気まぐれ日記

気まぐれグランピーの世相やぶにらみ

憲法9条は私たちの宝

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Taxi to the dark side





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ドキュメンタリー映画『Taxi to the dark side』を見て、
以前見た『Redacted』 http://blogs.yahoo.co.jp/grumpy_cyclist49/55581942.html
あるいは反戦イラク帰還兵の話を聞いた時に感じた、
うっすらと心に広がる違和感をまた感じた。

この映画の触れ込みは「『テロとの戦い』の闇に切り込む衝撃のドキュメンタリー」であって、
ほぼ無差別に米兵に逮捕され、あるいはタレこまれて売られ、グアンタナモ収容所に送られて不当拘束、拷問を繰り返されたという、人権蹂躙の告発映画には違いないのだが、
Taxi to the dark side も Redacted も反戦帰還兵の話も、思考の根本に素直になれないところがある。

一言で言えば、イラクやアフガニスタンでアメリカ軍がやっていることは、戦争のルールから逸脱しているので、そんなルール違反は人間として恥ずかしいから、戦争をするならルールに則ってやれ、
ルール違反をしなければ戦争したっていい、、のような感覚があるのだ。

しかしそのルールというのは、おもにアメリカが作り上げた、いやそれで語弊があれば西洋社会の規範
に基づいているものであって、視点はアメリカサイドから動いていない。アメリカ軍(多国籍軍を含む)によって攻撃される側の視点がまるで欠けているのだ。

それはそれでまた別のテーマだからこれはこれでいい、と言えばそうかもしれない。
でも喩えて言えば座標軸で仕切られた4つの面のうち、2面上だけで云々言っているようで、
反対側の2面のことは論外なところが、どうもしっくりこないのだ。

Taxi to the dark side も Redacted 優れた作品だとは思うが、
拍手だけで終わらせると見落としてしまう点があると、私は思う。
今日1月13日にはイスラエル軍がガザに予備役兵を投入というニュースが流れた。
どういうことかと思ったら市街戦突入、白兵戦が始まるということらしい。
攻撃はますます拡大するのか、、、。

先週10日、ガザに光を!即時停戦を求めるピースパレードに続くシンポジウムに参加したので
そこで聞いた話を紹介したい。
シンポジウム参加者は本来のメイン会場からはみ出し、私が案内されたのは第2会場だった。
メイン会場の画像と音声を繋ぐために主催者はあれこれトライしていたが結局できず、
結論はリレートークの発言者が2つの会場(同じ教会の敷地内)を移動して話を2回することで落ち着いた。従って進行はやや遅れ気味となり、終了は9時半を過ぎていた。

確か高橋さんというTVでも良く見かける先生の話だったと思うが、
ガザ攻撃がなぜ12月27日に始まったかで、興味深い推論を紹介してくれた。
いろんな要素がある{ブッシュ在任中ダメ押し、オバマ新大統領は不確定要素が多いから、
景気低迷、イスラエル総選挙前に国民(特にタカ派)にハマス攻撃をアピールしたかった}ことに加え、
12月27日は世界中が年末年始休暇モードに入る時だったから、報道の空白期を狙った、

イスラエルが常に豪語しているのは、世界中から非難を浴びてもカンケイねえ、だが、
やはり世界の眼が気になっているのではないか、だからこそ、報道が手薄になるこの時期を選んだのではないか、と述べていた。

だからこそ、世界中でイスラエルのガザ攻撃に反対するデモが行われ世界中に配信されることに大きな意味がある、のだ。

また、麻生首相が送った特使はエジプトとイスラエルの首相と会談する(した?)ようだが、なぜハマス側と交渉しないのか。敵対する側に働きかけるのが同盟国の役割ではないだろうか。
話し合いをせずして和解ができようはずがない、という別の発言もあった。

さらに抗議の矛先を自国の政府に向け、政府を通じて即時停戦を訴えさせよう、
それが平和憲法の前文や9条を持つ国の国民の役目ではないか、という意見も。

確かにそうだ。9条を守ろうの一点張りでなく、9条を活かそう、にシフトしなければいけないと思う。
憲法を守るべきなのが為政者たちならば、憲法違反に目を光らせるのは国民の役目だろう。
そういう緊張関係があって初めて平和憲法も生きるのに、なかなかそうならないものだ。

ネット上では血まみれの映像が毎日流れ、悲しみ憎しみが増幅している。
一方日本では給付金交付問題に審議集中している。

私も暖かい部屋でコタツに入って、満腹になって、そのテレビニュースを見ている。
この落差をなくしたいと口で言うのは容易いが、
それを実現、実行するのは至難の業だ。
でも大河の一滴から始めなければ、、、、。

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昨日のピースパレードに参加した。
主催者の発表では1500人だった。海外での万人規模のデモに比べると少々少ない感じもするが、
夜の集会で誰だったか発言していたが、直接の当事者あるいはイスラム教徒の少ない日本で
このようなデモが行われ、海外メディアで報道されることに意義があるという。
たしかに沿道には日本のメディアより外国人ジャーナリストと見受けられる人の姿が目立っていた。

集合場所近くの御成門駅で地図を眺めていたら、大きなスピーカーを背負っていた見知らぬ若者が、
「僕も行くところです、一緒に行きましょう。」と声をかけてくれた。
普段はフツーの会社員で「プロ」じゃないですよ、と笑っていた。私もフツーの会社員ですと答えた。


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ピースパレードは4時に芝公園を出発し、東京タワー周辺を回るように飯倉からー赤羽橋ー麻布十番ー六本木ーミッドタウン裏の公園まで、予定時間を大幅に超えて歩いた。
国会周辺のデモに比べて若者の姿が多く、音楽が鳴り響き、したがってとても元気がよかった。

パレードでは何人かのブログ友達に会い、市民運動の仲間たちに会い、また街頭投票山梨のみんなも駆けつけていた。

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6時半からの集会場所は、神谷町のアンデレ教会。
初めての場所だったが、入り口からこのように間近に東京タワーが見えて驚いた。


集会の報告は別稿にします。

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広河隆一さんが40年という長い時間をかけて、ほぼ一人で取材、撮影した映像の集大成がこのほど完成した。

先日、NAKBA(大惨事=パレスチナ難民の発生)から60周年のアーカイブス版完成報告と試写会に行ってきた。19時の上映開始時間に少々遅れて会場に着いた時、
バブリーな文京シビックセンターの小とはいえホール371席は満席状態で立ち見だった。


私は劇場版を見ていたが、アーカイブス版は全体のコンサイス版(45時間全編を80分ぐらいにしている)なので、さわりばかりで、実はちょっと満足できなかった面もあるが、
この完成に思い入れの深い方々の前ではそんな印象も掻き消えてしまいそうな熱気だった。

映画に続いて、板垣雄三さん、森沢典子さん、池田香代子さん、それに広河さんのトークがあった。

板垣先生の話はいつもズシリとくる。
これは1948年に起きた60年前の虐殺としてはいけない。
現在まで繋がっているもので、現在のガザ攻撃を前にして世界は今、
これからどこへ行こうとしているのかを考えなければいけない。
世界の中東化は進み、アメリカはさらにアメリカ化し、
イスラエル国家は自滅化するだろう。

板垣先生の言葉
「かつてナチスがユダヤ人を虐殺しているのを世界中の人が知っていた。
いまイスラエルがパレスチナの人々を虐殺しているのを黙って見過ごしたら、
当時の人々と同じになってしまう。
一時たりとも、パレスチナの窮状を忘れないでほしい」


発言者すべてが共通して語っていたのは、
現在のガザ攻撃は「戦争」ではない。
民間人巻き添え、と言うスタンスで報じられているが、そんなものではない。
重武装の軍隊がまさに丸腰の市民に向かって攻撃しかけてきているのだ、ということ。


また池田さんは、岡真理さんの本から言葉を拾って、
遠い国の紛争だから無関係と思っている人は、
記憶の抹殺(メモリサイド、まさに記憶を殺すこと)に加担するものだ。
今夜の集会を、イメージを持ち続ける「よすが」としようではないか、と話を結んだ。

かつて虐殺のあった村々は現在地図上から消えているという。
人々が記憶をつないでいかない限り、事実は抹殺されていく。

現在、日本の大手メディアのガザ爆撃の報道は
「戦争する両者が悪い。」「ハマスがロケット弾を打つからいけないのだ。」
というスタンスに終始している。
因果関係の振り出しを都合の良いところから初めて、本質を捉えない。
日本での報道だけ聞いている多くの人の反応もまた、そのしばりから抜け出ない。
つまり、ハマスが悪いのでしょう、どっちもどっちだ、宗教の対立でしょう、、、、

それは結局、自分とは無関係だから無関心でよいという免罪符のためではないだろうか。

誰も人々がむごたらしく殺されていくのを見たくないから、目をそらせたいのだ。
目をそらすとき、ほんの少し心が痛む。でも
心を痛めたくないから、
どっちも悪いんだよ、意地を張らずに降参すればいいのに、と、自分勝手な理屈をつけてしまう。

でもそれこそがメモリサイドだ。

世界中の人々から非難の声を終結するのが、攻撃を止めさせる力になると信じたい。

明日のピースパレードもたくさん人が集まるといいなあ。

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https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/51/47/tocka_jikkoi/folder/1078840/img_1078840_58237829_0?20090109084302

イスラエルによるガザ攻撃を、日本のマスメディアは、ハマースのロケット弾攻撃に対する報復(NHKほか)、憎悪の応酬(朝日「天声人語」)といった「対立」に回収・矮小化しています。

それによって報道は、実際には出口のない狭い檻に閉じ込められた150万の人間たちを世界最新鋭の兵器で無差別に殺戮しているという、圧倒的な非対称性を隠蔽しています。

圧倒的な非対称性はそれだけではありません。イメージについても言えます。

イスラエルは外国人ジャーナリストのガザ立ち入りを認めていません。日本のマスメディアの特派員たちは、イスラエルで取材しています。その結果、ハマースやヒズボッラーのロケット弾で攻撃された現場から、破壊の映像とともに、被害者の震える肉声も紹介しながら、レポートします。戦争を支持するユダヤ系市民の声も紹介されます。(しかし、ユダヤ系市民を中心とした1万人の反戦デモがあり、ユダヤ系
市民自身が、この戦争の欺瞞性を告発しているという声は紹介されません。)

ガザからも、間接的に入手した映像が流されますが、病院に運ばれる負傷者の映像などが主です。
こなごなに粉砕された建物、瓦礫の山になった建物など、集中的な爆撃による被害の実相を伝える映像、無惨に殺されている子どもたちの姿は、マスメディアの報道では流されません。

後者はあまりに生々しいので、放送規定にひっかかるためもあるのでしょう。アブーグレイブの虐待でもそうでしたが、被害があまりにむごたらしいがゆえに、その実相がマスメディアでは報道されないという逆説です。

さらに、ネットではさまざまな写真が流れていますが、クレジットの問題がしたり、撮影者が不明だったりするために、マスメディア等では、マテリアルがあっても使えない、という場合があります。

また、ガザの人々の(文字通りの)肉声も伝えられていません。

端的に言えば、マスメディアの報道は、日本の市民が、この出来事について、具体的な「イメージ」をもつことを妨げており、イメージをめぐる非対称性は、この事態に対する私たちの認識や受け止め方に著しく影響を与えています。

インターネット環境にあり、ガザをめぐるさまざまな情報に触れている私たちは、ガザからの映像にも触れています。

しかし、そうでない人たち(ネット環境にいない人たち、いても、こうした情報の流通の外にいる人たち)が、ガザについて、マスメディアが報道しない情報、とりわけ具体的な映像に触れるチャンスはほとんど、ありません。

そこで、「私たちにできる25の行動」に以下、追加します。

「25の行動」リストの最初に、「事実を入手し、広めよう」とありました。いま、ネットを通じて、さまざまな情報が交換され、共有されています。それを、

1.できるかぎりネットの外でも広めよう。
2.現場の肉声・イメージ(写真)を届けよう。

「肉声」を届ける方法については、現地の人に電話でレポートしてもらって、その肉声を集会等で紹介する、というアイデアを先日、紹介しました。さっそく、明日10日の大阪での集会でも、そうした試みがなされる予定です。

写真については、新聞等では誰が撮影したのか分からない写真は載せられません。でも、市民だったら、そういうことにあまり拘束されないで、ネットで入手できる写真を共有しあうことが可能なのではないかと思います。

共有の仕方はいろいろあると思います。

1)集会等で、スクリーンに大きく映し出して見せる。
 これはお薦めです。とくに破壊の光景は、ラップトップのパソコンの小さなモニターで見ても、その被
 害の実相がじゅうぶん伝わりません。

2)即席写真展をする。
 ネットからダウンロードして、印刷して、拡大カラーコピーして、色模造紙に張って、展示する。展示
場所さえあれば、そんなに費用もかからず、できると思います。場所があれば、今日、準備して、明日
 からできます。
 
「平和を考える会」のやくしげさんからの情報によると、パレスチナのマアン通信社のサイトhttp://www.maanimages.com登録と1枚につき10ドルが必要とのことですが、キャプション付きで揃っており、クレジットも明確です。オンラインですぐにできるそうです。

ガザのアブデルワーヘド教授から送られてきた100枚以上の写真が、以下にアップされています。
http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink

撮影者が不明なためクレジットの問題がありますが、そこはおのおの知恵をしぼって、クリアーしてください。
【転載元】http://list.jca.apc.org/public/aml/2009-January/022753.html
【25の提案】http://list.jca.apc.org/public/aml/2009-January/022461.html
【100枚の写真】http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink

未だに「イメージ」や「非対称性」を問題にせざるを得ないのが苛立たしい。しかし、現代戦においては、情報コントロールが相当な位置を占める。それは、チェチェン戦争でも嫌というほど見せつけられきた。また、「憎しみの連鎖」という論理がよく持ち出されるが、何よりも「どちらが足を踏みつけているのか」を見なくてはならない。これも、チェチェン紛争と同じだ。

PINK師匠提供写真はこちら=>http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/58215891.html

転載元転載元: ロシア・CIS・チェチェン


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