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この執行猶予の間に、どのような支援がなされるかはわからないので、あまり厳しくは言えませんが、基本的に「深く反省をしている」から虐待がなくなることはほとんどありません。正直言って虐待を理解していない。むしろ虐待する方の心理を理解していない。虐待する養育者が、普段反省していないと思ってるのだろうか?例外を除けば、基本的にみなさんやってしまったことを反省してますよ。だから苦しい。自分を責めるし不安にもなる。でも現状は変わらない。ストレスがたまる。ついついイライラする。だから止まらない。
日本の制度が遅れているところはここです。つまり、それに対して「罰するか否か」だけで裁判が判断されてしまう。そうではなく、社会的な責任とあわせてそうなった原因にアプローチし、その家族がどうすれば再発しないかを裁判所レベルから提案しないと。そしてそれに基づいた支援プログラムをオーダー(裁判所命令)でだして、再検討する、そんな仕組みが必要です。
もし原因にまでアプローチしなければ、虐待してしまうような(いろいろな意味での)環境は放って置かれるので、再発しても不思議はないのです。
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3歳の長男に暴行を加え大けがをさせたとして傷害罪に問われたさいたま市岩槻区並木、無職関根弥愛被告(23)と夫の剛被告(34)に対し、さいたま地裁は8日、それぞれ懲役3年、執行猶予5年(両被告とも求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
福渡裕貴裁判官は判決理由で「暴行は極めて悪質だが、両被告とも深く反省している」と述べた。弥愛被告自身が成長過程で両親から体罰を受けたことなどが、長男に対する対応を誤らせた遠因とも指摘した。
判決によると、両被告は4月下旬から5月23日にかけて、当時3歳だった長男の発育が遅れていると思い込み、自宅で胸を踏んだり床に放り投げるなどして、1カ月の重傷を負わせた。
日刊スポーツ
[2007年11月8日19時59分]
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071108-280477.html
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