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−楢林理一郎・県精神神経科医会会長に聞く /滋賀
30歳代が過去最悪となった08年の自殺者数。全体の自殺者数が前年より10人多い347人となった県内でも、30歳代は前年の2倍近い59人に上った。昨秋からの不況に加え、IT化などに伴う労働環境の変化により、若年層のうつ病が増えてきていることも大きいと指摘される。専門家は「経営者や周囲が病気を理解しないと、状況はどんどん悪化していく」と話している。【稲生陽】
全国では03年以降、30歳代の自殺者数が急増しており、昨年は、統計を取り始めた78年以降最多の4850人に上った。特に昨年爆発的に増えた硫化水素による自殺では、20、30歳代の男性が全体の6割を占めた。
県内では、各年代の死者数がいずれも前年より減少する中、30歳代は前年の31人から倍増。50歳代(65人)、40歳代(62人)に次ぐ59人となった。07年に2人だった硫化水素自殺も昨年は24人に急増し、うち11人が30歳代だった。
◇「人間は機械ではない−−職場の理解が必要」
楢林理一郎・県精神神経科医会会長に30歳代の自殺者増加の背景を聞いた。
−−不況の中、30歳代のみ自殺者数が急増しました。
数年前から予想されていたこと。原因は不況というより、IT化や人員削減で労働が過密化し、精神疾患を発症する人が増えているということでは。全国の精神疾患による労災認定数も、06年以降は、30歳代が以前の2倍以上に急増している。体の疲労だけでなく、コンピューター並みの完璧な仕事を求められるストレスが一番働かされる30歳代を直撃している。
私の医院でも初診は30歳代が最も多い。
−−仕事が原因のうつ病は通常の症状とは違うのですか?
治ったと思っても、原因である職場に戻れば、すぐ再発してしまう。何度も再発して絶望し、死を選んだ患者もいた。また、不眠など身体症状が出ていても、自分がうつ病と気付かず、受診しないまま死を選ぶ人もいる。
また、若い世代では、休日は元気でも、職場に来た途端にうつ症状を発症する新型のうつ病を訴える患者が増えている。今や几帳面で真面目な人だけの病気ではない。
−−仕事が原因では治療が難しそうですね。
大企業なら勤務制限などで体を慣らして復帰させることができるが、中小企業では難しいのが現状。
県内ではまだ少ないが、専門スタッフの下で患者同士が集団で話し合ったり、数カ月間かけて段階的に擬似的な仕事をこなしたりして復職を目指す「リワークプログラム」というリハビリ方法もある。私の医院でも来月から始める。だが、これらも結局、経営者や職場の仲間の理解が不可欠。人間は機械ではないと理解すべきだ。
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090516ddlk25040532000c.html
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希望や、将来の安心のできない、社会制度を、早急に変えなければならないと思います。政府は、日本になじまない競争社会の導入を反省すべきです。
今度の、選挙で、おもいっきりCHANGE.を。
2009/5/19(火) 午前 11:36
希望の持てる、そして安心できる社会制度になることは望ましいですね。
2009/5/19(火) 午後 2:12 [ gta*ca ]