明日の筑波走行に向けて準備します。
・ フロントゼッケンのみ取り付けます。 ・ リヤショックは、先日オーバーホールが完了した方に交換します。 ・ 全長も変わるので、ホイールを上下して合わせます。 ・ 車高調付きエンドアイで、全長は最短で365ミリほど。 ・ 1Gサグを検討し、プリロードは最弱でセットします。 ・ 準備ができたらトランポに積み込みです。明日はちょっと天気が心配ですね。 |
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こんにちは、ゲストさん
デモ車 #60改#21
詳細
長年使用しているリヤのワークスパフォーマンスですが、
先日のレースの時には既にオイル漏れが始まっていました。 そこで、次回に向けてオーバーホールします。 ・ 前回のオーバーホールからほぼ1年、左右ともオイルが滲んできました。 ・ リヤショックを外します。 ・ ベースの全長が短いので、ロッドを25ミリ延長して使っていました。 ・ バネを外すとこんな感じ。延長ロッドが仕込んであります。 ・ エンドアイを取り外すため、ジグでロッドを挟んで緩めます。 ・ 構造はこんな感じです。 ・ オーバーホール後は、PMC製の車高調アダプターで延長します。 ・ 取り付けるとこんな感じで、全長は以前の仕様とほぼ同じところからスタートです。 ・ こちらも、 オーバーホールとバネの塗装はスクーデリアオクムラさんに依頼します。 |
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TOTに向け、フロントホイールとブレーキローターを交換します。
ホイールはS1と同じDYMAGのラージハブ仕様です。 ローターはそれに合わせた弊社のS1タイプです。 ・ タイヤはダンロップα13SPをチョイス。 ・ DYMAGホイールは中古で入手したもので、仕様から1990年前後の物でしょうか。 ・ 中に入れるディスタンスカラーは軽量仕様を使います。 太いパイプ材で作ったカラーに、 センタリング用のカラーを片側のみ圧入したものです。 ・ ホイールハブの高さに合わせて長さを調整してカラーをセットします。 ラージハブなので、ホイール側にベアリングが無い構造です。 ・ ローターを置き、 専用の中空アクスルシャフトを通してカラーのセンターを出します。 ・ 通した反対側はこんな感じです。 ・ こちらからも専用ナットを装着します。 ・ 両側からスパナで締め付ければOKです。 ・ アウターローターは、S1と同寸法で製作したステンレス製です。 メーカーはレースで実績のあるプラスミューです。 ・ 頻繁に整備するので、ローターボルトは固着しないようにコパスリを塗り、 規定トルクで締め付けます。 ここは緩みやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。 ・ 全部組めたらバランス取りします。幸い、ウエイトはゼロですみました。 ・ 現状のスモールハブのDYMAGから、今回のラージハブホイールに交換します。 ・ キャリパーはS1キャリパーとほぼ同寸法の弊社オリジナルS1キャリパーですが、 パッドを外さないとホイールから抜けないので先にパッドを外します。 この作業は本物も同じです。 ・ 弊社のキャリパーは整備性を考えてブリーダーを低めに作っていますが、 それでも外す時にはここがホイールの内側にギリギリです。 ・ キャリパーは、今シーズンシールを交換したばかり。 S1と同じ大径ピストンの効きは強力です。 ・ ホイールによってローターのアライメントが微妙に違うので、 左右に余裕がないS1キャリパーは、交換の都度シム調整が必須です。 ・ パッドは継続使用します。縁に削れ残りがあるので修正します。 ・ 定盤の上にペーパーを敷き、パッドを平面に削ります。 ・ このくらいで大丈夫です。パッドはメタリカ製のCP2696用です。 ・ キャリパーを付けてからパッドを取り付けます。 ・ 来週は筑波走行の予定です。 |
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