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 あなたは「職場のスタッフがやる気を出してくれない……」と悩んでいませんか。そして「スタッフにやる気を出させよう」と頑張っていませんか?今回は「褒める」をテーマに、スタッフのやる気を、無理に「出させよう」としなくても、自然とやる気が「出てくる」ようにするためのヒントを紹介します。【竹内義晴,Business Media 誠】

●「目標」を持てば「やる気」が出るのか

 自分はやる気があるのに、ほかのスタッフがやる気がないので、噛み合わない。「やる気を出そうよ」といってみても、冷たい目で見られるだけ……。そんな職場では、だんだん働くのがイヤになってしまいます。

 楽しく仕事ができる「働きやすい職場」にするには、やはり「仲間のやる気」も大事。そこで今回は「褒める」をテーマに、仲間のやる気を引き出す会話の方法を伝えます。

 まずは「やる気は、どこから生まれるのだろう?」ということについて、考えてみたいと思います。

 一般に、やる気を出すには「夢や目標を持て」などといわれますね。でもわたしは、世間でいうほど「目標」と「やる気」に関係があるのか、疑問を持っています。なぜなら、わたし自身が、目標を持ったからといって「やる気が出る」というタイプではないからです。

 わたしもこれまで、何度か目標を持ったことがあります。例えば、以前勤めていた会社には「目標管理制度」というものがありました。年度始めに「資格を取る」など自分なりの目標を立て、その目標に向かって1年間努力し、年度末にその達成度を評価するという制度です。

 仕事の上でとはいえ、自分で立てた「目標」ですし、達成度に応じて昇給や昇進などもあるわけですから、一般論でいえば「やる気」が出るはずです。しかしわたしの場合、これで「やる気が出た」ことはあまりなく、あるのはむしろ「やらされ感」でした。年度の終わりには、えんぴつを舐め舐め、いかに帳尻を合わせるかを考えていました。

 もちろん、目標を持つことがまったく効果がないとはいいません。例えば自分の興味のある資格をとるために勉強している間は、わたしだってそれなりに「やる気」になります。でも試験が終わると、やる気もそれでおしまい。やる気が長続きした試しがないんです。

 ここから分かるのは、目標を持つことはとても大切だけど、なんでも「目標」があれば「やる気」につながるのかというと、そういうわけではないのかもしれない、ということです。

●自然と「やる気」が出てくるのはどんな時?

 そんなわたしですが、今も「やる気」がないのか? というとそうではありません。自分でいうのはなんだか照れくさいですが、いまのわたしは、これまでの人生の中で一番やる気に満ち溢れています。目標も持っています。もちろん時にはやる気が出ない日もありますが、平均点で表わせば80点くらいのやる気があります。

 なにも「やる気がない自分」を反省し、「やる気を出そう!」「目標を持とう!」と思ったわけではありません。そんなことをしても、わたしの「やる気」は出ません。むしろその逆で、あることから「気持ちが満ち足りて」きて、そうしたら自然とやる気になり、その結果、目標もできたという感じなのです。

 つまり、やる気を出そうと思って自分で「出している」わけではなく、気がついたら自分の内側から「出てきた」のです。

 では、わたしを満ち足りた気持ちにしてくれた「あること」とは、なんでしょうか。それは、コーチングをしているクライアントさんからの「ありがとう」「いつも感謝しています」といった言葉や、メールマガジンなどの記事を読んだ方からの「とても勉強になりました」などという言葉。これらの「感謝の言葉」で気持ちが満たされ、自然に「やる気」や「目標」が湧き出てきたのです。
 
これは、わたしだけのことでしょうか? きっと違うと思います。少し想像してみてください。もしあなたがまわりから「やる気を出せ」といわれた時と、「ありがとう」といわれた時では、どちらが「やる気」が出るのかを。

 やる気の元って、実はこんなにシンプルなものなんです。

 やる気は「出す」ものというよりも「出る」もの。これを考えれば、仲間にやる気を出してほしい時にも、どんな言葉をかければいいのかが見えてきます。

●日常のささいな褒め言葉を大切にしよう

 わたしたちは日々の仕事の中で、自分の成果を上司や仲間から認めてほしいし、褒めてほしいと思っています。わたしもそうですし、きっとあなたも同じでしょう。そしてそれは、あなたの仲間も同じだと思います。

 認めてもらえれば、胸の奥のほうが満たされた感じがします。

 褒められれば、やる気も出てきます。

 みんな「がんばってるね」のひと言が欲しいだけなのです。「よくやったね」といってほしいだけなのです。なのに、現実に耳にするのは、「なぜ、このミスに気づかなかったの?」といった指摘や、「もっとやる気を出して仕事をしなさい」といった叱責。聞けばやる気をなくしてしまう言葉ばかりです。

 もちろんミスの指摘は、再発を防ぐ上で大切です。スケジュールに遅れが出ていたら、いわゆる「喝」を入れる叱咤(しった)も必要です。でも、みんなが意欲を持って働くことができ、チームとしての成果も出せる職場にするには、もっと大切な会話があるはずです。

 わたしがM社に常駐して新規システムの立ち上げに参加したと時、納期や品質に対するプレッシャーがたいへん厳しく、心身ともに疲れ果ててしまいました。でも、もしあのとき、「がんばってるね」などのねぎらいのひと言があったなら、身体を壊すほどにストレスをためることもなかったのではと思います。

 けれども、実際にあった言葉は、「このミスは、竹内さんにスキルがないからですよ」でした。このひと言には、正直へこみましたね。

●褒めるのは恥ずかしいし、わざとらしい

 では書籍の中から、褒めるためのヒントを1つご紹介しましょう。

 褒めるというと「○○さんはすごいですね」などと、相手を賛美することかと思うかもしれません。でもこのような褒め方はなんだか気恥ずかしいですし、思ってもいないことで相手を褒めるとわざとらしくなってしまいます。褒めるのも、意外と難しいものですね。特に身内に近いほど、相手を褒めるのは難しいと感じます。

 先日、旧友に会いました。最近、受講料が30万円以上するセラピスト養成講座を受講し始めたんだそうです。彼女はわたしにこういいました。

 「前からずっと、やりたいやりたいと思っていたけど、行動しなかったんだよね。これまでも比較的安い講座には行ったことがあるけど、なんだか違うと感じていて。今こうして学び始めてみて、自分が行動できていることがうれしいし、とても楽しい」

 それを聞いて、「へ〜、○○(名前)はすごいな。勉強熱心だな」と褒めるのは恥ずかしいですし、なんだかわざとらしい感じがします。

●自分の中に生じた思いを伝えよう

 こういう時に便利なのは、「わたし」を主語にして褒めることです。

 「へ〜、○○(名前)はすごいな。勉強熱心だな」をひと言でいえば、

 「あなたは、すごいですね」

 ということですよね。主語が「あなた=旧友」になっていて、その「むかしからよく知っている友人」に対し「すごい」というのがなんだか恥ずかしいし、抵抗があるんです。そこで、主語を「わたし」にして伝えてみました。

 「○○(名前)の話を聞いて、すごく刺激になったよ。ボクも、もっとがんばろうと思ったよ」

 これを、ひと言でいえば、

 「わたしは、やる気になった」

 あくまでも自分の中に生まれた気持ちや思いを話した、という点に注目してください。「あなたは〜」と相手を賞賛したわけではないので、それほど恥ずかしくありませんし、自分の思いにウソはないので、わざとらしくもなりません。しかも、相手には「あなたの話がわたしにとって役に立った」ということが伝わります。

 褒めるのが苦手なら、無理して相手を賞賛する必要はありません。自分の気持ちを、そのまま伝えればいいのです。ポイントは、「わたし」を主語にすることです。相手の行動を見たり話を聞いたりして、自分に起こった気持ちを素直に伝えてみてください。
尖閣諸島問題に関連して、中国が日本へのレアアース(希土類)輸出を禁止したという報道は、中国当局は否定していたが、結局那覇地検が中国人船長の釈放をしてしまい、真偽がわからないまま終わってしまった。今回はこれで終わったが、自動車や半導体、光学製品など日本が強みとする産業で使われるレアアースは、世界的にも9割以上の産出を中国に頼っている状況だ。中には中国でしか産出しないとされている元素もある。日本の製造業にとって、政情の不安定さもある一国に資源を依存し続けるのは危険な状況だ。
実際、8月末にも中国がレアアースの輸出を制限している。
(参照記事:レアアース輸出拡大、中国側「ゼロ回答」―2010/08/29 朝日新聞社)
世界的にレアアース需要が高まる中の独占状態なので、値段を吊り上げようという意図もあるだろうし、中国の製造業企業に、日本などと比べて競争力を持たせたいという意図もあろう。したがって、こういう一国に資源を全面依存をしている状況は、今回のような政治的な問題がなくても、非常に危険な状態といえる。
で、今回は本当に中国が輸出規制してしまうと日本の製造業は終わり、なんて状況なのか、この中国レアアース問題をまとめてみる。
1. そもそもレアアースって何?レアメタルと何が違うの?
→ 日本語では「希土類」。レアアースもレアメタルの一部ですが、化学元素のIII族に属する17種の元素だけを厳密にさします
名前が似てるから良く間違えられるんだけど、レアアース(希土類)は化学的名称。一方、レアメタルは、単純に世界で産出量が少ない元素の総称で、レアアースも含む一般名称だ。
わかりにくいと思うので、以前話題になったPopsci.comの周期表を使って図示してみた。青で囲まれてるのが、いわゆるレアメタルに認定されてる元素。こうしてみると、結構あるわけです。で、その中に含まれている赤で囲んでいる17種類の元素が「レアアース(希土類)」になる。
で、それってどんなところに使われるの?と思われるだろう。昔から良く知られてる用途は、強力な永久磁石。最近は、この磁石がハイブリッド車や電気自動車のモーターで使われている。ネオジム(Nd)やサマリウム(Sm)に加え、最近ではディスプロシウム(Dy)といわれる元素が使用され、安価で効率の良いモーターを作るのに役立っている。したがって、ハイブリッド・電気自動車の最大の生産国である日本はもっとも打撃が大きいというわけ。このあたりの磁石は、MRIなど医療用機器でも大活躍だ。
また光学用途として、レーザーを作るためのガラスににネオジム(Nd)、エルビウム(Er)、イッテリビウム(Yb)といった元素が使われたりする。これらの元素が、特殊な波長の光を励起することが出来るので、レーザー用に向いている。同様に、蛍光体でも大活躍で、これらは今やフラットパネルディスプレイには欠かせない元素だ。
その他にも研磨剤や石油精製での触媒など、さまざまな用途で希土類の元素は使われている。これらは半導体やガラスなどの研磨、化学素材の生成などに用いられてるから、やっぱりそれぞれの分野でシェアが高い日本企業は、レアアースがなくなると大変な思いをするわけ。
2.レアアースは中国(チベット)が世界の9割以上を産出してるというけど、なぜなの?
さて、このレアアース(希土類)、何で中国がそんなに大量に生産してるのか、と思うでしょう。実は、中国といってもたった一箇所、モンゴルとの国境に近いバイユンオボ鉱床 (Bayan Obo)だけから生産されている。
この鉱床が有名になる前は、レアアースは世界中で産出されていた。特にアメリカのカリフォルニア州にあるマウンテンパス鉱床が有名で、1980年代には世界の50%以上のレアアースが産出されていた。実際、バイユンオボ鉱床についで、レアアースの圧倒的な埋蔵量を誇っている鉱床だ。ほかにも、オーストラリア、ブラジルなどが著名な産地だった。
ところが、バイユンオボ鉱床は、希土類の鉱質が地表面に出ているような状況で、要は掘るのにコストがかからない。中国のこの鉱床が出てきたおかげで、採掘コストに対して市況が安くなってしまい、他の鉱床は採算が取れなくなってしまった。それで、マウンテンパス鉱床はなんと2002年に休止、オーストラリアや他の国の鉱床も、採掘量を減らしてしまったのである。
このバイユンオボ鉱床の圧倒的な採掘コストの安さが「レアアース中国93%依存」というおかしな状態を生み出してしまったのだ。
3. 中国に依存しないで問題解決する方法はあるのか?
こうして原理がわかってくると、論理的に次の三つがある。
1) 圧倒的なレアアース埋蔵量を誇る米国のマウンテンパス鉱床を再稼動する
2) そのほかオーストラリア、インド、ブラジルなど稼動が低下している鉱床を再開発して規模拡大する
3) レアアースを使わない製造方法を開発する
1)だが、アメリカしても、希土類は軍事目的など多様な用途があるため、今回のような「中国による輸出停止」のリスクを考えると、鉱床の再開に期待が高まっているところだ。
実際、マウンテンパス鉱床を所有するモリコープ社はすでに再開を見込んだ資金を確保するため、2010年4月にIPOを行うなど、すでに動き始めた。まだ風のうわさだが、8月には採鉱を開始したとも言われている。
中国のバイユンオボ鉱床を「レアアース東の横綱」と呼ぶなら、マウンテンパスは「西の横綱」と呼べる採掘量が可能だ。世界的にレアアースの取引売価も高くなっており、コスト的に問題ないとあれば、今後の採掘量の増加は見込めるだろう。米国なら政治リスクも非常に低いし。あとは日本企業がよりやすく調達する、という意味で日本企業からの出資を考えられたりしませんかね?(このあたり、まったく情報なしですが)
2) はインド、ベトナムなどを中心に、すでに日本企業によるアプローチが始まっている。電気自動車のモータなどに使われる重希土類のディスプロシウム(Dy)などは、上記のマウンテンパスでは産出が難しいこともあり(中国では産出)、インドへの期待は高まっている。
昭和電工、ベトナムで「昭和電工レアアースベトナム」を稼動(2008年10月)
豊田通商、インドでレアアースの輸出権利獲得、精錬工場の建設(2010年8月27日)
また、カザフスタンやオーストラリアなどのウラン鉱床での希土類の回収プロジェクトも行われている。
住友商事、カザフスタンでレアアース回収プロジェクト(2009年8月)
このあたりは、日本の商社などがお得意な「新興国に豊富な資金と今後の安定需要を約束して参入」系。中国よりは採掘コストが高いだろうが、リスクヘッジとしては十分機能するだろう。
3)は、そもそもレアアースを使わない、という方法。これも日本企業を中心に開発がすでに始まっている。こういうものは、実際の実現には5年以上時間がかかったりするだろうが、リスクヘッジとして考えておくのは重要。
現状は中国でしか生産されないディスプロシウムを使わない、HEV/EV向け磁石の開発
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/08/p201008301.html
レアアースを使わない研磨剤の開発(NEDO・立命館大学)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100916/fnc1009161643019-n1.htm
以上、こうしてみてみると、中国一国にレアアースを依存しているのは、一時的な問題であり、別にさほど大きな問題ではないようにみえてくるんじゃないだろうか。(ディスプロシウムだけは早期にインドを何とかしないとだが)よって、こんな輸出禁止なんて非経済的な圧力に屈する必要は特にないわけである。
(追記:Twitterで何名かから指摘された「すでに出回っている家電などの製品から希土類を回収する」ですが、どれだけ現実的なのか、私は判断できないので、知ってる人のご教示を待つです。ただ、昨日もそういう金属回収業者の株価が一瞬上がったりしましたね。個人的には、出来ても少量だし、実現にも5年とかかかるんじゃないかと思うですが。)
2010年09月15日10時30分 / 提供:スポーツ報知
  小沢一郎前幹事長(68)と菅直人首相(63)がガチンコバトルを繰り広げた民主党代表選は、菅首相が圧勝した。民主党は14日、都内のホテルで臨時党大会を開催。党所属国会議員と地方議員、党員・サポーターによる投票の結果、菅首相721ポイント、小沢氏491ポイントだった。小沢氏は優勢と見られていた国会議員票でも敗北した。圧勝した菅首相も難しい国会運営が待ち受け、前途は多難だ。
 菅直人首相が、ライバルの小沢前幹事長を“パクった”演説で、圧倒的な差で再選を果たした。
 「小沢さんは『僕にも夢がある』とおっしゃった。私にも夢があります」。小沢氏の後に演説した菅氏は終盤、小沢氏の代表選キャッチコピー「僕には夢がある」に乗っかった。「夢」という言葉を3回繰り返し、政権交代可能な政党をつくる理想を掲げて政界で奮闘した経緯を語った。
 劇作家・平田オリザ氏がアドバイスした演説原稿には、もう一つ“パクリ”があった。冒頭で「日本国民のため、命を懸けてまい進する」。小沢氏が、自らをご当地の英雄・坂本龍馬に例え「自らの命を懸ける」と意気込んだ6日の高知県での街頭演説そのものだった。
 党所属議員の多様性を強調するオリジナル性も目立った。「我が党には会社員、経営者、公務員」と次々に党員の職業を列挙。「俳優、スポーツ選手、薬害被害者…」と出るわ出るわの約50種類をあげ「本当に多種多彩な経験を持つ議員の集まりが民主党の財産だ」。何もそこまで連呼しなくても…。会場には失笑が沸き起こっていた。
 世論では圧倒的有利ながら、国会議員票で劣勢とみられた菅氏。選挙戦最終日の13日には、自らの足で議員会館を戸別訪問した。05年に前原誠司・現国土交通相(48)と争った代表選では、投票直前の演説で逆転された経緯もあり、危機感を隠せなかった。
 菅氏は再選直後、都内ホテルで行われた祝勝会で満面の笑みで乾杯。だが、首相の座は死守できても前途多難の船出だ。党員・サポーター票では大勝も、国会議員票では接戦。今後へ向け「ノーサイド。挙党態勢で頑張り抜く」と語ったが、約半数の小沢氏支持者がひしめく党内で、亀裂が生じているのは否めない。
 国会も大荒れ必至だ。参院で過半数を持つ野党は、ねじれ国会で解散に追い込もうと狙っている。来春の予算関連法案では、政権が立ち往生する恐れもある。
 菅首相は同日夜、仙谷由人官房長官(64)と官邸で会談、留任が固まった。参院選敗北の責任を問われた枝野幸男幹事長(46)は、交代を含め検討に入った。「脱小沢」の象徴的存在の1人を続投させることで世論に訴え、1人は交代させることで小沢氏支持者への配慮を示す狙いとみられる。
 いきなりヤマ場がくる。15日に小沢氏と会談することが固まり、処遇を話し合うことに。鳩山由紀夫前首相(63)とも会談、党人事の骨格を固める。17日には内閣改造に踏み切る意向だ。
2010年09月12日09時00分 / 提供:J-CASTニュース
    「コレステロール」と聞くと、「悪い」というイメージを持っている人がほとんどだろう。ところが、日本脂質栄養学会が「コレステロール値は高いほうが、死亡率が低い」という研究成果をまとめ、これまでの「定説」を覆した。
   コレステロール値については、血中のLDL(悪玉)コレステロールが増加すると動脈硬化になり、心筋梗塞なども起きやすくなるとされていた。
コレステロールの善玉悪玉説は根拠崩れた?
   日本脂質栄養学会は2010年9月3、4日に開いた学会で発表した「長寿のためのコレステロール ガイドライン(2010年版)」で、「コレステロール摂取量を増やしても血清コレステロール(TC)値は上がらない」と指摘している。
   「『高リノール酸植物油の摂取を増やし、動物性脂肪とコレステロールの摂取を減らす』という従来の栄養指導は、むしろ心疾患、ガンなどを増やす危険性が極めて高く、これを勧めない」「血清コレステロールの善玉(HDL-C)・悪玉(LDL-C)説はその根拠が崩れた」など、14章からなるガイドラインは、コレステロール値を低く抑えることが健康への「近道」と思っていた人にとっては衝撃的ともいえる内容だ。
   今回の研究では、東海大学が神奈川県伊勢原市の老人基本健診受診者(男性8340人、女性1万3591人)を平均7.1年間追跡した結果、男性ではLDLコレステロール値が79ミリグラム以下の人より、100〜159ミリグラムの人のほうが、死亡率が低くなったことがわかった。
   日本脂質栄養学会は「欧米の過去5年間のデータをみても、少なくともLDLコレステロール値の140ミリグラムや、総コレステロール値の220ミリグラムの基準は低すぎることがわかりました。最近はコレステロール値だけで判断して薬を投与するケースが少なくありません。(従来の基準を見直すことで)わたしたちは、数値を下げるためだけに処方される薬の量も減らせると考えています」と話す。
   ちなみに、米国ではLDLコレステロール値が190ミリグラム未満であれば、正常値だという。
コレステロール関連の学会は二つある
   一方、コレステロールの問題では日本動脈硬化学会という別の学会が存在する。1991年に日本医学会に加盟しており、会員2300人を擁する学会だ。
   同学会は2007年に、狭心症などの持病がない人の場合、血中のLDL(悪玉)コレステロールが増加すると動脈硬化が起こり、心筋梗塞などのリスクとなるとし、LDLが140ミリグラム以下、総コレステロールで220ミリグラム以下に抑えるべきだというガイドラインを策定している。
   これに対し、日本脂質栄養学会は「コレステロール値は高いほうがいいのではないか」と考えていた人たちがつくった学会で、ホームページにも「1970年前後から(こうした考えは)始まっている」と記している。
   会員数は600人で、日本動脈硬化学会と比べると約4分の1でしかないが、「独立性」を強調。今回のガイドラインの策定を可能にしたのは「策定委員会のメンバーが製薬会社などからの研究費をもらっていないため」としている。
   じつは、「高コレステロール値のほうが長生きする」ことは、1997年度に大阪府守口市が健康診断を受けた住民1万6000人を対象に行った研究でも同様の成果があった。また最近では、「欧米でも高コレステロール値が死亡率を高めることはないとの研究成果が発表されている」(日本脂質栄養学会)という。
   現在、日本脂質栄養学会では、策定したガイドラインについてパブリックコメントを募集している。医師などに幅広く意見を寄せてもらい、1年後をめどに取りまとめる予定だ。日本動脈硬化学会からも意見を求めているが、「いまのところレスポンスがありません」と話している。
   日本動脈硬化学会にコレステロール値の基準について聞いたところ、「2008年に開いた合同シンポジウムで示したとおり」とだけ答えた。このシンポジウムでは、「LDLコレステロールが増加すると動脈硬化が起こり、心筋梗塞などのリスクとなる。数値が低くても糖尿病や喫煙など、ほかの危険因子をもっている人がいるので、そうした患者を抽出するための基準だ」との見解を示していた。
http://news.livedoor.com/article/detail/5004461/

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人の体はいろいろな器官やパーツから構成されていますが、全てがなくても生きてはいけます。
なくても別に困りもしないものもあり、それも含めて人体なのですが、中でもほとんど役に立っていないと考えられている20の部位をご紹介します。
 
鋤鼻器 (じょびき)
現在は機能していない嗅覚器官で、昔はこれでフェロモンを受容していたのではないかと考えられている痕跡器官。
耳動筋
ウサギや犬のように、先行人類はこの筋肉を使って耳を片方ずつ動かすことが出来たようで、訓練によって耳を動かすことができるのは、この筋肉によるものだそうです。
親知らず
昔の人々はカロリーを摂取するために、もっと植物の咀嚼(そしゃく)する必要があり、いちばん奥の臼歯として役立っていました。現在では健康に生えそろう人は5%しかいないとのことです。
頚肋骨 (けいろっこつ)
爬虫類時代からの名残と言われる器官。1%未満の人にあり、神経や動脈に支障をきたすこともあります。
第三眼瞼(だいさんがんけん)/ 半月ひだ(はんげつひだ)
鳥や哺乳類などはゴミをはじいて目を保護するためにある膜を持ちますが、人間は目の下部に少し残っているに過ぎないそうです。
 
耳の折れ曲がった部分のぽちっと厚くなったところですが、これは遠くからの音声を聞くために大きな形をしていたものが退化した名残だそうです。
鎖骨下筋
肩の下部にある第一肋骨から鎖骨までを引っ張る小さな筋肉で、4つ足で歩くのに役立ちます。人によって全くない人や1?2本持つ人がいるそうです。
長掌筋 (ちょうしょうきん)
肘から手首まで細長く伸びている筋肉のことで、11%人は持っていないそうです。ぶらさがったりよじ登ったりするのに重要だったようですが、現在は移植手術のために摘出して使われることがあるそうです。
男性の乳首
胎児の段階でテストステロン(男性ホルモン)が性別を分ける前に形成され、乳汁を分泌する器官ですが、男性の場合は乳汁を生成する機能がありません。
立毛筋
動物が体温の保持や敵への威嚇のために毛を逆立てる筋肉で、人間の場合は鳥肌がこれにあたります。人間がほとんどの毛を失ってしまったことがわかります。
盲腸
大腸と接合した細長い筋肉で、食事にもっと多くの繊維が含まれていた時代は食物の分解を助けていたそうで、善玉菌の維持に強く貢献しているそうです。アメリカでは年間30万人が虫垂切除を行っているようです。
体毛
眉毛は汗を止めるのに役立ったり、ヒゲは性的魅力を高めるなど、小さな役割を持ちますが、大半の体毛はほとんど役に立っていないそうです。
足底筋
大昔の人々には足でモノをつかむなどの機能がありましたが、9%の人々にはすでに喪失しているそうです。
13番目の肋骨
チンパンジーやゴリラには肋骨が13本あり、現代人のほとんどは12本ですが、8%の成人は13本あるそうです。
男性の子宮
男性の前立腺にぶらさがった、未発達の女性の生殖器官としての痕跡器官があります。
足の第5指
猿は足の指全部を、物をつかんだり木からぶらさがったりするのに使いますが、人間は主に親指だけを歩行時のバランスをとるため使うそうです。
女性の精管
男性の精子を尿道まで運ぶ管は、女性の場合は卵巣の近くで機能のない行き止まりの管となるそうです。
錐体筋(すいたいきん)
すでに私たちの20%には、この錐体筋と呼ばれる恥骨上縁に付着する袋のような形の筋肉がありませんが、これは有袋動物の名残かもしれないと言われています。
尾てい骨
ほとんどの哺乳類がバランスをとる機能として尻尾を持ちますが、その名残が椎骨と融合したとされています。二本足歩行が可能になる段階でその役目を終えたようです。
副鼻腔
大昔の人々はサバイバルのために現代の人々よりも匂いに対して敏感だったと想像されますが、現在でも粘液でいっぱいの空洞の管が残っている理由は、よくわかっていないそうです。
 
こうしてみると、いろんな痕跡器官が結構あるものです。
進化の軌跡だったり、昔の名残として、小さな痕跡を残しながら、身体の変化も時の流れに沿っていくことがわかりますね。

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