気まぐれ日記

気まぐれグランピーの世相やぶにらみ

聴く (音楽)

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 またまた古いネタで失礼します。
 私の育った家も皇太子ご成婚のころテレビを買って、テレビは子どもたちの娯楽となった。
その頃のテレビは1,4,6チャンネルしか映らなかった。しかも放送時間は朝昼夜の限られた時間だけで、日中あまり見る人がいない時間帯はテレビも休んでいた。夕方放送が再開されるのは4時ごろだったか、4時半だったか、そのころになると子どもたちは待ちきれなくてテレビの前にかじりつく。時間が来てテレビのスイッチをガッチャンと回して待つと、本番組が始まる前にまず現れるのが放送再開を知らせるオープニング。そのときオープニングの画像とBGMが決まっていた。NHKは記憶に無いのだが、4チャンネルはオリジナルメロディと共にアニメショーンで白い鳩(白黒テレビだから当たり前か)が羽ばたきして放送再開を知らせていた。

 そして6チャンネルではこれから始まる番組名が表示される時、そのBGで静かに聞こえていた曲が子供心にいつまでも残っていた。ちょっとミステリアスな響き、どこかへいざなわれていくような感じの曲。
 その曲が You do something to me. だとわかったのはそれからどのくらい後だったか、、、。
hypnotize と言う単語を覚えたのも、この歌詞の中だった。コール・ポーターの曲は軒並み好きだが、一番最初に意識して聴いたのは恐らくこの You do something to me.だったろう。私はこの出会いが気に入っている。

 もう一つ、コール・ポーターの曲が使われたテーマミュージックといえばやはり、淀川長治でおなじみ日曜洋画劇場のエンディング。So in love. こちらはつい最近まで流れていたから説明も要るまい。

年が変わったのでもう一昨年の暮れになるが、映画、コール・ポーター物語「De-Lovely」を観た。映画の中で So in love. はとても情熱的に歌われていた。妻リンダの美しかったこと、この上なし。
.......So taunt me, and hurt me, Deceive me, desert me, I'm yours, till I die.....

 De-lovelyを観て初めてコール・ポーターがどのような人生を送ったのかがわかった。映画はもちろんすべてを表しているわけではないが、リンダに同情しつつもリンダ無くして珠玉の名曲は生まれなかっただろうと思わせるくらい、大きく作曲に影響を与えた彼女に感銘した。

 一日のお客さんが10人行くか行かないかの開店休業ブログで、こんな話をしてもだあれもしらないよと言われるのがオチなくらい百も承知しているけれど、宝くじにあたるぐらいの確率を思って思い出話を書きました。 昭和30年代半ばに夕方6チャンネルから流れた You do something to me. を聴いていた人がいたらぜひ知らせてほしいなあ〜。

歌は終われど

歌は終われど The song is ended but the melody lingers on

 ブログともだち(勝手に名乗ってすみません)の快刀乱麻さんに触発されて、私も好きな歌のことを書こう。
 アービング・バーリン(曲、詩)の歌は終われど
  The Song Is Ended (but the Melody Lingers On)
   Written by:  Irving Berlin
 
  My thoughts go back to a heavenly dance      夢ごごちに踊った思い出は
  A moment of bliss we spent             二人で過ごした魅惑の一夜
  Our hearts were filled with a song of romance   心は愛の歌で満ちあふれ
  As into the night we went             宵闇に誘われるままに
  And sang to our hearts' content          歌いほうけたそのあとに

  The song is ended                 歌は終われど
  But the melody lingers on             調べはなおここにあり
  You and the song are gone             あなたも歌も去りゆけど
  But the melody lingers on             調べはなおここにあり
 
  The night was splendid               きらめく夜はめくるめく
  And the melody seemed to say            調べに乗せてささやくよ
  "Summer will pass away              「やがて去り行く夏ならば
  Take your happiness while you may"         今この時をこそ」
 
  There 'neath the light of the moon         月の光のその下で
  We sang a love song that ended too soon      せつなの恋歌うたうよ
 
  The moon descended                 月は沈みて
  And I found with the break of dawn         夜明けに我に返れば
  You and the song had gone             あなたも歌も去りゆけど
  But the melody lingers on             調べはなおここにあり
                                                          (グランピー訳)

 この歌はどうやらはかない恋を歌った歌のようだけれど、
The song is ended but the melody lingers on という歌詞を見た時、恋以上のものを感じてしまった。・・・あなたはもういないけれど、あなたの残したものは私の心にいつまでも残る・・・まさに過ぎ去った人を偲ぶ歌のように思った。

 今年、私に最初に英語を教えてくれた恩師が亡くなった。先生から英語の楽しさを教わったおかげで、英語は生涯の伴侶となっている。思いがけない訃報に、ここしばらくのご無沙汰を悔やんだがもう遅い。そんな時、この歌詞を思い出した。そうだ、先生は亡くなられたけれど、先生に習った英語はいつまでも生きている、私の中で。そう思って先生を偲んでいる。

 この歌を初めて聴いたのは、その昔'60年代のラジオ深夜放送。大村茉莉子さんという英語の上手なDJが番組のオープニングで、「こんばんわ、こんばんわ、もう一つこんばんわ。」と甘く語りかける、そのBGでこの曲が軽やかに流れていた。私は英語にも大村さんにも憧れていた。大橋巨泉もこの番組の常連だったな。古きよき時代になってしまった、思い出の1曲。 アービング・バーリン好きです。

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