温泉バカンス

不当表示、分析書改ざん、無許可飲泉利用など長湯温泉で現在起こっている一連の問題を温泉レポートにて徹底追及中!

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 長湯温泉の不当表示問題を追及するレポートはまだまだ続くが、今回は少し趣向を変えて、9月24日に長湯温泉の「宿房 翡翠之庄」から私宛に届いた一通のメールをここに紹介し、その内容を検証してきたい。
 なお、以下のメールは「遊離炭酸量が激減し、もはや炭酸泉ではない状態にある長湯温泉のことを、未だに現実に即さない『日本一の炭酸泉』というキャッチコピーで宣伝するのは明らかな不当表示であり、消費者を欺く行為ではないか」という私からの問題提起に対する長湯温泉側からの回答である。
 
 本日(9月21日)、旅館組合の定例会を開催し、「日本一の炭酸泉」というキャッチコピーについて協議しました。協議結果は以下のとおりです。
1.「長湯温泉.com」のホームページ上にある「炭酸ガスの濃度は名実ともに日本一」という記述は、現状では適切でないという共通認識のもと、ホームページから削除するとともに、これに類する表現についても見直しを行う。
2.長湯温泉のキャッチコピーである「日本一の炭酸泉」は、「炭酸ガス濃度」「温泉の温度」「湧出量」の3要素に加え、温泉施設の充実(条件整備)、温泉資源涵養条例などを総合した地域全体を表現しているものであり、炭酸ガス濃度が高いことのみを根拠にしているのではないことを確認した。
3.「日本一の炭酸泉」というキャッチコピーについては、2の内容を明記し誤解を招かないことを前提に、今後も継続できないか慎重に検討する。
4.現在把握している炭酸ガス濃度は、分析時期、方法等にバラツキがあるため、25日以降、構成組合員が同一条件のもとで正確な値が把握できるように炭酸ガス濃度を再度測定する。
5.現在、分析表や炭酸泉の基準等温泉行政の改善点について、首藤県議のほうで、中央温泉研究所など公的機関と協議している。また、今後も働きかけていく。


(1.)に関しては、長湯温泉側も事実ではない記述があったことを素直に認めているので、異論はない。
 ただし、(2.)の文章は意味が良くわからない。『「日本一の炭酸泉」の根拠が炭酸ガス濃度が高いことのみを根拠にしているのではないことを確認した。』と書かれているが、そもそも二酸化炭素含有量が炭酸泉の規定値である値に達していなければ、「日本一の炭酸泉」はおろか、「炭酸泉」を名乗ることさえできないではないか。そして、「奥豊後温泉文化伝」に紹介されている長湯温泉の22の温泉施設の全てが「炭酸泉」に該当しないのだから、いくら『「温泉の温度」「湧出量」の3要素に加え、温泉施設の充実(条件整備)、温泉資源涵養条例』が素晴らしいと主張しても、全く意味をなさない。ナンセンスである。というのも、炭酸泉の規定値である1000mg/kgという値は、炭酸泉を名乗るには絶対必要条件なので、その数値にすら達することができない長湯温泉は、前述したように「日本一の炭酸泉」はおろか、「炭酸泉」を名乗ることさえできないのだ。
 以上のことを踏まえれば、(3.)にあるような『「日本一の炭酸泉」というキャッチコピーについては、2.の内容を明記し誤解を招かないことを前提に、今後も継続できないか慎重に検討する。」という結論に達したというのは非常に不可解である。長湯温泉が現在、不当表示問題において非常に危機的な状況にあるということを長湯温泉側は未だに気づいていないのだろうか?それなのに、「今後も継続できないか慎重に検討する。」とは一体どういうことか。理解に苦しむところである。
 私が長湯温泉の関係者ならば、むしろ、以下のような考え方をするだろう。
(1)現状の長湯温泉の源泉は「日本一の炭酸泉」を名乗る上に置いて、絶対必要条件である「遊離炭酸の規定値」を下回っている。
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(2)ということは、「炭酸泉」を名乗ることさえできないので、当然のことながら「日本一の炭酸泉」を名乗るなど言語道断である。それどころか、そう名乗ることによって、明らかな誇大広告および不当表示となってしまい、場合によっては訴えられる可能性も出てくる。また、景品表示法違反で公正取引委員会より排除命令が出される可能性も否定できない。
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(3)そうなれば、長湯温泉に関する信頼や信用は全くなくなってしまう。
 そうならないためにも、一刻も早く「日本一の炭酸泉」の看板をおろし、今まで誤った表示をしてきたことに関して謝罪記者会見を開き、事実の経緯をマスコミ各社に公表する。そうすることで、消費者への最低限の説明責任を果たすことができる。

 いかがだろうか?良心のある関係者ならば、このような行動を迅速に取るだろう。長湯温泉に良心はあるのか?それとも・・・?そのことに関しては、今後の長湯温泉の対応を注意深く見守って判断したい。
 ただし、八月上旬に送った「長湯温泉の温泉施設で炭酸泉の基準を満たす施設は一体、どこにあるのですか?」などという簡単な質問への回答が未だ返ってきていなかったり、遊離炭酸量が炭酸泉の規定値に達していない「大丸旅館内湯」や「天満湯」のことを「炭酸泉」だと断言したりするなど、長湯温泉側の対応は現状のところ大変不誠実で、どう贔屓目に見ても全く評価できるところがない。

 話がそれたので、本文に戻ろう。 
(4.)の「炭酸ガス濃度を再度測定する。」ということに関しては、分析許可の認定を受けている分析機関が正しい測定方法で測定するという条件ならば、賛成である。
(5.)の「現在、分析表や炭酸泉の基準等温泉行政の改善点について、首藤県議のほうで、中央温泉研究所など公的機関と協議している」という文章の中の「改善点」が何を表しているのかよくわからないので、これに関しては長湯温泉へ質問のメールを送ってみることにする。


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