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飲酒運転

(1)《証拠略》によれば、本件事故の前日からの丙川と被告の行動等につき、以下の事実が認められる。
ア 平成一五年一一月一五日、丙川は、午後五時過ぎころから酒を飲み始め、午後七時ころまでの間に、五〇〇mlの缶ビール二本と五〇〇mlの缶入り発泡酒四本を飲んだ。
 同日午後八時三〇分ころ、被告が丙川に電話をかけ、知人である丁原宅に行こうと誘ったため、丙川は、本件車両を運転して被告を迎えに行き、被告の当時の内妻(現在の妻)の子供と被告を同乗させて丁原宅へ赴いた。
 なお、丙川と被告は小学校からの同級生であるとともに、同じ職場で稼働していたもので、特に上下関係があるような間柄ではなかった。
 丁原宅において、被告と丙川は午後八時四五分ころから共に飲酒し、丙川は三五〇mlの缶ビール一本の三分の一程度を飲んだ。
イ 丁原宅で被告が知人に電話をしたところ、知人の戊田宅で鍋をしていることが分かり、これに合流しようという話になったことから、丙川は、同日午後九時過ぎころ、上記子供と被告及び丁原を本件車両に同乗させた上で丁原宅を出発し、午後九時半ころまでには戊田宅に到着した。
 丙川は、戊田宅に到着後、翌一六日午前一時前ころまでに、三五〇mlの缶ビール二本、三五〇mlの缶に入った発泡酒四本、焼酎水割り(焼酎五、水五の割合程度)コップ四杯くらい及びウイスキー少量を飲んだ。
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ウ 同日午前一時ころ、丙川は、被告を本件車両の助手席に、上記子供を後部座席に乗せて戊田宅を出発したところ、その出発前に被告が丙川を見た時もその顔は赤くなっていたが、同人は、運転しながら更に三五〇mlの缶に入った発泡酒一本を飲んだ。
 その後、被告が歩道上に知人がいるのを発見したことから、丙川は、別紙図面の〔1〕の位置に本件車両を停車させた上、被告と共にその知人と三〇分ほど立ち話をしていたところ、そこへ被告の当時の内妻が自転車に乗ってやって来た。
 そこで、被告は、内妻及びその子供と一緒に歩いて帰宅することとし、同図面表示の交差点に向けて歩き出したところ、このようにして被告などと別れた丙川が一人で本件車両に乗り込んでこれを発進させた直後に、本件事故が発生した。
エ 本件事故は、丙川が同図面の〔×〕のところで自車の前部を二郎に衝突させたというものであるが、同図面にもあるように本件車両は既に交差点の手前で反対車線にはみ出していた。
 また、丙川が停車していた位置から衝突地点までは二九・一mほどであるが、丙川は、再発車後、衝突までに、時速三五kmくらいにまで加速していた。
 なお、本件車両は事故前から下向きの前照灯が故障していたため、丙川は補助ランプのみを点灯させて走行していたが、それでも二七m先にいる人が見通せるだけの視界はあり、本件事故当時、その視界を妨げるような物は存在しなかった。
オ 同日午前六時三一分ころ丙川の飲酒検知が行われた結果、呼気一lにつき〇・二二mgのアルコール濃度であった。なお、丙川は、本件事故からこの検査までの間は飲酒していない。
(2)上記認定事実によれば、丙川が、本件事故の際に二郎を発見するのが遅れたことについては、多分に飲酒による影響があったものと推認される。
 この点、被告は、本件事故が、飲酒による影響とは無関係な、丙川の単純な脇見運転によって発生したものである旨主張するところ、確かに、丙川の司法警察員に対する供述調書である前掲《証拠略》には、本件車両を発進させた際、被告やその内妻が歩道寄りの車道を歩いていたので、中央線寄りを走行して同人らを追い越したが、交差点の手前で安全確認をしてから加速した際に同人らが押川薬局の角辺りにいたため、同人らの方を見てクラクションを二回鳴らした後、前を見ると二郎がおり、衝突した旨の記載がある。
 しかしながら、少なくとも証拠上は、被告及びその内妻以外に、事故現場付近にいた人でクラクションを聞いたという供述をしている者はいないし、丙川は、司法警察員に対する供述調書である前掲《証拠略》において、被告がクラクションに反応して手を挙げたと述べているのに対して、被告本人は、クラクションに何の反応も示していないと供述しており、食い違いがある。
 また、上記《証拠略》によれば、丙川は、本件車両のエンジンをかけたまま停車しており、被告と別れた後すぐに同車両に乗り込んで発進させたというのであるから、被告と丙川が別れてから本件車両が交差点にさしかかるまでの時間はかなり短かったはずであるのに、被告本人は、クラクションが鳴ったとき既に発進地点から二一m以上離れた本件事故現場付近の交差点を歩いていたと述べており、不自然である。丙川の上記供述内容も、同人において車で追越したはずの被告やその内妻が、その直後に本件車両と並ぶようにして歩いていたというものであって、重大な矛盾を抱えている。
 これらの諸点に照らすと、丙川が脇見をしてクラクションを鳴らしたという事実があったかどうかは、極めて疑わしいといわざるを得ない。
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 のみならず、仮にそのような事実があったとしても、交通整理の行われていない交差点の手前で急激な加速をしながら脇見をしたということ自体が、飲酒の影響によるものと解されるところであるから(なお、上記のとおり、丙川は《証拠略》の供述調書において、交差点の手前で安全確認をしたように述べているが、しっかり前方を見ておればその時点で二郎を発見することができたはずであると考えられる。)、被告の上記主張は採用できない。
 他に、上記推認を妨げるような証拠は存しない。

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