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All Reviewsというサイトがあるのを知った。 「書評アーカイブ」を目指しているらしい。サイトの紹介には以下のような説明がある。 ―日本を代表する書評家が新聞・雑誌・書籍で発表した書評を持って、WEBサイト: All Reviewsに個人の資格で参加すると言う形式。コミケ会場のような巨大なWEBドームに、それぞれの書評家が書評した本を持ち寄って個人のWEBブースを開店したようなイメージ。閲覧はすべて無料。ー 書評の対象となった本を読みたくなれば、次のステップで購入方法が表示される。でもその中に「カーリル」=全国図書館の蔵書検索も入っていたので、図書館でまず借りて見ようと思う人には便利だと思う。 そして、カーリルでお気に入りの地域の図書館をあらかじめ設定しておけば、本を検索すると瞬時にその時点で貸出可能な図書館が表示される。これは便利。 これからたびたび利用させてもらおうと思う。
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今度の土曜日、国会前の抗議集会に参加しようよ、と中学時代の同級生のA君を緩やかに誘った。 とっくに還暦を過ぎてもA君は今も昔もA君だ。 考えておくよ、と返事が来たままだったが、当日私は他用を済ませた足でだいぶ遅れて国会前に向かっていると、地下鉄の車中でショートメールが届いた。 「急に騒然としてきた。すごいよ。」 A君からだ。当てにもしていなかったが、先に行っていたか。 「まだ地下鉄。もうすぐ着きます。」と返事メールを送った。 A君がすごいことになったと言ったのは、諏訪原健さんの云う「決壊」のことだったのだと後になってわかった。 https://dot.asahi.com/dot/2018041600049.html?page=1 警察側が設けたバリア鉄柵を、押し寄せるデモ参加者の人波が、まさに堰を切って突破したのだ。 決壊とは知らずに桜田門駅から地上に出ると、そんなにすごい=殺伐とした危険ぽい光景はどこにもなくて、あの戦争法反対で盛り上がった夏のデモ集会を彷彿とさせるような、老若男女数多の参加者がそちこちで繰り広げるコール・レスポンス、スピーチ、そして鳴り物による熱気で溢れ返っていた。 「着いたけど、これでは探すの大変。」とSMSを送る。 「議事堂正面左側フェンスにいます。」と返事が来る。 そろそろ帰途につく人たちが来た道を逆行して辿っていくと、目の前に議事堂が迫るところまで何とか進めた。おぼつかないSMSでは話にならないので、A君にケイタイ電話をかけたが、一度で出たためしがないのが、われらケイタイ嫌いの習性。いったん切ると、ひと呼吸おいてから電話が来た。 ところが、ソージショク! ソージショク! あっべっわっやめろ! の大合唱の中では必死でケイタイ電話に耳をくっつけたところで無駄な抵抗だった。 再びSMS。 「向かって左側。」 「左側フェンスにいるけど、、」 ったく、じいさんばあさんだよねえ、と苦笑い。 A君を探すのは諦めて、私もコールの輪に入る。 フェンスは一段高いところだったから、そこに上って一応あちこち見渡しながらコールしていると、フェンスの向こう側から同世代と思しき男性がフェンスを乗り越えようと苦戦していた。よく見ればあちこちの抗議集会で名前をお見掛けする人だった。足場もないし、この高さでは無理じゃないかと思ったが、やんちゃ心が面白くて、思わずがんばれがんばれとあおってしまった。結局その人は諦めて遠回り策を取るしかないようだった。 宵の口は雨の予報のとおり、ぽつりぽつりと落ちてきたころ、集会終了を告げるアナウンスが入って、人波が動き出す。再びA君に電話しようと思った矢先にメール、 「雨が降ってきたので一足先に帰ります。また今度会いましょう。」 うぬ、逃げ足の速いヤツめ。 折り返し私もメール、 「すぐ近くにいて会えなかった人出を喜びましょう! 元気でね。」 そう、先ほどのフェンス越え挑戦のおじさんにも、A君にも、この場にいた元気な団塊世代にも連帯のエールを送りながら、早々に地下鉄入り口へ向かって雨粒を避けた。
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