温泉バカンス

不当表示、分析書改ざん、無許可飲泉利用など長湯温泉で現在起こっている一連の問題を温泉レポートにて徹底追及中!

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

 前回、前々回のレポートでは、松田忠徳氏が長湯温泉に関して自著の中で、繰り返し事実に反する記述を繰り返してきたことを紹介した。
 今回のレポートもそれに関連した話題である。

 NHK教育テレビで現在も放送中の「知るを楽しむ」という番組があるが、松田忠徳氏は2006年2月期に「本物の温泉」という題目で、この番組の案内人を担当していた。
 今、手元にこの番組のテキストがある。
 タイトルは「NHK知るを楽しむ なんでも好奇心2−3月」(2006年2月発行、日本放送出版協会)というものだが、このテキストの中にも長湯温泉に関して、事実に反する記載内容があったので、それをここで紹介したい。

 このテキストの24ページにある見出しには、長湯 高温上質な炭酸泉が湧く現代の湯治場」と書かれている。
 また、本文には、「国道も鉄道駅もない、人口三〇〇〇人にも満たない地域に年間八十万人以上が訪れる。目的は、血行をよくすると伝えられる上質な炭酸泉。低温の鉱泉として湧き出すことが多い炭酸泉が、ここでは温かみのある湯となって湧出する。」(p24)との記載がある。
 しかし、このテキストが出版された2006年2月当時、長湯温泉には炭酸泉は存在しなかった。詳細に関しては、このレポートの(9)、(15)、あるいは(23)をご参照いただきたい。そこには長湯温泉の各入浴施設の遊離炭酸含有量が記載されているが、その遊離炭酸含有量が炭酸泉の基準値である1000mg/kgを超える施設は一軒もない。
 したがって、この「炭酸泉」という記述は明らかな誤りである。
 ところが、テキストでは以下のように、その後も長湯温泉に関して事実に反する記述が頻出する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
濃密な炭酸泉では、微小な気泡が全身を包む(p26)
泉質は炭酸泉ですが、その密度が日本にも二つとないほどに高く、しかも炭酸泉といえば冷泉であることが多いのに、四十度以上の温かな湯として湧出するのです。(p67)
・長湯温泉の特色として、自慢の炭酸泉を飲むことが出来る「飲泉場」が設けられていることが挙げられます。(p67)
濃度の高い炭酸泉は、日本が温泉に恵まれた国であることを実感させる。期待度の高い温泉地。(p76)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 繰り返しになるが、上記の「炭酸泉」という記述は全て事実に反する、誤った記述である。
 それにしても不可解なのは、松田氏がこのテキストを作成するにあたって、何故、「”非”炭酸泉」である長湯温泉を「炭酸泉」と記載・紹介したのかということである。
 もし、松田氏が長湯温泉の各源泉の分析書を見たならば、長湯温泉の各源泉が「炭酸泉」でないことは簡単にわかったはずである。
 あるいは、竹田直入町温泉連絡協議会企画・発行の「奥豊後温泉文化伝」(2005年3月発行、2006年3月改訂版発行)を一読していれば、この冊子に紹介されている長湯温泉の全22の入浴施設が全て「炭酸泉」ではないことに気付いたはずだ。(この冊子に記載されている長湯温泉の温泉施設の泉質名は全て単なる「炭酸水素塩泉」であり、「炭酸泉」ではない)
 ところが、上述したように松田氏はこのテキストで長湯温泉が「炭酸泉」であると繰り返し述べている。
 以上のことから、松田氏は本テキストの文章を作成するにあたって、長湯温泉の各施設の分析書の確認を怠ったのではないかと思われる。
 いずれにせよ、このテキストを読んだ人達は、松田氏による上記の説明を全て事実だと誤解した可能性が高い。何といっても松田氏はこのテキストの略歴でも”日本初の「温泉学の教授」”(p7)と紹介されており、温泉評論家としての知名度も高いので、この記述に疑問を持った人はほとんどいなかったではないか。
 そういった意味でも、本テキストで事実に反する内容を書いた松田氏の責任は重大であり、公共放送であるNHKの教育テレビで事実に反する情報が放送されたという点は大きな問題であろう。
 NHK及び松田氏はこのテキストを作成するにあたって、長湯温泉に対してどのような取材を行ったのか、そしてどのような経緯で事実に反する内容がテキストに掲載されたのかという点を明らかにすべきである。

閉じる コメント(6)

顔アイコン

新進気鋭ね〜それは第三者が使う言葉であって己から使う言葉じゃないよね〜ここは『自称』を入れるべきじゃないのかね?君が長湯温泉の『日本一』にケチを付けたようにせめて『自称』と名乗るべきだ!!はっきりいって僕の周りじゃ君の事誰も知らないよ。新進気鋭なら名前くらい聞いた事あるだろうが知らないからね〜『自称』を名乗りたくないなら『新進気鋭』を名乗るのを辞めなさいよ!確かに君の温泉に対する知識情熱は素晴らしいものがある。でも『新進気鋭』は自分が名乗る事じゃないよ!それこそ『日本一』と名乗っていた長湯温泉と同じ事じゃないのかね?他のキャッチコピーにケチつける前に自分のキャッチコピーを恥じなさい。

2007/8/28(火) 午前 10:19 [ 通りすがり ]

顔アイコン

評論家をなのるならどんな研究してるの?
その論文なり代表作な本とかだしてるの?
このプログ見てる限りじゃ普通のライターも出来ないとおもうけどw

上記の人と同意見〜自分は適当に名乗ってるのに人は許さないのね

初めて反吐がでるようなプログみました

2007/9/11(火) 午後 5:12 [ ryu*h05 ]

顔アイコン

通りすがりさんへ
広辞苑によると、「新進=新たにすすみ出たこと。また、その人。」
「気鋭=意気込みの鋭いこと。」という意味が書かれています。私が「新進気鋭」ということばを使っているのは上記の意味の通りです。パンフレットや旅館の言い分をそのまま受け売りで書かず、しっかりと調査して記事を作成する、そして迎合した文章は書かないという意味で気鋭なのです。

2007/9/13(木) 午後 2:32 [ gre*n*rain*nd*ed*ar ]

顔アイコン

こぶちゃんさんへ
「日本一の炭酸泉」のキャッチコピーに関しては、賛否両論あるようですが、ラムネ温泉の無許可飲泉利用や分析書の改ざんに関してはどう思われるでしょうか?これらは完全な違法行為であり、正論も異論もないと思います。行政側がこの問題にどう取り組むのかということを今、見守っています。詳細に関してはこの一連の温泉レポートに書かれているので、是非ご一読ください。

2007/9/13(木) 午後 2:38 [ gre*n*rain*nd*ed*ar ]

顔アイコン

ryush05さんへ
残念ながら、論文も本も出していませんが、この温泉レポートには膨大な時間と費用、そして情熱を賭けて取り組んでいます。長湯温泉を調査するうち、ここに今までに書いていないことも含めて様々な疑惑や問題が出てきました。まさに温泉業界の裏側というべきものも垣間見たのですが、その一端は、今後のこのブログで明らかにしていきたいと思います。それにしても、「反吐が出る」というのは残念です。最初から最後まで一読すれば、一連の長湯問題の本質がどこにあるのかということが見えてくると思うのですが・・・。

2007/9/13(木) 午後 2:47 [ gre*n*rain*nd*ed*ar ]

顔アイコン

こぶちゃんさんへ
掲示で最も重要なのは「適応症」ではなく、「禁忌症」なんですが、その部分を意図的に消すというのはやはり許されません。
この場合、「禁忌症」にあたる病気の人が入浴するのは大きなリスクを伴います。現在は保健所の指導により、問題の分析表は撤去されましたが、逆に行政側にこのことを伝えていなければ、現在もそのまま放置されていた可能性があります。

2007/9/23(日) 午後 2:08 [ gre*n*rain*nd*ed*ar ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事