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手元に残したLP、今回は女性ヴォーカルでアン・バートンがバラードを歌ったものです
アン・バートン ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ A面 1. 宵のひととき 2. トライ・ア・リトル・テンダネス 3. バン・バン 4. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー B面 5. いそしぎ 6. イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド 7. 恋とよばれる悪魔 8. 冷たい雨 これは今は亡きオーディオ評論家であった瀬川冬樹氏がテスト用によく使っていたので、多分「ステレサ・ウンド」誌、自分もと、買い求めました。もう昔のことなので記憶違いがあるかもしれませんが、氏は単に音が良いだけではなくて音楽的にも優れていたものを使用していたのではないかと記憶しています。 しっとりと静かな大人の歌。バックのトリオも決して声高になることもなく実に雰囲気がいい。全曲、みんな素晴らしいのですがA面に収められて曲がお気に入りでした。特に「バン・バン」私にも聞き取れる平易な英語によって歌われる、静かでもあり激しくもある大人の歌唱が昔も今も繰り返して聴きたくなります 全8曲、全体で約37分。いまのアルバムでは考えられない短い収録時間です。しかしアルバムとして収録曲が多ければいいというものではなくて、勿論沢山入っていたほうが有り難いのですが、やはりアルバムとしてのまとまりなどを考えたらこの程度が丁度いいような気がしています。つまらない曲をあれこれ聴かされるよりはましというものです。という訳で優れた歌唱による聞き応えのある名曲が8曲はいったこのアルバムは聴き始めたら最後、必ず最後まで聴くことになる愛聴盤なのです 録音は今聴いてみると古さを感じさせるものの、ヴォーカルとバックのトリオとのバランスが取れていて実に自然。特にバートンの背後で鳴るベース、音量的には控えめながら存在感は抜群だし、透明な響きのピアノがヴォーカルに寄り添うように美しい。手元に残しておいて良かったと実感する一枚です |

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