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映画「東京タワー」を観た。 http://www.tokyotower-movie.jp/ ストーリーも何も知らなかった。ただ樹木希林と小林薫は好きな俳優であることと、私もまた「オカン」なので身につまされそうな気がしたからだ。それはともかく、映画の印象を一口で言うと、タイトルどおりこの映画はオカンと僕とオトンの映画であり、それ以外は省略されていて(説明抜き)、その思い切り良さが心地よかった。オカンと僕、オトンと僕との心の交流以外は瑣末であり、見る者にどうにでも解釈できるようになっている。 樹木希林の愛娘の内田也哉子を始めて見たが、面差しが良く似ているだけでなく演技に不自然さがないところも親譲りなのか、堂々と渡りあっていた。以前に樹木希林自身が語っているのを聞いたが、マイナス×マイナスだとプラスになるように、樹木と内田裕也の掛け合わせである也哉子さんはもともとプラス型人間のようだ。 男性陣もよい。小林薫は役どころの幅が広いと思う。ダメ親父ぶりが心憎い。オトンと、とうとう離婚しなかったオカンと、裕也と離婚しない希林が重なる。 オダギリジョーという俳優は名前と顔と別々にしか知らなかったが、この映画ではちょっとカッコよすぎるなあ。 映画のシンボルである東京タワーは、また時代も象徴している。タワー建設の頃から知っている私の世代はスクリーンから石炭の臭いを嗅ぎ取り、ザ・ピーナッツのハモリに郷愁を覚える。 、、、、親世代にとっても子世代にとっても味わい深い映画だ。 |

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