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ツル植物のクズ(葛)は非常に侵略性が高く、アメリカ南部では異常繁茂することで悪名高いが、最新の研究によると、アルコール依存症患者の頼みの綱となるかもしれないという。

 アジア原産のクズは、伝統中国医学ではアルコール依存症の処方薬として昔から利用されてきた。1800年代にアメリカにも持ち込まれたが、あっという間に繁殖し南部の固有種を追いやるようになった。

 そして現在、10年以上にわたる研究の末、クズのエキスがアルコールに対する欲求を抑制し、アルコール消費量を削減できることがわかったという。この植物を医薬品に精製する方法として、2つの研究チームがそれぞれ独自の道を切り拓こうとしている。

 第1のチームは、クズから取れる化学成分ダイジン(daidzin)をベースとして合成薬を作り出そうと試みている。ダイジンはクズが持つ効力の源と考えられている。

 研究チームのリーダー、アイバン・ダイヤモンド氏は次のように話す。「クズエキスは現在でも健康食品店で手に入るが、良い薬とは言えない。吸収率が悪く、成分濃度にもばらつきがある。医薬品と呼ぶためには、厳しい管理の下で製造しその成分も一定でなければならない。私たちはクズの潜在能力を最大限に生かした医薬品を提供できる」。ダイヤモンド氏は、クズ成分の合成薬開発を続けるアメリカのバイオ医薬品会社ギリアドサイエンシズ社(Gilead Sciences)の副社長である。

 ダイヤモンド氏の研究チームは専門家の協力を得て、ダイジンから精製された合成化合物「CVT-10216」を“アルコール依存症”のラットに適用する以下のような実験を行った。

 まずラットを甘いカクテルから慣らし始めてしだいに強いアルコールを摂取させ、さまざまな試験を行いアルコールに対する依存度を測定する。

 アルコールの摂取場所は専用の特別ケージ(檻)だけに限定する。まるでバーに通うようなものだ。ラットが次第に水よりもアルコールを選ぶなどアルコールに強い関心を示すようになったら、数週間強制的に“アルコール断ち”させる。

 その後、ラットを特別ケージに戻す。ただしそこにはアルコールはない。するとアルコール依存症のラットは、ケージに入るたびに狂ったように酒を探し求めるようになる。そこがバーだったことを覚えているためだ。

 そこでCVT-10216を投与すると、アルコール依存症のラットはバーに行っても前ほど興奮しないことが判明した。「つまり、CVT-10216はアルコール消費量を抑えるだけでなく、アルコールに対する欲求そのものを抑える効力があるのだ。これは症状の“再発”を防ぐ上で大きな意味を持つ」とダイヤモンド氏は話す。

 この最新研究は「Alcoholism: Clinical and Experimental Research」誌の2009年9月号に掲載される。

 ただ、CVT-10216が人間のアルコール依存症に適用できるようになるには、まだしばらく時間がかかる。そこでもっと迅速に市場投入できるクズ由来の処方薬に取り組んでいるのが、第2の研究チームである。

 アメリカにあるハーバード・メディカルスクールで薬理学の教授を務めるスコット・ルーカス氏の所属するこの研究チームは、「アルコントロール・ハーバル(Alkontrol-Herbal)」と名付けたクズエキスの開発を進めている。

 ルーカス氏は次のように話す。「アルコール依存症患者を前にして何十年も待てとは言えない。アルコントロール・ハーバルは、CVT-10216よりも早く患者の手に届けることができる。合成薬ではなく生薬やサプリメントの形であれば、時間のかかるアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認審査を受ける必要がないからだ」。

 ただし、承認審査を回避できるため、生薬など伝統中国医学の薬には信用できない面もある。ルーカス氏のチームは、市販されているクズ由来の調合剤をすべて集め、成分の解析を行った。その結果、いずれの薬もラベル通りの有効成分量は含有しておらず、まったく入っていないものも多かったという。

「その点アルコントロール・ハーバルの場合は、厳格な品質管理とそれをバックアップする科学研究体制が整っており、有力な選択肢となるだろう」とルーカス氏は話す。

 ルーカス氏たちの研究は、「Alcoholism: Clinical and Experimental Research」誌に2005年に発表されている。その研究によると、大量に飲酒していた人がアルコントロール・ハーバルのエキスを摂取すると、1カ月後にはほどほどの量のビールで満足するようになったという。「アルコントロール・ハーバルは9カ月以内に店頭に並ぶことになっている」とルーカス氏は話す。

 しかし、アメリカにあるノースカロライナ大学チャペルヒル校でアルコール依存の研究を行っているデイビッド・オーバーストリート氏は、2つの研究を受けて次のように話している。「アルコール依存症の治療に“特効薬”は存在しない。だから幅広い処置法をそろえることが重要だ。両方の研究を調査したが、どちらにも問題点がある」。

 まずアルコントロール・ハーバルは、CVT-10216と異なり、アルコールに対する欲求そのものを抑える効果が実証されていない。この点は治療におけるきわめて重要な要素だ。

 またCVT-10216は、まだラットへの試験段階であり、人間に対しても同様の効果を持つかは明らかになっていない。

 それでも明るい材料はある。追試の結果、CVT-10216もアルコントロール・ハーバルも副作用がほとんどないことが判明したのだ。

「市販までにはまだ各種調査が必要だが、クズから生み出されるこの2つの新しい合成医薬品と生薬が、信頼できる試験を通過しているという事実に間違いはない」とオーバーストリート氏は話した。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090813-00000001-natiogeo-int

タクシーで通い慣れた行き先へ向かうとき、運転手が、乗客に黙って遠回りをし、いつもより大幅に高い運賃を請求された。疑問に思ったが、求めに応じて高額の運賃を支払ってしまった。後になって、タクシー会社を相手に差額を返すよう求めることはできるだろうか。
 ある人がタクシーに乗り、運転手に行き先を告げた瞬間、両者の間には「旅客運送契約」という法律関係が成立する。運転手は、最も早く到着するであろう合理的なルートを選び、安全に乗客を運ぶ債務を負う。そして、乗客は降車の際に運賃を支払う債務を負うことになる。

 交通上の法律問題に精通する加茂隆康弁護士によると、冒頭のケースの場合は、乗客に断りもなく、合理的なルートを選択することを怠ったタクシー運転手に「債務不履行」があるという。
 そして、目的地まで遠回りしたルートでの運賃と、合理的なルートでの運賃との差額が「損害」になるので、乗客はタクシー会社に損害賠償を求めることができると説明する。
 また、合理的なルートを通ったが、到着地が客の指定した目的地と違っていた場合も、到着地から本来の目的地までの交通費が「損害」となりうるという。たとえば、「新宿」の駅前を目的地と指定したのに、運転手の誤解などで「新宿三丁目」駅前で降ろされた場合は、新宿三丁目から本来の目的地である新宿まで行くのにかかった交通費を請求できる。

 さらに、タクシー会社に賠償を求めるにあたっては、民法上の不法行為のケースより、立証のうえで乗客に有利な扱いになると加茂弁護士は指摘している。
 当事者の一方が、過失で相手に損害を与えてしまった場合、そのことを理由に、他の一方が加害者に損害賠償を求めるなら、一般論では、損害賠償を請求する側が、相手の「注意義務違反(過失)」や「違法性」を証明しなければならない。
 しかし、法律上「旅客運送」に分類されるタクシー業務は、利益を出すために継続して行われている「営業的商行為」であり、旅客運送をめぐる法律トラブルにおいては、商法が、運転手と乗客の双方に適用される。加茂弁護士の説明によると、本ケースでは、商法590条1項を適用することにより、タクシー運転手が遠回りして目的地に到着したことにつき、「注意義務違反(過失)」があったことを乗客が証明しなくても、乗客は損害賠償を請求できるという。
 つまり、タクシー会社側が損害賠償を免れたければ、運転手に過失がなかったことを立証しなければならない。「遠回りした事実はなかった」「遠回りすることの確認を事前にとった」「遠回りはしたが、渋滞や事故を避けるなどの合理的な目的があった」など、運転手に注意義務違反がなかったことを証明できなければ、乗客の損害賠償請求が通る。これを「立証責任の転換」という。

 この注意義務違反の有無をめぐる問題が、実際上、争点になるので、その立証責任を相手方に押しつけてしまえる乗客側のメリットは大きい。
 タクシー会社は、国土交通省から許可を受け、旅客運送業務により利益をあげる目的で業務を行っている以上、大きな責任も負うべきだというのが、民法における基本的な発想である。この考え方を「報償責任の法理」という。
 ただし、タクシー運転手が遠回りのルートを選んだ結果、大きな商談の場に遅れてしまい、先方を怒らせ、商談がパーになってしまったとしても、その損失相当額をタクシー会社に請求することはできない。

 運賃に疑問があれば、まずは運転手と交渉し、車内に表示されたタクシー会社の連絡先に電話を入れる。そして、妥当と思う額を支払い、自分の連絡先を渡して降車すべきだと加茂弁護士は助言する。乗り逃げと誤解されないよう、落ち着いて振る舞いたい。


プレジデント8月20日(木) 13時14分配信 / 経済 - 経済総合

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090820-00000301-president-bus_all

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