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永い道のりでした。

光市母子殺害事件の犯人の死刑が確定した。
13年もの年月を経ても、強烈な事件だったので記憶が薄れることはなかった。
 
当時少年であった加害者はもう30歳になった。
地道な人生を歩んでいたなら、今ごろは日本を支える若者の一人に成長していたはずだろうに。
 
被害者も、加害者も、彼らを取り巻く家族親族も人生を狂わされたのだと思うと 一人の身勝手な行動が
大きな波紋となっていく恐さが身に沁む。(加害者本人は自ら狂わせたのだが)
裁判が終わって一区切りついたというだけ。 それぞれの重荷を背負うた人生はこれからも続く。
 
人は更生することができるのか、と問われても人それぞれではないかと思ってしまう。
深く反省し立ち直ることができるぐらいの人は、犯罪に走る手前で踏みとどまっているのでは、と思ってみたり。
 
生育環境などを判断基準の考慮に入れるべきという人達がいるがナンセンスと思う。
共働き家庭の子供は非行に走ると言われた時代があったが、笑い話にもならない、あれと似たようなもの。
 
人はみな違う境遇、才能、性格で生まれ落ち、
そのおかげでいろいろな個性の人物ができあがり、世間を形成していくから面白いのだ。
同じ痛みでもこれくらい大丈夫とがんばる人もいれば、ぎゃあぎゃあ騒いで我慢できない人がいるように、
すべてが人それぞれ、本人次第なのだということだ。
 
ただ人生は不公平なものだとは思う。
苦境に耐えられる強さを持って生まれた人はそれをバネに生きていけるが、弱い人はそうはいかない。
でも弱いことは反面繊細でやさしかったりもするので、一概にどちらがいいかとは言えない。
なにごとも匙加減、程度の問題かな。
 
この加害者の元少年は自分の死がちらつき始めてやっと「命」について考えるようになったようだ。
自分の死に直面しないと他人の痛みが理解できなかったというのがとても恐い。
刑が執行されるまでに人として生まれた意味をよく考えてほしい。
 
本村さんの超人的ながんばりで得た結果、亡くなった母子にせめてもの供養だと思う。
悲惨な事件が起こらない世の中であってほしいと祈るのみ。
 
 
 
亡くなられた方々、遺族の方々には本当にお気の毒としかいいようがない。
 
イレッサと聞くとHさんの顔を思い出す。
あれはだんなが手術を終え、再入院するまでの数か月間、見違えるほど元気になった頃のこと。
 
Hさんの娘さんは30代の2児の母、肺がんを患い入退院を繰り返していた。
Hさんは全国のこれはと思う医者や病院を調べ、ものすごい行動力で目新しい治療法や新薬を娘さんに
勧めていた。
 
それはもうなんとしてでも子供を助けたい親の一心でこちらのほうが胸が痛くなるような感じだった。
当時、イレッサは保険外の高価なもので、でもそれに巡り合ってどんなに救われたかと嬉しそうに
話してくださった。
アタシのだんなが食道がんだと知って、肺がんにイレッサがあるように、食道がんにも特効薬が必ずみつかる
はずだと励まされたことを思い出す。
 
でも妙に醒めていたアタシはがんに効き目があればあるほど健康な部分がダメージを受けるはずと
心の中で思っていた。薬って裏をかえせば毒だものね。
喜んでいる人に水を差すのは失礼なので黙って聞いていたけれど。
抗がん剤治療も効果があるとは思わなかったが、だんなが受けるというので本人に任せていた。
 
結局Hさんの娘さんもうちのだんなも数年前に亡くなったけれど、薬で治る病気はないと思う。
だからあたしは自力派。 他人には強要しないけど。
 
両親を見ていて感じること。
母は病院や薬が好きで(好きというと失礼だが)、じつにあらゆる薬を飲んでいた。結果現在起き上がることもできず寝たきりの入院中。
父は若いころから職場健診のたびに、胃に腫瘍あり、肺に影ありの精密検査必要と言われ続けた。
でも行かず。ようよう数年前に予約をとって検査に出かけたが説明を受けた後で拒否、逃げた。
現在、軽い痴呆はあるものの、身体はそれなりに、元気。
 
薬や病院に頼らないほうが健康でいられそう。
やっぱり少々の不調は自力で乗り切ろうと思うのよ。
 
 
 
好き嫌いはさておいて、天才的なしゃべりの紳助さんでしたね。
 
イメージ 1
さんまさんの笑いは明るい、陽です。
紳助さんの笑いはニヒル、陰でした。 でも、ツボをついてて言葉がぴったりはまってました。
 
さんまさんは明るくて楽しいけど、自分のそばに始終おられたら うるさくてかなわん感じ。
適度にしゃべって、適度に笑わせて、あとは黙って静かにしててほしいかも。
 
紳助さんは毒のある笑い、痛い笑い。
毒されたり傷つけられたりでも わかっちゃいるけど聞きたいやめられない。
そんなダークな感じかな。
 
残念だなあ、存在感たっぶりの彼が消えてしまうとは。
本当にアドリブとか掛け合いとか、絶妙な味がありましたもん。
誰をもってしても彼の穴を埋めるのは無理でしょう。
 
穴は埋まらないけど別の味わいの芸人がそのうち台頭してくるのでしょうね。
 
乱暴な言葉や振る舞いをしていたけれど、少々気弱そうにみえる紳助さん、
第2の人生を真っ直ぐに歩いてください。 
楽しませてくれてありがとうございました。
 
朝の連続テレビ小説「おひさま」がいつもより15分早く始まってから気がついた。
 
そう、また原爆の暑い夏の一日が巡ってきたんだと。
8時15分から朝ごはんを中断して式典にならい1分間の黙祷をする。
歯磨き中の娘も洗面所で黙祷してた。
 
今年の記念日は特に意義深い。
福島の原発事故。処理の不手際によるものが大きいのかはわからないが、戦争とは別の形で
多数の被爆者が出たという現実。そしてこれからも被爆し続けるだろうという恐怖。
 
式典で菅総理の言葉には心が感じられなかった。
子供達や広島市長の誓いの言葉のあとに聞かされると余計虚しく空々しく聞こえた。
誠実とか責任とかの意味のわからない総理に式典に参加されてもなあ〜。
 
広島の隣り、岡山県に生まれた母。もし広島に生まれていたらアタシ達姉妹は生まれていなかったかもしれない。
江田島の海軍学校にいた母の伯父はピカを見ただけなのに被爆したらしく若くして亡くなった。
 
昔の人たちの犠牲の上に今の平和がある。
決して忘れてはならない。
8月6日が巡るたび、思いを新たにする。
 
 
 
 

テレビに釘付け。

大地震のあったあの日。
母の病院から帰宅してテレビをつけたら びっくり仰天。
東日本で起きた地震の影響で瀬戸内海の海岸にまで津波の余波が来たのだから
いかにすさまじい揺れだったことか。。。
 
東京、栃木にだんなの兄弟家族が住んでいる。
とりあえずメールできるところには安否確認して、夜に東京の義姉からほかの親戚たちの情報TELをもらった。
 
運転中、一時停止の確認で止まったら車が数回バウンドして一瞬何が起こったのか判らなかったそうだ。
やっとの思いで帰宅すると家の壁が一部剥げ落ちガラス類は割れ、都市ガスはストップ。
電気のきている内にと、御飯を炊飯器いっぱい炊いて おむすびをつくりペットボトルに水を溜め込んだという。
 
あれから一日中テレビに釘付け。
 
命が助かってほっとしたのも束の間、すべてを失った人達は生きる気力を取り戻せるのか。
親を失った子ら、子を失った親たち。涙なしには見れない。
 
原発の被爆まで起こり原子力発電の怖さを思い知る。
被災者にはダブルパンチ、目に見えない恐怖にさらされている。
これが同じ国内で起きている、悪夢のよう。
 
阪神大震災のとき、何に一番困ったか。トイレと生理用ナプキンの不足と友人は言った。
娘とナプキンを送ろうと話している。
小さな気持ちでも思うだけじゃ届かない、急がないとね。

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