温泉バカンス

不当表示、分析書改ざん、無許可飲泉利用など長湯温泉で現在起こっている一連の問題を温泉レポートにて徹底追及中!

青森県の温泉(2)

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FILE#42 大鰐温泉 山吹湯

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大鰐温泉 山吹湯 ★★★★

 大鰐温泉は約800年前に開湯されたと伝えられる津軽地方を代表する温泉で、太宰治の紀行小説「津軽」の文中にも少し登場する。明治時代に国鉄(現JR東日本)の奥羽本線大鰐駅(現大鰐温泉駅)が開業してからの一時期は湯治場として賑わいを見せたというが、現在の温泉街はやや寂れた雰囲気が漂っている。ただ、弘前から距離的に近く、温泉街もJR大鰐温泉駅や弘南鉄道大鰐駅から歩いてすぐという点から考えれば、アクセスには比較的恵まれていると言えるだろう。
 大鰐温泉には何軒かの公衆浴場があるが、山吹湯はその内の一つで、有人の古びた公衆浴場。男女別浴槽が一つずつというシンプルな構成で、地元の人に愛されている公衆浴場という印象だ。
 分析表(分析年月日:平成7年11月16日)によると、山吹湯は泉温68.6℃のナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉で、源泉名は大鰐統合泉(青柳3号源泉、石原源泉、植田源泉)となっている。おそらく大鰐温泉全体で集中管理されている源泉であろう。主成分はナトリウムイオン588mg、カリウムイオン35.5mg、カルシウムイオン190.2mg、塩素イオン895.5mg、硫酸イオン422mg、炭酸水素イオン149.5mg、メタケイ酸50.7mgメタホウ酸17.9mg、遊離二酸化炭素22mgなどで成分総計は2383mg/kg。湯にはさしたる特徴はなく、無色透明無味無臭であったが、タイル張りの源泉に熱い源泉が掛け流されていて、好感を持った。こういうシンプルな掛け流しの公衆浴場を見ると、心底ほっとする。
 私が今までに大鰐温泉を訪問したのは2004年8月と2005年4月の計2回。2005年4月の訪問時には、まだ温泉街のあちらこちらに雪が残っており、温泉街を流れる平川沿いに数羽の白鳥が佇んでいたことを記憶している。
(訪問日:2005年4月1日)

住所:青森県南津軽郡大鰐町
入浴料金:大人220円
入浴可能時間:6:00〜10:00、15:00〜21:00
定休日:毎月15日、25日

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みちのく温泉旅館 ★★★★

 青森県の津軽地方を走る五能線沿いにある温泉地としては、黄金崎不老不死温泉があまりにも有名だが、もう一つ忘れてはならない温泉がある。不老不死温泉と同じ町内にあるみちのく温泉である。
 みちのく温泉の泉質は不老不死温泉と似た高張性の強食塩泉であるが、みちのく温泉の特徴は遊離二酸化炭素の含有量が4004mgと極めて多いこと。ただし、源泉温度が高いため、浴槽内では二酸化炭素による泡つきは全くなかった。おそらく浴槽に注がれる前に一気に気化してしまうのであろう。
 分析表によるとみちのく温泉は泉温60℃(気温13℃)の含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物強塩温泉(中性高張性高温泉)で、成分総計は25.53g/kgという濃厚なもの。湧出量は毎分119Lで、PH6.6(湧出地)。主成分はナトリウムイオン6100mg、カリウムイオン320mg、マグネシウムイオン595mg、カルシウムイオン670mg、第一鉄イオン18.8mg、塩素イオン11010mg、硫酸イオン1043mg、炭酸水素イオン1617mg、メタケイ酸114.5mg、メタホウ酸33.3mgなど。その他、亜鉛も5.31mg含有している。源泉は昭和56年にボーリングにより誕生したとのことで、掘削後、動力により揚湯されている。
 源泉は無色透明だが、浴槽内では茶褐色に濁っている。浴槽からは金気臭ではない独特の臭いがして、舐めると強い塩味がした。泉温は内湯が熱く、露天は温めである。湯は内湯の方が新鮮に感じた。浴槽の下に析出物があったのが印象的である。源泉温度が高いにも関わらず加水をしていないのは評価できよう。露天風呂は内湯に隣接したものの他に、五能線の線路のすぐ近くに位置する、屋根つきのものもある。そこからは線路の先に日本海も望める。
 私がみちのく温泉を訪れたのは2005年の3月末日であった。運行本数の少ない五能線のディーゼルカーに乗って、一路、みちのく温泉の最寄り駅である艫作駅に向かっていたのだが、艫作駅の一駅手前のウェスパ椿山駅で日没を迎えてしまった。日が暮れて夕闇の迫る中、ようやく辿り着いたみちのく温泉旅館は鄙びた木造の一軒宿であった。ほっと一息ついて、旅館の露天風呂に浸かり、刻一刻と暗くなっていく日本海を眺めていると、妙に寂しい気持ちになった。
 宿の女将が、一泊二食6000円にまけておくから今夜はここに泊まっていけばいいと勧めてくれた。その好意は有難かったが、もし今夜、ここで一泊すると翌日以降のスケジュールが大きく乱れてしまうので、泣く泣く断り、線路沿いを艫作駅に向かったのであった。しばらくして、艫作駅に鯵ヶ沢行きの列車がやってきたが、客は私以外に誰もいなかった。
(訪問日:2005年3月31日)

住所:青森県西津軽郡深浦町大字艫作字鍋石76−2
TEL:0173−75−2011
日帰り入浴時間:10:30〜20:30
入浴料金:450円

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