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1 児童相談所 /熊本
 日本子ども虐待防止学会の第16回大会が27、28の両日、熊本市で開かれる。当日は児童相談所(児相)職員や里親、医療関係者らが集まり、講演会、シンポジウムなどを通じて議論を深める。子供たちを守るために、今何が必要なのか。現場で携わる人たちを訪ね、感じていることを聞いた。【結城かほる】
 ◇「もっと早く気づきたい」
 ある夜の県中央児童相談所(熊本市長嶺南)。通常1時間ほどの親子との面接は、5時間を超え深夜になっていた。虐待ケースとして児相がかかわり始めたが、子供は成長し深夜外出などを始めていた。親は「もう連れて帰れん」。帰宅には車で1時間以上かかる。険悪な雰囲気の中、親子2人で帰して車中何かあったら−−。子供は「家に帰りたい」と言い続けたが、この日は施設に泊まらせることにした。中央児相の児童福祉司、三島雅史さん(54)は「子供の安全が最優先なのでやむを得ない」。子供は結局、数日施設で過ごしたという。
 児相は住民などから虐待の通告を受けると、個人を特定し48時間以内に子供の確認をする。実際に子供に会うことが重要で、最初の訪問は特に気を使う。「児相=虐待」のイメージは強いからだ。2人以上で行動するので、近所の人にも目立たぬよう車を遠くに止め、在宅しているか様子をうかがう。留守ならば帰宅まで待つ。親の表情、家の中の様子、子供の服装、あざや傷はないか。瞬時に見る点は多い。
 三島さんが最初の訪問でよく聞くのが「ニュースでいうような虐待はしてない。何度言っても聞かないから、たたきたくないけどたたいた」。深刻な暴力や養育放棄だけが虐待と思われている。一方、うつ病などでは、朝起きられず子供の朝食や世話ができないことも。虐待の背景には大きな幅がある。
 子供の確認をしたら、緊急か在宅で援助が可能かを判断する。けがをしているなど緊急の場合は一時保護をし、さらに必要なら親と話し合い児童養護施設などを利用する。多くの親は同意するが、しない時は家庭裁判所に申し立て強制的に「分離」することもある。三島さんも過去8年に5、6回申し立てをしてきた。
 深刻な事件が増え、児相は強制的に家に立ち入り調査ができるなど、強い権限が与えられるようになった。三島さんはそれだけでは全体の解決は難しいとという。「早めに親が相談したり周りが気づけるような『予防』の方が重要。児相に来るほど深刻になると、修復にも時間がかかる」。より早く、より大勢で親を支援することが、子供のためだと確信している。=つづく
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 ◆児童福祉司のある1日◆
午前 8:30 勤務開始
   9:00 一時保護所で児童2人と面会
  10:00 相談所で記録作成や電話連絡
午後 1:00 担当市での会議のため車で出発
   2:30 担当ケース(1)の学校訪問
   3:00 ケース(2)の学校訪問
   3:30 会議開始
   4:30 会議中に、同市内で緊急保護の可能性があるケース(3)が発生と連絡
   5:00 保健センターで児童を確認
   6:00 児童の家庭訪問、保護者と面会
   7:00 保護者の了解を得て、一時保護を決定
   7:15 ケース(4)の家庭訪問、終了後移動
   9:00 ケース(3)の一時保護先へ着く
   9:20 保護を依頼し委託先を出る。勤務終了
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2 里親 /熊本
 ◇「帰る家」をつくろう
 「ただいまー」。外を駆ける足音がしたかと思うと勢いよくドアが開き、ランドセル姿の男の子たちが入ってきた。熊本市の宮津美光さん(53)と妻みどりさん(52)は、自宅で7〜16歳の4人の子供たちを受け入れ暮らしている。
 親から離れて暮らす子供たちは、児童養護施設や里親の下などで生活する。里親には、養子縁組の希望者と宮津さんのような「養育里親」がある。宮津さんが里親になったきっかけは、夫婦で経営する飲食店に客として来た少年だった。みどりさんが声を掛けると少年は16歳といったが、体が小さく小学6年生にさえ見えた。母親は病気で、少年も問題行動があって施設などを転々としていた。「自信はないが、変われると信じるしかない」と、児童相談所などとも話し合い、ひとまず預かることにした。
 夜、夫婦が部屋で過ごしていると、そばにやって来ることもあった。甘えたいのだと理解したが、抵抗感も否めなかった。「もう小さい子じゃないから戻ろうね」。一つ一つ言葉で説明した。
 宮津さんは自身がNPOで実践した手法で、少年が洗車を請け負い、その代金を寄付する活動も一緒にした。夏休みの目標は100台。炎天下で洗うたびにお礼を言われ、経緯を知った寄付先は感謝状を贈って少年を抱きしめ達成を喜んでくれた。「自分が大切にされていると分かることで、人にしたらいけないことも気づき始めるんです」。問題行動もなくなっていった。宮津さんは正式に里親登録をし、4年近く一緒に暮らした少年は就職先を見つけ巣立った。
 みどりさんは、子供たちに実の親を大切にするよう言い続けている。「大人になれば親の手助けだってできるようになるかもしれない。ここでは『宮津ホーム』として家族として暮らしていこうね」と話している。
 宮津さんは現在、飲食店を閉めてファミリーホーム(FH)を始める準備をしている。里親が同時に育てられる子供は4人までだが、FHは6人。家庭的な環境で養育に専念する「里親のプロ」だ。「施設の枠からも、里親の枠からもはみ出してしまう子供はいる。その子たちの帰る家になりたいんです」【結城かほる】=つづく
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 ■ことば
 ◇里親制度
 施設と並び保護者が育てられない子供を育てる方法の一つで、親権者の同意を得て県が委託する。08年の法改正で、里親のうち養子縁組希望者と養育希望者を区別し養育者の手当を増やした。県内では9月現在で82組の里親がおり、45組に55人の子供が委託されている。
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3 保健師 /熊本
 ◇母親の不安に応える
 「市役所からです。こんにちはー」。菊池市の保健師、本田和佳子さん(47)は赤ちゃん用の体重計を抱え、家に入っていった。同市では年間約450人生まれる子供全員の家庭を、生後1カ月ほどで保健師が訪問する。母子手帳を見ながら、体調や他の子供たちの様子、予防接種の日程など話は進み、あっという間に1時間が過ぎた。
 虐待への対応は発覚後だけでなく、深刻になる前に早く気付くことが重要だ。その点で、子供や親と直接向き合う保健師などの協力は欠かせない。
 本田さんは今年3月まで虐待対応を含む児童福祉を担当し、再び母子保健の部署に戻ってきた。前部署で感じたのが、親子と日常的に接する母子保健の強みだった。
 09年度に県内の児童相談所が受理した虐待件数は354件。うち未就学児は約半分を占める。菊池市の場合、1カ月訪問に始まり1歳までに2回、3歳までに歯科を含めさらに4回健診がある。「児童福祉では『何で来たの』と警戒されない環境作りが大変。訪問が当たり前の保健師の存在は大きい」
 母親が抱える不安に目配りし「早い段階でサインに気付くことは、お母さんの大変さや頑張りを認めること」と本田さんは話す。訪問時に、敷きっぱなしの布団や散らかった部屋は、掃除をする余裕もない原因があるかもしれない。赤ちゃんを前に「次のお子さんも欲しい?」と聞くのは自然だが、妊娠・避妊に対する夫婦の姿勢の違いなどが読み取れることもある。
 児童相談所では、保健師や保育士らを対象にした研修も始めている。しかし、親子のサインや対応に関する具体的な知識を得る機会がまだまだ足りないという。本田さんは「保健師はもともと病気や異常がないか早く気づく予防の仕事。虐待もその一つとして取り組める」と希望を語る。
 この日、本田さんは赤ちゃん用の体重計を使わずに家を出た。訪問前に病院で測り、あまり増えていなかったと聞いたからだが、以前ならもう一度測ったかもしれないという。数値の増減にこだわっていたからだ。「でも今は数値に一喜一憂するより、お母さんが楽しく子供に接してる方が子供にとっても一番と思うの」
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4止 役割果たす仕組みを /熊本
 日本子ども虐待防止学会くまもと大会の学術集会長を務める山崎史郎・熊本学園大社会福祉学部教授(発達心理学)に、児童虐待を巡る環境の課題と、大会の意義について尋ねた。【結城かほる】
 −−現在の熊本の課題は何ですか。
 ◆4月に熊本市が児童相談所(児相)を設置して県内3カ所体制になりましたが、受理件数が増え、熊本も全国同様に予断を許さない状況です。重要なのは、児相だけでなく各機関や一般市民がそれぞれ役割を果たせる仕組み作りです。子供と直接接する場は、学校、幼稚園・保育園など多彩です。連携できる関係を日ごろから作る必要があります。
 −−仕組み作りに何が必要ですか。
 ◆他の機関で何ができるかを知っておくことです。現場では、気づいても立ち入れない現実があるからです。例えば学校は、子供の状態から親の養育放棄や精神疾患に気づいても、指導まではできません。その時、生活保護や医療制度の知識があれば、役所などに連絡が取れます。
 −−児童虐待防止法改正で一般住民にも通報義務ができましたが、どの程度なら知らせるべきでしょうか。
 ◆気になったら「虐待かどうか調べてみて下さい」と、市町村や地域の保健福祉センターに言って下さい。ひどい泣き声が続く、裸足で歩いているなど、サインはさまざまです。虐待と断定するには、家庭や子供を特定しなければいけませんが、それは専門機関が調べるので良いのです。
 −−虐待でないものも情報として挙がりませんか。
 ◆間違いなく虐待だというものだけ対応したら、漏れてしまうものが出てきます。違ったなら「良かった」です。見落とすことがないよう姿勢を転換したのだから、知らせてもらった方が良いですね。
 −−慈恵病院が設置した赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」の特集も大会では組んでいます。地元から何を発信しますか。
 ◆開設から3年半が過ぎ、(若く独りで思い詰めた母親という)「こうのとりステレオタイプ」と利用状況は違うことが分かってきました。ただ全国では、今も個人のイメージで賛否が語られています。妊娠中、出産、出産後の段階の中で(親が出生届を出さなければ子が生まれたことにならないなど)母子保健法と児童福祉法に「法の切れ目」があることは、現場でもあまり認識していません。こうのとりが進化していくために議論を深めたいと思います。=おわり
  ◇  ◇
 こうのとりのゆりかご特別シンポジウム「生命の相談−妊娠・出産における苦悩」は一般参加が可能。28日午後2時半から、熊本市大江の県立劇場。
 障害のある人が受ける虐待の実例をロールプレイ(役割演技)で体験し、防止策を考えるワークショップが28日、高知市内で開かれた。県内外の約30人が参加。虐待を受ける役や施設の職員役などを演じ、抱いた感情をそれぞれ述べ合った。
 障害者らの自立支援を手がけるNPO法人「HANDS高知」(土佐市)の主催。ロールプレイは、全国自立生活センター協議会(東京都)がまとめたテキストに沿って行う。県内での実施は初めてという。障害者のほか、福祉や教育関係者らが参加した。
 7〜8人の3班に分かれ、実例を体験。施設で入浴介助を受ける女性のケースはある日突然、担当が男性職員になる。女性職員への変更を求めると、施設は「あなたは体が大きいから女の人では抱えられない」「慣れるから大丈夫」と拒む。
 体験後、女性役は「体が大きいとの言葉はつらいし、そう言われたら嫌とは言えない」とポツリ。続いて、他の女性入所者役に相談するステップへ。数人で施設に直談判する。施設側の役を演じた参加者は「複数だと要求が強いことが分かる」と感想を述べる一方、「『あなたは特殊な意見を言っているから黙ってて』という意識が働いた」と話した。
 同協議会人権委員で、障害者の自立支援に取り組む市民団体「土佐の太平洋高気圧」(安芸市)の樋口恵子代表は「虐待を受けるのは自分のせいではないと知ってほしい。仲間がいれば勇気を出して立ち向かっていける。解決の糸口を見つけてもらえたら」と話した。

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虐待を受けた子どもを緊急的に保護する一時保護所で、ほかの入所児童・生徒に暴力を振るった経験がある子どもが3割に上っていることが、「児童相談所一時保護所研究会」(事務局・埼玉県新座市)の調査でわかった。保護人数や滞在日数が増え続ける中、子どものストレスがたまり、本来ケアされるべき施設で「二次被害」が顕著になっている。27日から熊本市で開かれている「日本子ども虐待防止学会」で報告される。
 同研究会は、大学教授や児童相談所(児相)職員らでつくる民間団体。調査は「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」(朝日新聞社など主催)を受けて、今年9、10月に実施した。全国124カ所の一時保護所にいる入所児童・生徒(小学4年以上)が対象で、43カ所(回答率35%)の計251人から回答を得た。
 「(一時保護所内で)友達に暴力を振るったことがあるか」の質問には、7.7%が「よくある」、22.0%が「少しある」と回答。「友達が傷つくような悪口を言ったことがあるか」には、16.7%が「よくある」、34.6%が「少しある」と答えた。「職員の言動に反感を持った」と回答した子どもの44%が、ほかの子どもに暴力を振るっていた。
 一時保護所は虐待や家出など緊急の場合に18歳未満の子どもを保護する。虐待対応の増加に伴い、1日あたりの保護人数は1475人(2008年度)と10年前の2.1倍に。退所後の受け皿不足も深刻で、平均滞在日数は28日(同)と1.9倍に上る。様々な問題を抱えた子どもが同じ空間で生活する「混合処遇」でストレスが高じ、トラブルが相次いでいた。
 研究会代表の浅井春夫・立教大教授(児童福祉論)は「一時保護所を快適な場所と考えている子どもも一定数いるが、狭いスペースに押し込まれている実態が悪影響を与えている。保護所を増やして集団を小規模化したり、職員の専門性を高めたりする対応策が急務だ」と話す。(高橋健次郎)

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 日本子ども虐待防止学会が27日、熊本市で始まり、約1700人の全国の研究者や施設職員などが参加した。28日まで27分科会や職域別研修などのほか、慈恵病院の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」に関するシンポジウムが開かれる。
 開会式で、学術集会長の山崎史郎・熊本学園大教授は「この交流からヒントを持ち帰り、安心と明るさの輪が広がることを願っています」とあいさつ。特別講演で慈恵病院の蓮田太二理事長がポスト設置への経緯や思い、運用の課題を述べた。
 この日は1回目の「ゆりかご」シンポジウムとして、匿名で子どもをポストに入れる匿名性の効果や課題について議論した。妊娠相談を受けている田尻由貴子看護部長は「匿名だから相談できる利点が、悩む人には大きい。病院は相談の中で実名化する努力をしている」と、相談のきっかけとしての匿名性の効果を強調した。
 一方で県中央児相の黒田信子児童相談課長は、ポストに入れられた子供がその後自分の名前の由来を尋ねたり「お父さんお母さんに手紙を書いたから出して」と話すようになった実例や、身元が分かった保護者とのやりとりなどを紹介した。さらに「社会的地位や経済力があるのにゆりかごを利用する人には、相談しないことを選ぶ人がいる。相談したうえでないと(ポストを)使えないシステムにする必要がある」と変更を求めた。
 養子を戸籍上は実子にできる「特別養子縁組」が、身元の分からない子供にも適用できるかどうかについて鈴木博人中央大教授は「現場はなかなか踏み切れないが制度上は縁組は可能」と述べた。

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 皆さんこんにちは、IT・情報戦略コンサルタントの辻井康孝です。どこの会社でも会議は日常的に行なわれており、そうでない会社は少ないと思います。かくいう僕も職業がら、取引先などでさまざまな会議に出席する機会があります。ただ、効率良く建設的に議論が進む会議と、そうでないものがあるのも、また事実。
 そこで今回は、企業において行なわれる会議を、有意義で建設的なものにするためのポイントについて、お話ししたいと思います。
 
 会議を効率的に、成果あるものとして機能させるためには、まず会議そのものの「マネジメント」が必要です。時間ばかりかかって一向に建設的な成果が得られない不毛な会議には、これが欠落しています。
 会議のマネジメントとは、要するにその会議の「仕組みとルール」をしっかり作り、規律を持って会議を運営していく、ということですね。そのような観点から、以下に大事なポイントをまとめます。
 
1. 議論は、積み上げていかねばならない→昨日より今日、今日より明日で進展がなければ意味がない
2. そのためには、ルールが必要→議題の明確化と議事録の整備、時間管理
3. 今、何について話し合っているのか、そこから外れてはならない→議長の手腕
4. 発言したからといって、何かを言ったことにはならない→会議は自己アピールの場ではない
5. ブレストである場合を除いて、思いつきでモノを言わない→自分の発言に責任を持つ
 では、それぞれについて、以下に詳しくお話ししていきます。またその意味をより深く味わうために、「経営の神様」と呼ばれるドラッカーの言葉も踏まえながら、見ていくことにしましょう。
 
●議論は、積み上げていかねばならない→昨日より今日、今日より明日で進展がなければ意味がない
 当たり前ですが、会議をする以上、そのプロジェクトは進展しなければ意味がありません。ビジネスマンはみな忙しく、お互いその貴重な時間を使って集まるわけですから、それにふさわしい成果を得なければ、文字通り「時間のムダ」です。そして物事を進展させていくには、議論が「積み上がって」いかねばなりません。
 「話し合って物事が決まる→それを実行に移す→その結果がどうだったか検証する→改善する」といういわゆる「PDCA(プラン→ドゥ→チェック→アクション)」のサイクルで進めることが必要であり、「話し合ってそれで終わり」では、いけません。
 話し合って決定したことを行動に移し、そしてその結果についてまた話し合うことで、昨日より今日、今日より明日と、物事をどんどん前進させることが大切なのです。
 
●ドラッカーの言葉:
・意思決定とは行動を約束することである。起こるべきことが起こらなければ、意思決定を行なったことにはならない。
・決定は実務レベルに下ろさない限り、決定とは言えず『良き意図』に過ぎない。
・戦略計画とは、1.リスクを伴う起業家的な意思決定を行なう、2.実行に必要な活動を体系的に組織する、3.活動の成果を期待したものと比較する、という連続したプロセスだ。
●そのためには、ルールが必要→議題の明確化と議事録の整備、時間管理
 議論を積み上げて会議を効率良く運営するには、会議自体の「システム化」を行なわねばなりません。その会議は何を目的として、何について話し合い、どんな成果を招来したいのか……。そういうことをメンバーに明確に周知し、全員がそれを理解して議論を進めていく必要があります。
 そのためには、まずアジェンダ(=議題)をレジュメ化し、全員に配布するわけですが、召集されてその議題を初めて知るようでは、各メンバーはそれから考え始める事になるので、効率良い時間の使い方とは言えません。
 そこでアジェンダは、事前にメールなどで配布しておき、各自がその会議で何を話し合うのかを把握し、個々の議題に対する自分の考えをアタマの中でまとめた上で会議に臨むようにしておくべきでしょう。
 また会議後には速やかに議事録を作成し、これも全員に配布します。議事録とは単なる記録ではなく、そこで何が決まり、何を行動に移し、その結果がどうだったかを次回の会議で報告できるようにするためのベースとなります。これを見て、全員が次の会議に向けて、一斉に行動を起こすのです。ですので議事録には、単に議事内容だけでなく、決定事項・担当者・期日が明記されていなければなりません。
 また会議においては、時間のマネジメントも必要です。困難な議題を討議する場合、時間管理をしなければ、いつまでたっても結論の出ない、いわゆる「小田原評定」になります。冒頭に、この会議にどれだけの時間を費やすかを明確に宣言し、全員がそれを認識して議論することが大切です。「タイムイズマネー」なのです。
●ドラッカーの言葉
・会議を成果あるものにするには、会議の冒頭に、会議の目的と果たすべき貢献を明らかにしなければならない。そしてその会議をその目的に沿って進めなければならない。会議の終わりには、冒頭の説明に戻り、結論を会議開催の意図と関連づけなければならない。
・成果を挙げるための第一歩は、時間の使い方を記録することである。

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