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書庫好きな曲、愛聴盤100選

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モーツァルトの沢山あるディベルティメントやセレナードの中でももっとも有名かつ魅力的な一曲であるディベルティメントニ長調K334

これは若い頃から好きな曲で最初に聴いたのはエアチェックしたカラヤン/ベルリン・フィルの演奏、1965年録音の旧盤のほうです。
このカラヤンの演奏ばかり聴いてきたせいか、後に雑誌などで決定盤と評価の高いウィーン八重奏団の演奏を聴いても、なんだかさっぱりしたように思えて結局カラヤン盤に戻ってしまいます。
カラヤンは後に年にデジタル録音していますが、旧録音の良さが減じるものではないと思っています。
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有名な第3楽章のメヌエットよりも第2楽章のアンダンテや第4楽章のアダージョの美しさが際立ち、その濃厚で艶やかな美しさ!
後の、あまり知らないけどシェーンベルクを思わせるような妖しいような響きには何度聴いても魅了されてしまいます。
これはモーツァルトではない、という方がいても当然かと思いますが
個人的には抗しがたい魅力に負けてしまいます。
うまい例えではありませんが、ウィーン八重奏団の演奏が素のもり蕎麦ならカラヤンは鍋焼きうどんか!?
因みに蕎麦も大好き、鍋焼きうどんも大好きなパスピエです
ベートーヴェンの後期のピアノ・ソナタ
聴いた順番はたぶん。。。
29番「ハンマークラヴィア」32番、それから30番、31番と聴いて
最後は28番だったように覚えています。
以前ほどこれらの後期ソナタを聴かなくなりましたが、やっぱり聴きたくなるものです。
特に30番、そして28番がお気に入りになっています。
29番や32番は聴く前に心の準備が必要なのですが、28番はわりあいすんなり聴くことが出来るのです。あくまで個人的なものですが。。。

ピアノソナタ第28番 イ長調 作品101

始めのころは今ひとつつかみ所がないように思われた28番ですが、聴いていく内に、曲のメリハリ感、バランス感がとても良くて、好きという意味では後期のソナタのなかでは一番のものになっています
さりげなく始まりながら、その憂愁とも言えるベートーヴェンらしい深みをたたえた音楽から始まる第1楽章、第2楽章は行進曲風、吉田秀和氏がシューマンを先取りしたと評した生き生きとした音楽。
そして寂寥感をたたえた第3楽章を経て力強い終楽章。
変化に富んだ四つの楽章が見事に終結するベートーヴェンならではの最高傑作の一つという他はありません。
取り出すことが多いのはバックハウスなのですが、今回はクラウディオ・アラウのCDを選びました
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柔らかいながらも太いタッチのアラウのピアノ
バッハやモーツァルトも大好きですが、このベートーヴェンもやっぱり最高の一つでしょう。録音も最高!やや間接音が多めと思いますがスケール感があって眼前の演奏を彷彿とさせるフィリップスの好録音です\(^o^)/
少し前ですが拙ブログの100選についてブロ友のハルコウさんから変化球多すぎるとクレームがつきました。
個人的には変化球のつもりはなかったのですが、結果としてそうなのかもしれませんし、私はハルコウさんなどと違って筋金入りのクラッシックファンでないので通俗名曲やなどの初心者向けの曲が好きということもその一因でもあります。それにフルトヴェングラーのベートーヴェンやワルターのモーツァルトを私などが取り上げても仕方ありません
それから、こちらのほうが大きいのですが、思い入れのあるものは当然ながら若い頃に熟慮の上に買ったLPが多くなるのはしかたありません。
大学を卒業して某金融関係に就職したのですが初任給が税込みで約4万円。
ネットで検索してみたら今年はなんと25万でした
約6倍。LPの価格が当時2000円前後でしたから収入からして当時のLPへの有り難みが違うといものです。

と言うわけでまた古いLPの登場です。
ベルサイユの響き クープランの音楽
ルイ・オーリアコンブ指揮
トゥールズ室内管弦楽団
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フランス・バッロク音楽です。
バロック音楽というとビバルディなどのイタリアが優勢かもしれませんし、フランスのバロック物はこのLPやCDを含めてもたいした数はありません。
ただこのLPは何故か折に触れて聴いてきました。
昔はカセットなどに録音したり、今はHAP-Z1ESで。

はっきり云って曲自体は特に素晴らしい、というものでありません。
ただこのLPで聴ける肌触りの良いソフト&メロウサウンドを聴いていると、なんだか優雅な気分に浸れて幸せな気分になれます。
特にブランデーを舐めながら優しい響きに身を任せるのは贅沢な時の過ごし方です

このLPのライナーは舟山隆氏が担当していますが、それをここに書き写すことはとてもできません。
そこで某誌の服部幸三氏の紹介記事を載せておくことにします
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もう50年近く前のことになってしまいますが、神保町の中古レコード店に入った途端とても魅力的な、オーケストラをバックにした管楽器のメロディーが耳に入ってきました。
それがモーツァルトの「管楽器の為の協奏交響曲K297b」の終楽章だったということはその時に初めて知ったわけです。
さっそく、「これをください」と買い求めたのが、こちら
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニーによる演奏でした。
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この演奏がこの曲のスタンダードでありCD時代になっても愛聴してきました。
以降あれこれと浮気をして何枚か聴いてみましたが、結局最後はベームの演奏に戻ってしまうようです。
静かな佇まいから響く決して自己主張を感じさせない豊かな音楽
これを素っ気なくてつまらん、そんな批評を読んだこともありますが
何回聴いても飽きないのはこういう演奏ではないでしょうか?

この曲は偽作説があって、このLPの解説でもこんなことが書かれています
作品自体は完全にモーツァルト的であって、非モーツァルト的なものは一小節もないのだが、写譜そのものに関しては、力性や分節の与え方に、いかにもモーツァルトらしからぬところが多い
しかし、こんな事は学者の領域で、私にはどうでも良いこと。楽しい音楽であれば文句はないというところです。

曲自体はヴァイオリンとヴィオラの為のほうが好きだし、曲自体も上だと思うのですが思い出がある管楽器のほうにしました

ところで同曲のエアチェックテープをCD化したものが出てきました。
1997年 9月17日 ベルリン芸術週間に於けるライブ
エリオット・ガーディナー指揮
ベルリン・フィルハーモニー
同じベルリン・フィルの演奏ですが時代も変わり、指揮者も変わればこうも違うものです。


ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調作品31-3

この曲に関しては過去に何回か記事にしているくらい好きな曲です
過去の記事と重複しますが,きっかけになったのはレオナルド・ゲルバーの日本公演をFM放送で聴いてからでした。
以来この曲が気に入り、LPでも何枚か購入しましたが
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一番のお気に入りだったのがルビンシュタインのラスト・レコーディング
裏面のシューマンの「幻想小曲集」という選曲も良くて一番聴いたのがこれ
バレンボイムも良かったけれどルービンシュタインのほうが風格のようなものが感じられて好きでした。
バックハウスも最後のコンサートにこの曲をプログラムの載せていました。
残念ながらこの曲を最後まで弾き通すことが出来ませんでした。
さすが破綻があって聴くのが辛いものがあり、この盤のこの曲に関してはあまり聴いていません。

さて,きっかけになったゲルバーの演奏ですが、その日の放送は録音していました

デッキはソニーのTC-6360A、テープも同じくソニーのSLH
チューナーがトリオのKT-5000
(試しにスイッチ入れたら通電しました)
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1971年4月16日 大阪国際フェスティバルホール
このテープの再生は諦めていたのですが、昨年の夏、ブロ友の那須山さんの御厚意により聴くことが出来るようになりました。
一部テープの劣化により歪みが多く聴きづらい箇所もありますが、音量を控えめにして聴く限り50年近くほったらかしにしていたテープとは思えない再生音は十分に鑑賞に耐えるもので、あの時代のデッキもチューナーもかなりのクォリティだったのでしょう
その終楽章、上機嫌のベートーヴェンが聴けます




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