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虐待・DV

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 昨年11月、兵庫県三田市のマンションで家族4人で暮らしていた女の子が、わずか5歳で亡くなった。利発で人なつっこく、幼稚園でも人気者だった寺本夏美ちゃん。転倒し頭を打ったとして病院に搬送されてから、5日後のことだった。だが3カ月余りが過ぎた今年3月、兵庫県警は虐待により夏美ちゃんを死亡させたとして、傷害致死容疑で継母の無職、寺本浩子容疑者(27)=秋田県小坂町=を逮捕した。「シンデレラ」や「落窪物語」のように、昔からあったとされる継子いじめ。だが一方的に憎しみを募らせた末の典型的な児童虐待ではなく、寺本容疑者は育児に悩んでいた様子もうかがえる。夏美ちゃんはなぜ、どうやって短い生涯を終えることになったのか…。(稲場咲姫)
 
「外傷なし」が決め手に

 「子供がベランダで転んだんです。意識がなく、呼吸もあるか分からない」
 電話口の声はうわずり、震えていた。三連休が明けたばかりの昨年11月24日午後3時47分。三田市消防本部に119番が入った。
 JR福知山線三田駅から徒歩で10分ほどの距離にある築20年弱のマンション。その2階の一室に救急救命士を含め4人の救急隊員が駆けつけると、居間にあおむけで横たわっている女児の姿が目に入った。それが、夏美ちゃんだった。
 肩をたたいて呼びかけるが、反応はない。瞳孔も開いている。かたわらの寺本容疑者はおろおろするばかりで、「なつ、なつ」と繰り返しながら夏美ちゃんの体をさすっていた。

 救急病院に搬送された夏美ちゃんは、ICU(集中治療室)で治療を受けた。しかし一度も意識を取り戻すことなく、11月29日午後1時7分、息を引き取った。死因は、頭部に衝撃が加えられて生じた急性硬膜下血腫による脳機能障害だった。
 だが、病院は当初から虐待を疑っていた。病院関係者は言う。「転倒してできた傷害かどうかは、医師ならまず間違いなく判断できる」
 このため搬送当日に「虐待の可能性がある」と県警に通報。県警が行った司法解剖の結果も、医師の判断と一致した。「転倒したならあるはずの外傷がない。にもかかわらず硬膜下血腫を起こしたのは、頭を激しく揺さぶられた可能性が極めて高い」(捜査関係者)。県警は近年、児童虐待の新たな類型として注目されている「乳幼児揺さぶられ症候群」(SBS)の疑いを強めた。
 SBSは子供の肩をつかむなどして激しく揺すった際に、脳が頭蓋骨の内側に打ち付けられて発症するとされる。日本小児科学会の児童虐待の診療手引きによると、硬膜下で出血を起こすことが圧倒的に多いという。
 県警はまず、昨年6月24日に夏美ちゃんに暴行を加えたとする傷害容疑で、今年2月11日、夏美ちゃんの死後まもなく離婚し郷里の秋田県小坂町に帰っていた寺本容疑者を逮捕。さらに同罪で起訴した後の3月5日、傷害致死容疑で再逮捕した。
 
“おばあちゃんママ”を訪ね7キロを

 親族らによると、寺本容疑者と夏美ちゃんの父親(30)が知り合ったのは、平成19年の秋ごろだった。父親は大学時代に出会った夏美ちゃんの実母と結婚したが、実母は悪性リンパ腫のため26歳の若さで他界。わずか2歳で母親を失った夏美ちゃんのためにも再婚を、と考えていた時期だったという。大阪市や神戸市のベッドタウンである三田市と、青森との県境、十和田湖沿いにある小坂町。750キロ以上離れた町に住む2人が知り合ったきっかけは、インターネットの会員制サイト「mixi(ミクシィ)」だという。

 その後、交際を深めた2人は20年3月に結婚。一人っ子だった夏美ちゃんにとって初めてのきょうだいとなる弟もほどなく生まれ、家族4人での暮らしが始まった。
 だが、夏美ちゃんの新しい母親との暮らしの異変に気づいたのは、父方の祖母(56)だった。
 「声がするのでドアを開けたら、夏美がいるんです。もうびっくりして…」。昨年4月10日、夏美ちゃんが三田市の自宅マンションから約7キロ離れた祖父母の家を、突然訪ねてきたのだ。
 祖父母は夏美ちゃんの実母が亡くなった後、夏美ちゃんを自宅に預かり親代わりになって育てていた。そして、父親の仕事が休みの週末は三田市のマンションへ。そんな生活が寺本容疑者と再婚するまで2年余り続いた。だから夏美ちゃんも道はよく知っている。それでも当時4歳だった夏美ちゃんが一人きりで2時間かけて歩いてくるのは、よほどのことに違いなかった。
 「事情を聴いたら、『ママに追い出された』と言うんです。あの子は私のことを『おばあちゃんママ』と慕ってくれていました。だから必死の思いで来たんでしょう」
 すぐさま電話で寺本容疑者を問いつめたが、その答えも、祖母を愕然とさせるものだった。「私は夏美に母性がない。だから、好きなところに行くように言ったんです」
 
まま ずうっとすき

 夏美ちゃんが虐待を受けていると感じた祖母は、三田市のこども課に相談した。しかし夏美ちゃんが通っていた市立幼稚園の園長はこども課からの連絡を受け、意外だったという。

 「本当におとなしそうなお母さんで…。ただ、育児に悩んでいる様子はあった。『急に4歳児の母親になって戸惑っている』と相談を受けたこともある。でも、『義理の母親だけど頑張ります』と話していたんです」
 それでも注意深く様子を見守っていた6月25日、夏美ちゃんがほおを腫らして園に現れた。「昨日、ママにばーんとされた」。すぐさまこども課に報告し、県川西こども家庭センターが夏美ちゃんを一時保護した。
 保護後に園から連絡を受け、泣きながら「(しつけを)やりすぎてしまいました」と話したという寺本容疑者。センターの職員に対しても「実の母親のようになりたいと思い、必死でやってきた」と訴えたという。
 その後、寺本容疑者が自らのしつけが誤っていたことを認め、周囲のサポート体制も整ったため、センターは家庭復帰が可能と判断。夏美ちゃんは約1カ月で自宅に戻った。寺本容疑者の育児の負担を減らすため、幼稚園に代わり新たに通うことになった保育園の園長は「夏美ちゃんはお母さんの膝の上に乗って甘えたり、作ってもらったお弁当を見せてくれたり…。過去に虐待を受けたことがあっても、ふつうの親子仲にみえた」と振り返る。
 だが、祖母の見方は異なる。「あるとき、なぜ夏美をそんなに厳しくしつけようとするのか聞いたことがあるんです。答えは『私も母親から同じしつけを受けた』でした。夏美はそういう新しい母親に慣れようと、気に入られようとしていたんです」
 再び始まった家族4人での暮らしは、わずか4カ月で終わりを告げた。寺本容疑者は傷害の逮捕容疑となった6月24日の暴行については逮捕当初認めていたが、その後は夏美ちゃんが死亡した経緯も含め「話したくありません」と説明を拒んだという。
 結婚する際、周囲に「私が夏美ちゃんの母親になる」と告げたという寺本容疑者。その歯車は、どこかで狂ってしまったのか。夏美ちゃんがセンターに保護されている間につけていた絵日記には、幼い字でこうつづられていた。
 
毎日新聞 5月8日(日)18時42分配信
 生後間もない女児を公園に置き去りにしたとして、秋田県警湯沢署は8日、県南部に住む高校2年の男子生徒(16)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は7日午前2時半ごろ、秋田県湯沢市古館山の中央公園野外ステージ上のベンチに、生後1、2日とみられる女児を遺棄したとしている。女児は7日午前6時25分ごろ、散歩中の女性が発見、保護された。
 同署によると、男子生徒から7日午後7時半ごろ、県警本部に「自分が捨てた」と連絡があった。女児の父親とみられる。母親は交際していた県南部の高校2年の女子生徒(16)という。男子生徒は「どうしたらいいかわからず、困ったので捨てた」と供述している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000023-mai-soci
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乳児置き去り:生後1、2日 湯沢・中央公園に /秋田
 7日午前6時25分ごろ、湯沢市古館山の中央公園にある野外ステージ内のベンチに、生後間もない乳児が置き去りにされているのを散歩中の女性が発見。付近にいた別の女性が110番した。乳児は生後1、2日とみられる女児で、病院に運ばれたが、命に別条はないという。
 公園は湯沢市役所の近く。湯沢署によると、女児はタオルでくるまれていて、手紙が1枚添えられていた。手紙には自分では育てられないことや、いい人に見つかってほしいという内容が書かれていたという。同署は保護責任者遺棄容疑で調べている。
 公園の近くに住む佐々木常治さん(60)は「(女児の)顔色は悪く弱っているようだった。(置き去りにしたのが)地元の人ならすぐに分かるだろうが、遠方から来た人なら見つかるんだろうか」と心配そうに話していた。また60代の女性は「赤ちゃんが生きていて良かったが、母親の容体は大丈夫だろうか」と話していた。
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大阪・西淀川の女児虐待死:母親、2審も実刑 高裁控訴棄却「冷酷非道、許せぬ」
 大阪市西淀川区の松本聖香さん(当時9歳)の虐待死事件で、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた母親の松本美奈被告(36)の控訴審判決が8日、大阪高裁であった。古川博裁判長は「冷酷非道な犯行は許しがたい。(死体遺棄も)計画的なもので悪質」として、懲役8年6月とした1審・大阪地裁判決(裁判員裁判)を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
 判決によると、同居していた小林康浩被告(40)=1審判決で懲役12年・控訴中=とともに、聖香さんを殴打したり十分な食事を与えず、09年4月5日にベランダで衰弱死させた。さらに、別の知人の男とも共謀して奈良市内に遺体を埋めて遺棄した。
 控訴審で弁護側は、松本被告が小林被告の心理的強制下にあり、共同実行の意思はなかったなどと主張。これに対し、古川裁判長は保護責任者遺棄致死罪について「小林被告の機嫌を損ねて小林被告との生活が瓦解(がかい)することを避けるため、同調し助長した」とした。死体遺棄罪も「積極的に犯行に加わった」とし、いずれも松本被告の共謀を認定した。【久保聡】
毎日新聞 2011年4月9日 大阪朝刊
東日本大震災による東京電力福島第1原発の放射性物質(放射能)漏れ事故を受け、政府の指示を超えて自主避難が広がるなか、生活保護を受ける外国人が日本人との間に生まれた子供を置き去りにして帰国するケースが相次いでいることが分かった。福祉現場からは「児童虐待のネグレクト(育児放棄)に当たる」と懸念の声が上がっている。
 
 原発から150キロ圏にある関東地方の市の福祉事務所へ今月18日、生活保護を受給する中国籍の40代の母親から電話があった。
 「成田空港にいる。祖父が危篤なので帰国する」
 
 担当者が自宅を訪ね、高2の長男と中2の次男に事情を聴いたところ、母親は「原発が怖い」と中国へ帰ったことが分かった。2人は児童相談所が介入し、離婚した父方の祖母宅へ身を寄せたという。
 
 この福祉事務所が全国の福祉事務所の仲間内で調べたところ、生活保護を受給する外国人の帰国は少なくとも東日本の84事務所で64件に上った。中国、韓国、フィリピン、タイ人などで、中国人が最も多かった。永住者資格などを取得後に日本人男性と離婚した母子家庭や単身女性がほとんどを占め、子供と帰国した人が多い一方、友人の中国人や日本人へ預けて単身で帰国したり、子供を置き去りにしたケースも少なくないという。
 
 担当者は「皆一様に『祖父母が危篤で』と言う。ただ申告するのは良心的なほうで、黙って帰国するほうが多く実態がつかめない」と話す。申告がない場合、数カ月に1度の定期訪問まで帰国の事実が分からず、保護費が口座へ振り込まれ続けることになる。帰国の旅費も保護費をためた貯金でまかなっているという。
 
 生活保護法上の受給対象は日本国籍者だが、厚生労働省の見解では「人道的見地から永住者や定住者、日本人の配偶者等の在留資格を持つなど一定要件を満たす者は受給できる」(保護課)といい、平成21年度に世帯主が外国籍で生活保護を受けた人は6万952人に上った。保護費は全額が税金でまかなわれている。
 
 担当者は「永住権というのは永住を前提にしているはずなのに、帰国するのでは永住とは言えない。国は出入国管理などを適正化してほしい」と訴えた。
 
 生活保護問題に詳しい森川清弁護士(50)は「法的に問題はないが、子供を置いて逃げるといった行動が反発を招いているのだと思う」と指摘する。
 
2011年01月12日08時36分
提供:産経新聞1ツイート  内縁の妻の長男(3)に暴行を加え、両足骨折などの重傷を負わせたとして、大阪府警捜査1課と黒山署は11日、傷害容疑で、堺市東区北野田の無職、井本雅弘容疑者(26)を逮捕した。「夕食のときに長男が『いただきます』と言わなかったので回しげりした」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は、昨年7月3日ごろ、自宅で内妻(27)の当時2歳だった長男の両足を回しげりし、両足の太ももの骨を折る重傷を負わせたとしている。長男は堺市子ども相談所(児相)が一時保護し、回復しているという。
 事件は昨年7月6日、児相の職員が家庭訪問した際に発覚。井本容疑者と内妻は当初、「長男が階段から落ちて骨折して入院した」と説明していたが、けがの状況と食い違うため、児相が府警に通報した。
 府警によると、長男と内妻の長女(5)の姉弟は日常的な虐待を受けていたとみられ、平成21年7月には近所の住民が「夜中に子供の叫び声が聞こえる」と堺市に通報。児相は家庭訪問で姉弟の体にあざを確認、姉弟を保育所へ通わせ、一時保護した時期もあった。
 井本容疑者は「内妻が止めに入ったので暴行を止めたが、病院には絶対に連れて行くなと言った。回しげりした太ももが赤く腫れていた」と供述したという。
 井本容疑者は21年1月ごろ、携帯電話の無料ゲームサイトを通じて内妻と知り合い、昨年6月ごろから内妻の家に同居。事件当時は4人暮らしだった。
 近くの女性会社員(60)は昨年春ごろ、男児の家からの「ゴン」という音と男の怒鳴り声を耳にした。その直後に「やめてー、子供が死ぬやないの!」という懇願するような女性の声と、男の子の異常な泣き声が聞こえたという。「一度だけ外出する家族を見た。仲むつまじい様子だったのに…」と話していた。
虐待を受けた子どもを緊急的に保護する一時保護所で、ほかの入所児童・生徒に暴力を振るった経験がある子どもが3割に上っていることが、「児童相談所一時保護所研究会」(事務局・埼玉県新座市)の調査でわかった。保護人数や滞在日数が増え続ける中、子どものストレスがたまり、本来ケアされるべき施設で「二次被害」が顕著になっている。27日から熊本市で開かれている「日本子ども虐待防止学会」で報告される。
 同研究会は、大学教授や児童相談所(児相)職員らでつくる民間団体。調査は「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」(朝日新聞社など主催)を受けて、今年9、10月に実施した。全国124カ所の一時保護所にいる入所児童・生徒(小学4年以上)が対象で、43カ所(回答率35%)の計251人から回答を得た。
 「(一時保護所内で)友達に暴力を振るったことがあるか」の質問には、7.7%が「よくある」、22.0%が「少しある」と回答。「友達が傷つくような悪口を言ったことがあるか」には、16.7%が「よくある」、34.6%が「少しある」と答えた。「職員の言動に反感を持った」と回答した子どもの44%が、ほかの子どもに暴力を振るっていた。
 一時保護所は虐待や家出など緊急の場合に18歳未満の子どもを保護する。虐待対応の増加に伴い、1日あたりの保護人数は1475人(2008年度)と10年前の2.1倍に。退所後の受け皿不足も深刻で、平均滞在日数は28日(同)と1.9倍に上る。様々な問題を抱えた子どもが同じ空間で生活する「混合処遇」でストレスが高じ、トラブルが相次いでいた。
 研究会代表の浅井春夫・立教大教授(児童福祉論)は「一時保護所を快適な場所と考えている子どもも一定数いるが、狭いスペースに押し込まれている実態が悪影響を与えている。保護所を増やして集団を小規模化したり、職員の専門性を高めたりする対応策が急務だ」と話す。(高橋健次郎)

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