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先日、夕暮れ時に自宅アパートに戻ってくると、建物の反対側から制服姿のおまわりさんらしき人と鉢合わせになった。まさか私に用はあるまいと思ったのに声をかけられた。結構物柔らかな感じで、このアパートにお住まいですかと聞かれたので、そういうあなたはどなたですかと返すと、警視庁の者です、と制服上のワッペンを示しながら、その人は言った。 「ここで何かあったのですか?」と尋ねてみた。まずはそう思うではないか。いるはずのない人がいるのだもの。ドロボー?不審者? すると、えーっ!と驚く答えが返ってきた。 「いま一軒一軒訪ねまわって、住人の方に何か緊急事態が起きたとき、すぐにご家族などに連絡が付けられるよう、緊急時の連絡先をお尋ねして回っているのです。よろしければ、この用紙に記入していただきたいのですが、、、。」 「?!。。。。」 「お一人でお住まいの方は日頃から緊急時のことなど気がかりだと思いますが、そういう事態の時もすぐ知らせるべき方に連絡が付きます。住民の安全のために協力いただけませんか?もちろん警察以外で情報を使用することは絶対にありませんから、心配はいりません。」 一軒一軒というけれど、対象となっているのは恐らく安アパートだけだろう。ボロアパートに誰が住んでいるのか、その上そいつが誰とつながりがあるか、そんな調査を始めているようであった。それにしてもアプローチの何と酷い、まずい、へたくそな話。 「その用紙見せてくれますか?」 「書いていただけますか?」 「見てから考えます。」 「じゃあ、少し待ちますから、部屋の中でゆっくり書いてください。」 「いえ、あの待っていただかなくても。今日は書きませんから。」 書かない、と耳にした途端、そのおまわりさんは渡しかけていた用紙をヒラリとファイルにしまいこみ、柔らかさの消えた声で、何号室の住人かと私を問い詰めた。 「この部屋ですけど。では失礼します。」 そう答えるとさすがにおまわりさんは私の脇から離れて、背中を向けたが、それでも私が言ったとおりの部屋に入るのを見届けたようであった。 共謀罪法案が通る前から、その先を見越した準備段階はとっくに始まっているのだろう。
それにしても話を鵜呑みにして、自ら情報を書く人はどれほどいるのだろうか、、。 |
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これはうちにも来たことあります。今のマンションに引っ越してきた当初なので、もう十数年前ですが。断ったら、それきり来ていません。
2017/6/3(土) 午前 2:12
Jinneさん、なんと10数年前に同じようなことが!私はてっきり共謀罪絡みだとばかり思い込んでました。吹き溜まりのようなアパートにかれこれ7年住んでいますが、今まで警察が来たことなんて1度もなかったですけどね。
2017/6/4(日) 午前 0:40