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区切りのよいところでと、足掛け18年間の相棒であった愛チャリに踏ん切りをつけ、年末に新しい自転車を買った。自分の分身を殺処分するようで忍びなかったが、長いことお疲れ様、ありがとう、と心の中で手を合わせ、後は自転車屋に委ねた。 昨年春に老朽自転車の応急手当をしてくれたお兄さんのいた店で自転車を買うことにしたのだが、あの時のお兄さんはもういなかった。あのお兄さんはおんぼろ自転車を見ながら、愛着もあろうからあわてて次の自転車を買わずに精密点検をしてみたらと勧めてくれて、昔の自転車は今のより長持ちするようにできている、と言っていたっけ。いっぽう今度の店員は、私が「18年も乗った」「鎌倉、江の島、多摩川上流、青梅、川越にも行った」と話しても、それがどーしたという顔でノーコメントだった。 新チャリはパンフレットを見て注文したので、自転車屋へ納品されて初めて対面したのだが、ボディの色がイメージと違っていて「こんなはずじゃなかった」と言ったら、「今からキャンセルはできません。それを了解いただいていたはずです。」と、私の自慢話には無反応だったくせに、こういう時は「こうるせえ婆あだ」と言わんばかりの顔と言葉で押してきた。確かに店員の言った通りだったし、色だけの事だからまあいいか、ぱっと目を引く色ではないだけ、新車でも盗まれることはないだろう、と折れることにした。イヤミ婆ついでに、持参したデジカメでおんぼろ自転車と一緒のところを1枚撮ってくれと頼んだら、無愛想のままシャッターを押してくれた。 はてさて今度の自転車にはこれからあと何年乗り続けられるだろうか。 ともあれ年末年始の休みに、特に行先を決めずに気の向くままポタリングしていたら、半ば偶然で年末年始とも競輪場に行ってしまった!年末は立川競輪、年始は京王閣。 モサイおじさんばっかりの競輪場に一人で入れるようになったのは、進歩と言っていいでしょう? 「大丈夫。オバサン、充分溶け込んでるから、、」と、以前息子が冷やかに太鼓判を押してくれたし。 名前を知っている競輪選手はわずかに伏見俊昭選手と武田豊樹選手ぐらいなのだが、立川では伏見選手の落車を目の当たりにしてしまった。その後ニュースになっていないから大したケガはしなかったのだと思う。 元旦は、たまたま京王閣の前を通りかかったら、正面入り口に大きく出ていた武田選手の名前を見て思わず引き寄せられてしまったというわけ。この日のレースは武田選手の復帰第1戦だったようで、レース前の顔見世?でオーヴァルを流す武田選手に、観客のあちこちから「お帰り〜!」「まってましたぁ〜!」の声が飛んだ。 そして私が見たレースは予選ではあったが、ぶっちぎりの1着となって観覧席は大いに沸いた。周りにいたおじさんたちはみんな興奮気味だった。 「こんな早い武田を見たことないよ。」「楽勝だったねえ。そもそも格が違うってことよ。」とどこかで大きな声が聞こえれば、それに反応してまた別の茶々が入る。陽気なムードに押されてヒーローインタビューの周りに押しかけてしまった。 武田選手が現れると歓声に包まれた。おじさんたちのアイドルという感じだった。 私はスーパーで食料品を買う感覚でちまちまと投票券を買っているので、今のところ±0辺りを行ったり来たりしているが、武田選手のレースは100円が730円になった。ハズレもあるので細かくは言わない。
今年は気を良くして競輪競馬に行く回数が増えそうだ。 |
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