温泉バカンス

不当表示、分析書改ざん、無許可飲泉利用など長湯温泉で現在起こっている一連の問題を温泉レポートにて徹底追及中!

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 「奥豊後温泉文化伝」(2006年3月発行)に掲載されている長湯温泉の温泉施設(全22施設28源泉)の遊離二酸化炭素含有量をこのレポートの(9)で公表したが、そこには、ラムネ温泉及び御前湯の最新のデータが反映されていなかった(※1)ので、あらためて最新のデータを加味して、全源泉の平均値を割り出してみると、その平均値は332.48mg/kg(ppm)となった。詳細は以下の通りである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <長湯温泉の各温泉施設の遊離炭酸含有量・改正版>※左から、施設名、遊離炭酸含有量《単位は全てmg/kg(ppm)》、分析年月日の順に並べた。
(1)御前湯 (46.8℃の源泉)296.8  (47℃の源泉)71.5 (31℃の源泉)106.8 平成17年10月27日
(2)千寿温泉 256.9  平成17年1月12日
(3)ながの湯 462.1 平成11年8月20日
(4)旅の宿上野屋 349.5 平成17年1月12日
(5)丸長旅館 144.0  平成12年2月15日
(6)万寿温泉 大山住の湯 195.8  平成10年12月16日
(7)水神之森 927.7  平成10年4月13日
(8)豊泉荘別館 468.7  平成17年3月16日
(9)山の湯かずよ 297.0  平成7年5月10日
(10)宿房翡翠之庄 159.8  平成16年12月21日
(11)かじか庵 464.3  平成17年3月16日
(12)長湯憩いの家 226.0  平成17年1月12日
(13)旅館紅葉館 144.0  平成12年2月15日
(14)国民宿舎直入荘 (源泉1)649.0 (源泉2)477.4  平成11年4月12日
(15)大丸旅館 (源泉1)137.0 (源泉2)132.0  平成7年3月8日
(16)御宿友喜美荘 155.4 平成17年1月12日
(17)旅館中村屋 
   (源泉1)208.3 (源泉2)274.5 平成17年1月12日
(18)やすらぎの宿 かどやRe 353.9 平成17年1月12日
(19)長生湯 539.3  平成17年1月12日
(20)天満湯 111.2 平成17年1月12日
(21)ラムネ温泉 (32℃の源泉)669 (42℃の源泉)510 平成17年7月22日
(22)ガニ湯 521.7 平成17年1月12日
 上記22施設28源泉の平均値 332.48

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 ラムネ温泉と御前湯の最新の分析表データを加味すると、その平均値は、このレポート(9)で公表した366.03mg/kgから30mg/kg程度減少し、最終的には332.48mg/kgとなった。

 上記の分析結果から、以下のことがわかる。

(1)上記22施設28源泉は全て炭酸含有量が炭酸泉の基準値(1000mg/kg)に達していない。
(2)したがって、
上記22施設28源泉は全て炭酸泉ではない。
(3)上記22施設28源泉の平均の炭酸含有量は、炭酸泉として必要な炭酸含有量の最低ライン(1000mg/kg)の33%程度しかない。
(4)上記22施設28源泉のうち、100ppm以下のものが1源泉、100ppm台のものが9源泉、200ppm台のものが5源泉ある。
したがって、28源泉のちょうど半分以上にあたる15源泉が299ppm以下という低含有量の源泉である。


 このデータを見れば、長湯温泉が炭酸泉でないことは一目瞭然であろう。
 しかし、それでもなお長湯温泉は「日本一の炭酸泉」というキャッチコピーに拘泥し、分析表を無視した偽りの泉質名を名乗り続けている。これはある種の泉質偽装といっても言い過ぎではないだろう。
 一昨年、白骨温泉野天風呂への入浴剤混入事件を皮切りに、温泉偽装問題が世間を騒がせたが、この長湯の偽装問題は、それらの問題よりもより複雑で、巧妙なものである。
 このレポートでは、この様々な問題をはらんだ長湯温泉の偽装問題を引き続き、掘り下げて追求していくつもりである。
 
 ところで、私がこの問題を認識してから、様々な方面から長湯関連の資料を収集した。その資料は膨大な数にのぼるが、資料を収集するにつれ、長湯温泉に関する不当表示は、概ねこの10年の間に集中的に行われていたことがわかった。そして、不当表示以外にも、その資料の中から不可解なものが浮かび上がってきたのであるが、その問題に関しては、いずれこのレポートで鋭くその全容を明らかにしていきたい。

(※1)ラムネ温泉には平成17年7月22日の分析表があるのに、2006年3月発行の奥豊後温泉文化伝にはそれ以前の古いデータが掲載されていた。また、同様に御前湯にも平成17年10月27日測定の分析データがあるのに、平成10年10月14日の古い分析データを載せていた。


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