丸めて舐めるように弾いているとすれば、ピアノに向かって正対して背筋を伸ばして表情も変えずに弾いていく。実際はそんなことはないでしょうけど、そう思わせるような音楽なのです。 気品があって剛直でまっすぐなバッハ。そんなバッハ、とっても好きです。 バックハウスにはもっとバッハを録音をしてもらいたかったと改めて思いました |
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ブログを拝見しているとコーヒー好きな方が多いですね
それも本格的な豆から作る方が。 私もコーヒーは飲みますが特に拘りが無くてインスタントで十分なんです(^^ゞ 今はス−パーで安売りしていたネスカフェの香味焙煎というものを小さなカップに一日に三杯くらい飲んでいます さて、コーヒーということでバッハの「コーヒー・カンタータ」(^^)/ この曲は以前に拙ブログで取り上げていますので曲についてはこちらをご覧ください https://blogs.yahoo.co.jp/grand361k612/28229598.html 今回はLPで聴いてみました。 当時の、いわゆるダブルジャケットは存在感がありますね リーザ・オットー(ソプラノ) ヨーゼフ・トラクセル(テノール) D.F.ディースカウ(バリトン) カール・フォルスター指揮 ベルリン・フィルハーモニー 聖ヘドゥッヒ教会合唱団 この演奏はアメリンク盤と比べると時代を感じさせます 特にリーザ・オットーの歌唱はオペラティックでアメリンクなどに比べると古さを感じてしまいます。アメリンクの録音も1966年とかなり前のものですが、その8年前の1960年の録音なのです ただオケがベルリン・フィルということもあって重厚な弦楽合奏、特に弦バスが楽しめますし、第4曲に於けるフルートのオブリガートはカール・ハインツ・ツェラーが吹いているのも聴き所になっていて、歌もオーケストラもまったく異なるタイプの演奏が楽しめました。 アメリンク盤が軽快なバッハなら、こちらはゆったりとして重厚なバッハというこになりますか? 録音は1960年 やや歪みを感じさせる箇所もありますが、全体的には自然な音場と響きで聴き易いく、昨今の録音にはない落ち着いた味があり、好みのものです |


