温泉バカンス

不当表示、分析書改ざん、無許可飲泉利用など長湯温泉で現在起こっている一連の問題を温泉レポートにて徹底追及中!

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 以前、長湯にあるラムネ温泉館で、分析機関が作成した分析書の内容を著しく改ざんした虚偽の分析表が館内に掲示されていた事実をこのレポートで報告した(※1)が、長湯温泉の有名旅館「大丸旅館」の館内においても、分析書の原本を著しく改ざんした分析表が館内に掲示されていたことが判明した。
 改ざんされた分析書は平成7年4月14日に大分県衛生環境研究センターにより作成されたものである。
 なお、この分析書は大分県竹田保健所にも提出されており、大丸旅館の温泉利用許可台帳(台帳番号93)の「掲示内容」の項目にも、この分析書の原本に準じた内容が記載されている。
 それでは、一体分析書のどの部分が改ざんされていたのか。
 改ざんされていた内容は以下の通りである。
 
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(1)申請者名を変更
(2)分析書の日付を「平成7年4月14日」から「平成18年10月11日」に改ざん
(3)分析機関名を「大分県衛生環境研究センター」から「社団法人 大分県薬剤師会」に改ざん
(4)炭酸水素イオンの数値を「2510.0」から「1630.0」に改ざん
(5)遊離炭酸の数値を「132.0」から「739.0」に改ざん
(6)浴用の禁忌症の欄にある「重い心臓病」を削除。
(7)浴用上の注意事項にある「原則として、次の疾患の者は高温浴(42℃以上)を禁忌とする。高度の動脈硬化症 高血圧症 心臓病」という部分を削除。

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 さらに、保健所に提出されている大丸旅館の分析書別表には、「飲用の適応症」「飲用の禁忌症」「飲用上の注意事項」の欄に「この温泉は飲用の許可を受けていないので飲用しないでください。」と記載されていた。
 ところが、大丸旅館の館内に掲示されていた分析表の「飲用の適応症」の欄には「慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病」とあたかもこの源泉が飲用できるかのように書きかえられており、さらに、「飲用の禁忌症」の欄も「肝臓病、その他一般にむくみあるもの」と、書きかえられていた。

 今回の分析書の改ざんは、以前に報告したラムネ温泉館の分析書改ざん事件と同様に、温泉法第14条第1項の規定に違反するものが複数含まれているが、分析年月日や分析機関名、そして分析書の数値までも改ざんしている点において、ラムネ温泉館の分析書改ざん事件よりさらに悪質なものといえる。
 保健所に提出された分析書の原本の複写と館内に掲示されていた分析表を見比べると、その改ざんの内容がはっきりとわかるが、これは分析書の改ざんというよりも、もはや分析書の偽装あるいは捏造と言っても言い過ぎではないだろう。
 次回のレポートでは、この大丸旅館の分析書改ざんをより詳細に掘り下げて解説していくとともに、その偽装が行われた背景や、長湯温泉における一連の不正行為に関しての行政側の対応にも言及していきたい。

(※1)詳細に関しては、当ブログの温泉レポート”長湯温泉は「日本一の炭酸泉」か?”の(19)〜(21)を参照されたい。

<写真の解説>大丸旅館の男女別浴場の脱衣場に掲示されていた、偽装分析表。(大丸旅館にて2007年9月撮影)

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このページは少し疑問だな
古い分析表を再利用ているんじゃないかな
とり急ぎの作業の感じが受けるよ
(6)(7)は炭酸水素塩泉だから
君が正解 だけど

2007/12/12(水) 午後 11:28 [ こぶちゃん ]

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こぶちゃんさんへ
(6)と(7)は炭酸水素塩泉か炭酸泉かに限らず、あらゆる温泉の分析書に必ず明記されているものなので、これを削除するのは違法行為です。特に、禁忌症の項目は非常に重要な項目なので、削除なんて許されるはずがありません。
ちなみに、この偽装分析表を私が現地で確認したのは昨年の9月ですが、ある温泉関係の知り合いの方によると、昨年の10月の段階でも、まだ掲示してあったそうです。

2008/1/24(木) 午後 10:17 [ gre*n*rain*nd*ed*ar ]

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bowfintr21 さんへ
書き込みありがとうございます。
ご覧の通り、ラムネ温泉に続いて、大丸旅館でも分析書の改竄が明らかになりましたが、この両施設の経営者は同一人物です。
重い罰則規定のあるこの違法行為に関して、大分県はどのような措置を取るのか、慎重に見守る必要があるでしょう。
昨年のミートホープ社の偽装のように、行政側がこの問題をこのまま放置するようなことがあってはなりません。
そうなれば、行政側にも責任を負うことになるでしょうから、行政側には賢明な対応してもらいたいものです。

2008/1/24(木) 午後 10:29 [ gre*n*rain*nd*ed*ar ]


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