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若者に未来のない社会
多くの大学生は、80社から100社もの会社に資料請求し、数十社の説明会に出て、面接を行っている。大学3年生になると「シュウカツ(就職活動)」を始めるため、授業もさぼることがある。そうまでしても内定が取れない。しかも、新卒者を正社員として採用する企業が多いため、卒業して採用されないと派遣とアルバイトで生活しなければならなくなる。今や、全労働者の3分の1が非正規労働者だ。
大学生の就職が厳しいなら、短大生や高校生は推して知るべしである。従来は短大生や高校生が就職していた仕事に大学生が割り込んでくるようになる。労働条件が悪くても我慢して就職する人が多くなるため、企業は給料を引き下げ、労働時間を延長し、しかもサービス残業を強要する。これが「ブラック企業」と言われる会社が幅を利かせる原因である。上司から「お前は会社の穀つぶしだ」「派遣のほうがもっと働いている」「文句はノルマをやってから言え」などと暴言を吐かれる。残業は、厚労省さえ過労死の危険性があると認める、ひと月100時間以上。労働基準法など遵守する気のない企業がごまんとある。そう考えると「ブラック企業」など珍しくない。
大卒で就職した人の35%が、3年以内に離職する時代である。よほど耐えられないのである。過労死や自死者を出した企業の名前は公表すべきである。最低限そうすれば、労働者が企業に殺されることを防ぐことができるはずである。
就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に
読売新聞 5月8日(火)15時25分配信
就職活動の失敗を苦に自殺する10〜20歳代の若者が、急増している。
2007年から自殺原因を分析する警察庁によると、昨年は大学生など150人が就活の悩みで自殺しており、07年の2・5倍に増えた。 警察庁は、06年の自殺対策基本法施行を受け、翌07年から自殺者の原因を遺書や生前のメモなどから詳しく分析。10〜20歳代の自殺者で就活が原因と見なされたケースは、07年は60人だったが、08年には91人に急増。毎年、男性が8〜9割を占め、昨年は、特に学生が52人と07年の3・2倍に増えた。 背景には雇用情勢の悪化がある。厚生労働省によると、大学生の就職率は08年4月には96・9%。同9月のリーマンショックを経て、翌09年4月には95・7%へ低下。東日本大震災の影響を受けた昨年4月、過去最低の91・0%へ落ち込んだ。 |
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2012年05月13日
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