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2014年3月緑フォーラム
福島の子どもたちの現状は
どうなっているのか」
講師;福島の子どもたちを放射能から守るネットワーク 八王子中央診療所理事長 山田 真 さん
原発事故から3年、事故を起こした東電福島第一原発は汚染を繰り返し、廃炉のめどもたたず、大地や海、そして人間や生き物への放射能汚染の実態はなかなか明らかにされません。その放射能の影響をもっとも強く受け、運命を左右されているのは福島の子どもたちではないでしょうか。 健康調査をやっても公表はしない。治療も予防もしない。あげくは「健診は本来は必要なく、住民の不安解消のためにやっている」と言い、何かあっても隠したり、放射能との因果関係はない、ということにされてしまうのです。そんな中でさえ、甲状腺がん「確定」33人、疑いは41人と公表されているのです。 原発事故以来、福島の子どもたちの健康相談を続けるほか、「子ども被災者支援法」の下での救済・保障に向けた働きかけをおこなっている山田真さんに、福島事故から3年、福島の子どもたちの状況がどうなっているのか、何がおきているのかをお聞きします。 福島の子どもたちは今はどうして過ごしているのだろう?
私たちができることはなんだろう?
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開催案内
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2014年2月緑フォーラム 築地市場移転問題の現状
講師: 野末 誠 さん 築地魚市場(株)なり市堺浜会長
日本最大規模の土壌汚染地、豊洲東京ガス工場跡地は通常売れず、塩漬けになる土地で、土壌汚染対策法の指定区域となっている以上、新市場建設は不可能な状態にあります。 ところが東京都は築地市場移転を急ぎ、東京ガスに対し汚染の除去工事ではなく、簡単な汚染拡散防止工事(100億円程度)で良いと約束をしました。一方、都民に対しては、汚染は除去され十分きれいになったと嘘の説明をしてきました。 土壌汚染対策の完了を宣言するためには、二年間のモニタリングをし、そこでの調査で、土壌汚染がなくなっていることが最低条件です。さらに、昨年12月、都が発表した豊洲での建設工事の再入札の額は、前回628億円であったものが、407億円増額され、1034億円に上り、施設規模も縮小されています。「築地の再整備より建設コストが抑えられる」という話と大きく食い違い、豊洲での新市場建設はすでに破たんしています。 築地市場移転問題の真実、そして現在の状況はどうなっているのか、野末誠さんのお話をうかがいます。一緒に食の安心・安全を考えましょう。
2月22日(土) 午後6時半から
会場: 銀河実験劇場 参加費: 500円
東京都北区神谷3-19-12 TEL03-3902-3197 (JR赤羽駅下車徒歩20分・東十条駅下車徒歩15分 東京メトロ南北線志茂駅下車徒歩5分)
GREEN FORUM 緑フォーラム 主催: 緑フォーラム 連絡先 緑フォーラム事務局 渡辺 千鶴 ☎ 090-2201-9788
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2014年1月緑フォーラム
「受け継いだ干潟と上関原発」
お話: 上関シーカヤッカー・水辺教室講師
岡田 和樹 さん 岡田さんが生まれ育った瀬戸内に残された手つかずの干潟・「ハチの干潟」に埋め立て計画が持ち上がったのは2005年2月。瀬戸内海の各地で失われていった「海のゆりかご」アマモ場が広大に繁茂し、自然海岸が広がる干潟には多様で無数の生き物たちが生息していた。何としても自分たちの世代で守り、受け継ぎたいと思い、観察会や学習会、陳情などを通して、地元の人たちや、市議会、県議会などへ働き掛け、2年の取り組みの後、反対署名を集め、2007年3月、ハチの干潟の埋め立て計画は取り下げられました。時を同じくして、同じ瀬戸内海で原子力発電所の建設計画が続いていることを知り、命や生活や今まで受け継がれてきた豊かな自然や大切な文化を守るために、中国電力に抗議をしてきたのです。2009年10月、埋め立て工事の強行に、祝島の漁船とともにカヤックに乗り阻止行動をおこなった岡田さん。日本で最後の新規立地原発を何としても止めようと行動する上関の闘いに連帯していきましょう。
日時: 2014年1月25日(土) 午後6時半から
会場: 銀河実験劇場 参加費: 500円
東京都北区神谷3-19-12 TEL03-3902-3197
(JR赤羽駅下車徒歩20分・東十条駅下車徒歩15分
東京メトロ南北線志茂駅下車徒歩5分)
GREEN FORUM 緑フォーラム
主催: 緑フォーラム 連絡先 緑フォーラム事務局 渡辺 千鶴 |
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2013年11月緑フォーラム
ドキュメンタリー上映&監督トーク
逃げ遅れる人々
―東日本大震災と障害者―
監督:飯田基晴
福島県を中心に、被災した障害者と、そこに関わる人々の証言。マスメディアでは断片的にしか取り上げられない被災地の障害者のドキュメント。
2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか?福島県を中心に、被災した障害者とそこに関わる人々の証言をまとめた。障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、また必要な情報も得られない・・・。「ここではとても生活できない」「周囲に迷惑をかけるから」と、多くの障害者が避難をあきらめざるを得なかった。そうしたなかで避難所に入った障害者を待ち構えていたのは・・・。
飯田監督は、「直面した一人一人にとってはどうしようもないことが多すぎた。映画を通じて自分にできることを考えてほしい」と訴えています。映画上映後の監督のトークもあります。一緒に考えませんか。
日時:11/30日(土) 午後6時半から
参加費: 500円 会場: 銀河実験劇場
東京都北区神谷3-19-12
TEL 03-3902-3197
(JR赤羽駅下車徒歩20分・東十条駅下車徒歩15分
東京メトロ南北線志茂駅下車徒歩5分)GREEN FORUM 緑フォーラム
主催: 緑フォーラム 連絡先 緑フォーラム事務局 渡辺 千鶴 |
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脱原発テントは何を訴えるか
講師:経産省前テントひろば広報担当 八木 健彦さん 9月緑フォーラムは、9月28日、神谷実験劇場に「経産省前テントひろば」広報担当の八木健彦さんをお招きして開催されました。八木さんは、3年間ほど北区志茂に住んでいたことがあったそうで、不思議な縁を感じました。
原発事故の収束のために東電の解体を
2011年3月の福島原発以来、事故対策と賠償をどうするのかという問題が続いています。今、汚染水の問題が突然騒がれているが、これは事故当時から問題にされてきたことで今に始まったことではありません。事故当時、地下水が原発に流れ込まないようにするための「遮断壁」が必要であることが指摘されましたが、東電は作りませんでした。それは、遮断壁を作るのに1000億円かかるからです。これでは東電に出資している株主に配当金が出せない。東電の大株主である銀行・生命保険会社が損をしてしまう。それで東電も政府も動かなかったわけです。
原発事故後、とんでもないことに原発が再稼働されてしまいました。今また東電は新潟の柏崎刈羽(かりば)原発を再稼働しようとしていますが、大株主である銀行・生命保険会社が自分たちの債権を回収するために、柏崎刈羽原発を再稼働させようとしているのです。また、東電が政府から金を引き出そうとしているのも、汚染水を含めた事故の収束のためではなく、資金を柏崎刈羽原発の再稼働に使うためなのです。ですから、原発事故の収束と東電の延命とは相いれないのです。事故の収束のためには東電の解体が必要なのです。
原発労働者は高い線量の中、低賃金で働かされています。以前は、危険手当などのピンハネが平気で行われていましたが、労働者が問題にしたので最近はおおっぴらにはできなくなりました。しかも、放射能汚染がひどいので、労働者は除染作業のほうに働きに行き、福島原発ではたらく労働者の確保が難しくなっています。事故の収束には東電の解体が必要で、労働者を準公務員のようにし、安全と健康を守る必要があります。 (この10月9日にも、6人の労働者が高濃度のストロンチウムを含む汚染水をかぶってしまった。下請けに丸投げしている東電は、「現場作業員がその通り(手順通り)にしていれば、支障はなかった」と開き直っている。編集部)。 福島原発の事故があるからテントひろばがある
私たちは2011年の9月11日にテントを開始しました。福島原発の事故を受けて、真剣になんとかしなければと思いました。自分たちはここで踏ん張らなければいけないと思いました。それをどうしたら表現できるのか。これまでのように集会→解散→居酒屋ではだめだ、日常を変え、日常をたたかいに変えなければならないと考えました。その時、安保闘争をたたかった仲間が、安保の時は、国会へ行けば、いつでも誰かがデモをしていたと言ったのです。それが、テントを作るきっかけになりました。私たちは直接に生存が脅かされている時、主権を取り返して行動しなければなりません。9.11のテント開始以来、10月27日からの3日間で福島から100余名の女性がやって来ました。それを支えようと都内から毎日1000人もの人々が駆けつけて来ました。テントは命の叫びの場となったのです。
右翼の街宣車が20-30台も連日やって来ました。夜の2時か3時だったでしょうか、7-8人の男がやって来たこともあります。その時は女性がとっさに歌を歌って難を逃れました。泊まり込むと言っても、泊まり込める人が無限にいるわけではありません。1日4−5人で週に1回の割合になるように計画しています。泊まっているのは、高齢者が多いわけで、先日の2周年記念集会では、2年の間、心筋梗塞などを起こして救急車で運ばれなかったのは奇跡だと言われました。
スラップ訴訟とのたたかい
経産省は2013年3月末、土地占有者を特定した2名を被告とする「土地明渡請求」訴訟をおこし、「土地使用料相当損害金」と称して1100万円の請求をして来ました。権力者が、抗議する人々を裁判に訴えるやり方をスラップ訴訟((英語で SLAPP=Strategic Lawsuit Against PublicParticipation、威圧訴訟、恫喝訴訟)と言います。アメリカでも問題になっています。日本ではテント広場以外では上関原発に反対する人々が4人(当初4800万円の請求、その後3900万円)、沖縄のヘリパッドへ反対する高江の人々が国により訴えられています。
1. 原発事故があったからテントがある。
2. 生存権が脅かされている時、主権者は行動の権利がある。
3. テントは2人ではない。テントの所有者はたくさんいる。裁判への「当事 者」参加の委任状が350通届けられている。
以上のことを訴えてたたかっています。
私達は訴えられた時点で1100万円の請求を受けています。結審時点ではもっと請求額が上がるでしょうから1500万円は用意しなければならないと思います。決して訴えられている2人だけに責任を負わせてはならないのです。日本の原発は、原発を集中立地させてはいけないという立地の安全性という条件を無視しています。電源3法・固定資産税・電力会社からの寄付という3つの金が原発マネーとして立地地域の買収のために使われて来ました。私達は福島とどうつながるかを念頭に行動していきます。原発の再稼働を許してはなりません。直接民主主義実践の場であるテントひろばを守り抜きましょう。
情熱的な八木さんのお話を受けて、会場からもたくさんの質問・意見が出され、熱いフォーラムとなりました。終了後の懇親会まで残っていただいた八木さんには厚くお礼申し上げます。これからもともに進んでいきましょう。
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