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底辺民主主義

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小沢一郎裁判に見る最高裁事務総局の悪行
 
絶対有罪に考えられていた小沢一郎元民主党代表の判決が、土壇場で「無罪」となった。小沢一郎は、裁判制度の改悪の時に、こっそり付け加えられた検察審査会という、全く公開されない秘密裏の審査会で強制起訴されたわけだが、この審査会、実際に開かれたかどうかも怪しいのである。国民の間から11人の審査員を選び、強制起訴相当という判定が出たら、さらに別の11人を選び、2回とも強制起訴相当という判定が出たら、指定弁護人が検察の役割を代替して、強制起訴すると決められている。
 
当初から全くもって不審なのは、2度開かれたはずの検察審査会のメンバーの年齢が全く同じなのである。1億人もいる国民から、211人を選んで、その平均年齢が同じになるというのは、宝くじが当たるより難しい。検察審査会のメンバーと指定弁護人は、どうやって選ぶのか、誰が選ぶのか全く不明である。開かれたはずの議事録もない。不審の塊の検察審査会。こんなもので強制起訴されて有罪判決などくらったらたまったものでない。
 
森ゆうこ議員という国会議員がいる。この女性は勇敢なことに、この検察審査会の実態を調査するよう国会の法務委員会の招集を求めた。森ゆうこ議員は、独自の調査で検察審査会が正当に開かれていない事実をつかんでいた。検察審査会が正当に開かれていなかったなら、裁判所は小沢一郎を有罪にできない。しかし、国会はあてにならない。そこで、外国人特派員協会で記者会見して海外へ訴える作戦に出たのである。ぎりぎりではあったが、これが功を奏した。
 
今回の裁判で重要なことは、我々は、最高裁判所の中にある最高裁事務総局というものを知らないできた。全国の裁判官の人事や予算を握るエリート中のエリート。もし、良心的な裁判官が、自衛隊違憲訴訟や君が代・日の丸裁判で民主的な判決でも出そうものなら、その裁判官の出世は一生期待できないものとなる。権力側に有利な判決を出す裁判だけが、最高裁事務総局から評価され、地裁から高裁へと出世街道を登っていく。だから、実際の裁判では、地裁で民主的な判決が出ても、検察が高裁へ上告すると高裁では、非民主的な判決が下され逆転敗訴となり、最高裁などでは絶対に、民主的な判決など望むべきもない。
 
東京地検特捜部による捜査報告書の偽造、最高裁事務総局による検察審査会を使った不当な強制起訴が明るみになり、彼ら自身の身が危なくなって来たため、小沢一郎有罪のシナリオを投げ捨てざるをえなくなったというのが、今回の真相なのである。
 
実に検察と裁判所は、悪いことをするものである。奴らに人を裁く権利などない。
 
 
外国人特派員協会の記者会見は実現しなかったが、下記の文書と衆参両院議長に提出した要請文を、特派員全員に配布して頂けることになった。
日本外国人特派員協会 会員各位
議会制民主主義の危機 「小沢裁判の違法性について」
 東京第五検察審査会の「起訴議決」による「小沢裁判」が明日426日、判決を迎える。
 
一昨日我々は、別紙のとおり、衆参両院議長に対して「検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会の開催について」の要請を行った。2日間で集まった136名の国会議員の署名を添付したところである。
 密室で行われた11人のくじで選ばれた国民による「起訴議決」の違法性については、別紙要請文に述べたとおりであるが、その審査の資料は東京地検特捜部が作成した「捜査報告書」である。昨日発売された週刊誌「週刊朝日」に、その一部が暴露されたが、検察は証拠がなくて小沢氏を起訴出来なかったにも関わらず、犯罪事実が確定されたと記載している。これは、捜査当局による「有印公文書偽造」であり、明らかに犯罪である。
 一人の政治家を有罪にするために、密室で、しかもいわば法律には素人の審査員を「起訴議決」に導くために、ねつ造された報告書が提出されたことが判明した以上、この裁判はただちに取りやめるべきであり、「捜査報告書」のねつ造に関わった関係者は厳正な処分を受けるべきである。またこれは組織的でなければ行い得ないことである。そうであるとすれば、日本国憲法に規定された正当な選挙で選ばれた国民の代表であり、国権の最高機関の一員である国会議員、しかも、そのような謀略がなければ総理大臣になったであろう人物を、捜査当局が不当に弾圧できることになり、これは、我が国の民主主義の根幹を揺るがすものである。
 日本のマスメディアは、このような事実を正しく報道しないばかりでなく、メディアスクラムによってその謀略に加担してきた。
 私は、真実を国民や世界に知らせるために、日本外国人特派員協会会員各位のご協力を切にお願いするものである。
      2012425
        前文部科学副大臣参議院議員 森ゆうこ
 
 
ひどい世の中になったものだ。これが都民を代表する都知事だと言うのだ。
 
「みんなの前で殴るからな」
 
4期目となった石原都知事の1年を論じた朝日新聞に対し、
 
「うそばっかり。くだらない」
「いい加減なこと書くなよ」
「覚えておけ、俺、本当にやるからな」
 
と取材に来た記者に罵声を浴びせたそうだ。石原都知事と言えば、砒素やベンゼンなどの猛毒で汚染された豊洲に、安全性についてまともに答えようとしないまま、都民の生鮮食品を扱う築地市場を強行移転しようとしている。また、都庁で仕事するのは週にたった2日とも言われ、それで年収2500万円になり、さらに1期毎の退職金が4700万円なので、すでに3期で14千万円になる。今の4期目で1億8千万円!!
 
 さらに福島原発爆発事故でたくさんの人が苦労している今でさえ、「原発を東京湾に近い鋸山(千葉県・標高329メートル)に作ってもいいと思う。ものさえきちんと作れば、津波被害を受けることはない」などと頓珍漢(とんちんかん)なことを言っている始末。
 
 原発は、被爆しながら働く原発労働者がいなければ動かすことはできない。比較的安全な所にいた福島原発の吉田所長でさえ食道がんになったではないか。原子炉に入る労働者は白血病やがん、心筋梗塞で亡くなっているのだ。最近は、大きな地震が繰り返し起きている。
 
 都知事の任期はあと3年もある。世界どこの知事を探しても、「殴るぞ」などと言って許される知事はいない。
 
「うそばっかり」「いい加減」
 
 石原都知事に、そのままお返ししたい。
韓国総選挙へ影響した朝鮮人工衛星打ち上げ実験
 
311日に行われた韓国総選挙は、事前の予想をくつがえし、大統領の与党「セヌリ党(旧ハンナラ党)」が現有議席を10議席減らしたものの152議席を確保し過半数を押さえた(定数300議席)。野党は敗北宣言を行った。
比例区での政党別得票率では、セヌリ党は42.8%で過半数を確保しておらず、今年12月に行われる大統領選の帰趨はまだ予断を許さない。
 
この選挙結果に影響を与えたものは、いろいろあるだろうが、選挙直前に行われた朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の人工衛星打ち上げ実験の影響を除外することはできないであろう。
 
韓国の選挙と言えば、必ず直前に「北風が吹く」と言われる。「北風」というのは、「北朝鮮の脅威」のことである。特に、大統領選の時は、「大韓機爆破事件」「ラングンーン爆破事件」など奇怪な事件が突発的に起こり、「北朝鮮の犯行」が大々的に宣伝され、親米与党が勝利するという図式が、何度も繰り返されて来た。
 
今回の人工衛星打ち上げ実験はどうであろうか。なぜ、朝鮮は韓国の総選挙の直前に人工衛星を打ち上げたのか。
 
そもそも、朝鮮は朝米協議が始まった12月の段階で、人工衛星打ち上げは国連の制裁決議に含まれないと主張し、アメリカもそれに異を唱えなかったのである。それも1回だけではなく、協議の中で何回も主張したのである。3月の金日成誕生100周年記念行事のひとつとして、朝鮮が人工衛星を打ち上げると。
 
なぜアメリカは、それに反対せず、3月になってから大騒ぎを始めたのであろう。これこそ、今回の韓国総選挙に向けた「北風」なのである。「北風」は自然の風ではない。人工的に作る強風である。アメリカは、わざと12月から2月までおとなしくしておいて、選挙直前になって弾道ミサイルという「北の脅威」をでっち上げたわけである。
 
日韓の政府・マスコミはアメリカのポチとなって、ギャンギャンと吠え立て、朝鮮に噛みつく醜い犬である。弾道ミサイルがいけないなら、なぜ4月に行われたインドの弾道ミサイル発射に反対しないのか。中国全域を射程に入れると言う核弾頭を装備できる弾道ミサイルである。
 
西からインド、東から在日米軍(三沢・岩国・沖縄)の核弾道ミサイル、これがアメリカの中国包囲網でなくてなんであろうか。
 
 
中国全土を射程に インドが長距離弾道ミサイル発射成功
産経新聞 419()1240分配信
 【ニューデリー=岩田智雄】インド政府は19日、核弾頭搭載可能な長距離弾道ミサイル、アグニ5(射程約5000キロ)の発射実験を行い、成功したと発表した。インドの主要メディアが伝えた。アグニ5は中国全土を射程内に収めることができるインド初の長距離ミサイル。インド政府は大陸間弾道ミサイル(ICBM)と称しており、実験に成功したことで、米中露などとともにミサイル大国になったと認識している。

 ミサイルは同日午前8時(日本時間同11時半)すぎ、東部オリッサ州沖で発射された。3段式で、高さ17メートル。固体燃料を使用した。発射を前に国防省の軍事顧問は18日付のヒンズー紙に「アグニ5は勝負の形勢を変えるものになる」と語った。今回の発射実験は中国を強く刺激することになりそうだ。

 開発済みの中距離弾道ミサイル、アグニ4(射程約3500キロ)は中国全域を射程内にとらえていなかった。アグニ5は射程内に日本全域、ロシアの大半も含んでいる。

 PTI通信によると、インドは配備までにさらに1年間、発射実験を行う予定だという。

 インドは潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も開発中で、今夏に試運転予定の初の国産原子力潜水艦アリハントへの搭載を目指しているとの地元メディアの報道もある。
「橋下首相」誕生で得をする者は誰か
 
橋下氏が大阪市長に当選してから、1ヶ月で17回もテレビに登場したそうである。テレビ・新聞・雑誌を使っての大宣伝で、橋下市長が個人のお金でまかなうとしたら、1兆円はかかるというものである。一体誰が、橋下市長を後押ししているのであろうか。橋下市長自身は、軽薄なタレント弁護士あがりで、弁ちゃらと挑発がうまいだけの存在だが、それを利用して誰が利益を得ようとしているのか。
 
『朝日新聞』091212
(橋下市長が大阪知事であった時の、大阪府議会本会議での答弁)

 共産党の小谷三鈴氏は、橋下氏が11月30日、戦闘機の一部訓練を関西空港で受け入れる案に「国から提案があるなら、議論は拒否しない」と述べたことを問題視。本会議の一般質問で「基地の即時(国外)撤去が沖縄県民の声。関西で受け入れてもいいと取られるような発言は撤回すべきだ」とただした。
 橋下氏は用意された書面を読まずに答弁した上で「僕らは米国の核の傘の中で守ってもらい、原子力潜水艦や原子力空母に守ってもらっている。これを全部国外に撤去しろということは、自分たちで核を持てということだ」と持論を展開した。
 
        日本はアメリカの核兵器で守ってもらっている
        原子力潜水艦や原子力空母に守ってもらっている
        米軍基地(核兵器つき)を撤去したら、日本は核武装するという認識

さて、①と②はアメリカ賛美で、アメリカが橋下氏を首相にすることに何のためらいもないだろうが、③はどうだろうか。アメリカが日本の核武装を許すかどうかは、議論のあるところである。日本を中国・朝鮮と対立させるためには、究極の方法であるだろうが、果たして日本の旧軍復讐派がアメリカに弓を引かないかは、アメリカとしても懸念するところであろう。
 
日本が対米自立を果たし、憲法9条を改憲し名実ともに自衛隊を日本軍にすることは、日本の保守派・反動派の悲願である。軽薄な橋下市長を操り、大衆の熱狂を煽りながら、天皇陛下万歳の思想に集約していくことこそ、「橋下首相」に課せられた任務である。
 
中国が経済発展し、名実ともに大国になる前に、朝鮮が統一され、日本に対抗する国家に成長する前に、日本の支配者は念願の核武装を完成させておきたいのである。その思想的な支柱は、天皇陛下万歳の思想しかなく、今、巷では
 
「皇太子位を秋篠宮様に移譲することを求める請願書への署名運動
日本の皇室をお守りする会」
 
などというものもあるのである。さすがに、右の立場からは天皇家に叛旗を翻す言動は取れないが、大胆不敵なデヴィ夫人は、こんなこともしてしまうのである。
天皇陛下万歳の思想は、渦潮のようにすべてのものを巻き込もうとしているのである。
大企業内部留保金 461兆円
 
富は労働者が生み出すもの
 
2010年度の大企業の内部留保金の巨大さを見よ。この10年で100兆円の増収だ。この富は、どこから生み出されたのか。富める者と貧しいもの、持てる者と持てない者。都市と農村の矛盾。永遠に解決されない矛盾は、一層激しさを増して我々の前に立ちふさがっている。
 
グローバル経済化に対応した企業本社の東京移転は、大阪でさえ税収の低下を招き、ただ東京一極だけが、肥え太る結果となっている。東京都知事石原は、前回のオリンピック誘致で大金を無駄にしただけではなく、今度は、尖閣列島まで買おうとしている。これは、法人税で焼け太った都税を使って、アメリカの中国包囲網に加担しようとするものである。わざわざアメリカで、尖閣列島の東京都所有を記者会見する態度は、「アメリカにNOと言える日本」などと言っていた気概も失い、老いてますますアメリカのご機嫌伺いと堕して(だして。堕落すること)いく老害・石原の醜い姿を映し出している。
 
大阪の地盤沈下をもたらす東京一極集中は、関西圏の企業の危機感となって、橋下を持ち上げる一因となっているのである。
 
それにしても大企業の内部留保金461兆円とは、すごいではないか。これを天文学的数字と言わないでなんと言う。これだけのお金があれば、どれだけたくさんの人が助かるだろうか。餓死する人もいなくなるし、自死する人もいなくなる。年間3万人もの人々が自死する状態が、もう13年間も続いている状態だって、明日にでもなくせる。障がいを持った人から、お金を徴収することだってなくなる。
 
「働いても働いても 我が暮らし 楽にならざりけり」石川啄木が、こう詠んでから、もう100年あまりが過ぎた。啄木自身も結核で、26歳で倒れている。
労働者が生み出す価値を奪い取られる、搾取という状態が変わらない限り、100年でも200年でも、このままなのである。搾取ということを理解し、それが怒りに転化した時こそ、日本が変わる時なのである。

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