屠られ日記!

更新が滞っています。申し訳ありません。

全体表示

[ リスト ]

惡の華(9)

イメージ 1

小説を書くことにも自信をなくす常磐を必死に励ます春日だが、
その思いは届かず‥‥。逆に、春日に謝りたいという晃司に会ってほしいと言われる。
“逃げつづけたくない”春日は、常磐たちのバイト先へ向かうが‥‥!?

惡の華(9)
(著)  押見修造   (少年マガジンKC)

闇を抜けて…クソムシ、新たなる一歩を踏み込む!

「常磐を仲村の代わりにしている」――佐伯の言葉を否定できず思い悩む春日。一方で常磐が晃司と
仲直りをしたことを知り二人の関係はよそよそしいものになる。春日はこのまま逃げ続けることになるのか……。

思春期の少年少女による変質的純愛ストーリー『惡の華』9巻です。再会した佐伯さんから『常盤さんは
仲村の代わりなのか?』と痛烈な言葉を突きつけられたものの、それが図星でもあり彼女との関係がギクシャク
したものになってしまった春日。今回は春日にとっても常盤さんにとって、もターニングポイントな巻でした。

イメージ 2 イメージ 3

さて、佐伯さんから痛烈な言葉を浴びせられた春日でしたが、これはある意味では彼女なりの叱咤激励
とも取れる感じでした。このまま中学時代のようなクソムシ野郎なクソムシみたいな青春を送るか。それとも
闇を振りほどいて、新たなる生きる希望(常盤さん)に一歩踏み込むか。今回はそんな春日の幾ばくかの

“勇気”を見ることができる貴重なエピソードになっています。常盤さんは彼氏(晃司)との仲を修復し、
春日との小説で繋がっている“だけ”の関係に戻ろうとしていました。けれど、春日はそれをよしとしません
でしたね。ようやく仲村さんという、過去の幻想に捕らわれることを拒み現実に目を向けたのでした。

その結果が……

イメージ 4 イメージ 5
(喫茶店で)バイト中の常盤さんに愛の      告白!しかも一緒に働いている彼氏の眼前で!

いや〜クソムシの一世一代の愛の告白!今までどうしょうもない人間だった春日少年だったからこそか、
常盤さんへの口説き文句は妙にかっこよく見えて、さすがの常盤さんもグラっと来た…ってことでしょうか。
光と影のような、別々の世界で生きてきたような二人だけども、やはり通じ合うものがあったというか同じ

“におい”を感じとったということなのでしょう。例えそれが、お互い依存しあうだけのような関係であったと
しても、この関係は仲村さんとの影の世界での依存とは違う、もっとこう…温かい光のような世界での
依存のような気がします……って自分でも何を書いて何を言いたいのかまったく分からんくなってきたぞw

ともあれ、常盤さんとの関係が表面的にも内面的にも春日にいい影響を与えていることは確か。
ぶっちゃけ共通の趣味があって、こんな可愛くていい子な常盤さんと付き合うことになった春日が羨ましいぜ!

イメージ 6 イメージ 7
クソムシ、リア充になる…!?

まぁでも、新章になってから未だに登場していない真のヒロイン?ラスボス?主人公?な仲村さんが
春日の前に現われていないのが不気味すぎます。ただひょんなことから中学時代をすごしたかつてのあの
街に再び訪れる機会が出来てしまったようで、それが春日にどのような展開を待ち受けることになるのか?

遅かれ早かれ、あの街にはケジメを付けることにはなったのでしょうけど、
果たしてそこに仲村さんはいるのだろうか。節目となる10巻も目が離せませんね。

【評価:★★★★】

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事