温泉バカンス

不当表示、分析書改ざん、無許可飲泉利用など長湯温泉で現在起こっている一連の問題を温泉レポートにて徹底追及中!

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 前回のレポートで、長湯温泉にある22の温泉施設の遊離炭酸含有量(改正版)を公表した。
 今回はその22施設以外で、新たに二酸化炭素の含有量が判明した温泉施設が二箇所あるので、ここに紹介したい。

 まず一つ目は郷の湯旅館である。この旅館は長湯温泉にありながら、旅館組合には加盟せずに独自路線を貫いているというユニークな温泉旅館だ。
 分析表によると、郷の湯旅館の遊離二酸化炭素含有量は176mg/kgで、泉温51.8℃のマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉である。
(分析日:平成11年12月15日)
 したがって、郷の湯旅館は遊離二酸化炭素含有量からも、泉質名からも他の長湯の温泉施設と同様に炭酸泉でないことがわかる。
 しかし、この郷の湯旅館は長湯の大多数の温泉施設が使用している「日本一の炭酸泉」というキャッチフレーズを一切使わず、宣伝しているところが素晴らしい。(このような客観的事実に基づいた当たり前の宣伝手法を通例、素晴らしいとは言わないだろう。ただし、事実に反する表示を行っている温泉施設が大多数の長湯温泉で、あえてそれを行わない姿勢と言うのは非常に貴重で、そういう意味では、やはり素晴らしいと思う)
 この郷の湯旅館のホームページをご覧頂きたい。
http://www.mirakuru.jp/satonoyu/
 そこには一切、「日本一の炭酸泉」という文字がない。そればかりか、炭酸泉という文字すらないのである。
このホームページ以外にも、ある雑誌で同旅館の広告を見たが、その広告は「嘘・大袈裟・紛らわしい」という部分が一切なく、全て客観的事実に基づいた非常に真っ当な雑誌広告であった。本来の広告というものは、嘘のない公正なものであるべきだが、不当表示がまかり通る長湯温泉の中で、このように真っ当な広告・宣伝を行うことは非常に勇気のいることだろうし、その姿勢には感服した。
 なお、長湯の旅館組合に加盟する旅館の中でも、一部、この郷の湯旅館のように「日本一の炭酸泉」や「炭酸泉」という表示を外している旅館もあるが、その件に関してはまた回を改めて、じっくりと検証していきたい。

 話がそれてしまったので、本題に戻ろう。
 二つ目はドイツ村温泉である。このドイツ村温泉は、知らない方も多いだろうが、長湯温泉の温泉街とは、かなり離れた高台にある温泉施設である。
 ドイツ村温泉の二酸化炭素含有量はわずか23.2mg/kgしかない。これは、炭酸泉として必要な二酸化炭素含有量の最低ライン(1000mg/kg)のわずか2.32%に過ぎない。
 また、泉温も32.8℃しかなく、泉質も長湯には珍しい単純温泉である。
(分析日:平成6年9月26日)
 なお、このドイツ村温泉は以前、日帰り入浴も可能だったのだが、いつの間にか宿泊者しか入れないようになってしまった。
 ただし、現在のドイツ村温泉は温泉が止っているので、宿泊者でさえ浴場を利用することができなくなっている。私もつい先日、このドイツ村温泉の前まで行ったのだが、温泉施設に関しては、完全に閉鎖状態であった。
また、近くにある飲泉場も温泉がストップしているので、せっかく行っても飲むことができないのが残念である。なお、利用再開時期に関して関係者に聴いたところ、現在再開の目途はたっていないとの回答を得た。
 したがって、ドイツ村温泉がこのまま閉鎖されたままになるのか、再開するのかは現時点では全くわからない状態である。

 さて、今回新たに紹介した郷の湯旅館とドイツ村温泉の遊離二酸化炭素含有量を、前回紹介した22の温泉施設に加えて、平均すると以下のような数値になる。

長湯温泉の24施設の平均遊離二酸化炭素含有量:316.95mg/kg

 今回、新たに二つの温泉施設の数値を加えたために、長湯全体の平均含有量は前回の平均値(332.48mg/kg)よりさらにダウンしてしまった。
 これにより、ますます長湯温泉が使う「日本一の炭酸泉」というキャッチコピーと現実の長湯温泉の源泉の状況は遠くかけ離れたものになってしまっていることがわかるだろう。
 ここであらためて提言しよう。
 長湯温泉旅館組合は、事実に反する「日本一の炭酸泉」や「炭酸泉」という表示を一刻も早くやめるべきである。
 これ以上、このような不当表示を続けることは、利用者を混乱させるばかりだけではなく、長湯温泉自体にとっても大きなマイナスである。


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