屠られ日記!

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初心なカオルのひたむきな縛りに、更科も橘も、若かりし更科の姿を見つける。
一方でナナは、息を殺してカオルの縛りを見つめていたが、気付くと“息抜き”を反芻しており更科の
言う“縄酔い”を起こしてしまう。ナナとカオルの“田舎の夜の息抜き”そして三日目へ……。

ナナとカオル Black Label(3)
(著) 甘詰留太  (ジェッツコミックス)

10年間紡いだ大人の愛憎劇、ここに完結――!

高校生活最後の夏休みを迎えた、大学受験を控えたナナとカオル。別々の目的で二人が向かった先は、
官能小説家・更科修太郎の避暑地だったのだが、そこでナナとカオルは本物のSMの世界を見ることになり……。

本編よりも、よりハードでディープなSM(息抜き)を主題とした『ナナとカオル Black Label』3巻です。
田舎での夏休み二日目の夜、更科の創作活動の手伝いで橘さんを縛ることになったカオルでしたがそこで
彼が目にすることになるのがSMを通して熱くあふれる更科と橘さんの“愛”。いやぁなんとも濃密でした。

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官能的なまでのSM、最初からクライマックス!

というか、この3巻ではことSM(息抜き)に関しては冒頭のみ。メインで描かれているのは更科と橘さんの
10年来となる関係の完結となっております。帯に『いい齢した大人の告白』とあるようにまるで初心な少年の
ように話のキッカケを橘さんに切り出せない更科先生を見ると、カオルにとっては官能小説家としてだけでなく、

今後のナナとの関係を考える意味でもこれ以上ないお手本になったことでしょうね。そして橘さんにとっても
10年間、更科にかけ続けていた“呪い”の成就でもありました。痛みと、苦痛と、快感と、憎しみと愛しさと。
様々な感情が渦巻くSMの世界。更科先生と橘さんの関係は普通ではないマイノリティなそれかもしれない。

だからこそ、二人にしかわからない想いがあるし世界がある。
そして、やはり好きの気持ちは言葉にしなければいけない時もあるわけで。

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間違いなく今回はエロさより愛の深さに感動さえ覚えた巻でして、そんな更科と橘さんの関係を見た
カオルとナナにも相乗効果的なものを与えていますね。カオルもナナへの想いを隠し切れなくなっていたし、
そのカオルを見てナナも受け入れようとしている。それは短い期間ながら明らかにこの田舎での出来事を

経験して二人が成長した証しそのものだと思う。そこに田舎の夏休み→お祭り→盆踊りとくれば気持ちも
自ずと高まるというもの。浴衣姿のナナの艶姿も相まって後半のナナとカオルのくっ付くかくっ付かないかの
微妙な距離感に悶々としてしまいます!チョコバナナをほおばるナナにも、もちろん悶々としたけれどね!

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まるで更科と橘の関係に触発されたよう     に…カオルとナナの関係もステップアップか!?

既に今のカオルとナナの関係は、これまでの更科先生と橘さんの関係と遜色ないものがあると思います。
ただ、言葉にして伝えられるか、伝えられないか。それだけだと思うんですよねぇ。まぁ“それだけ”なんて
簡単に言えないくらいには、まだカオルの中ではナナへの劣等感があるんでしょうけど、ようやくナナと心が

交わるチャンスが来たわけですから、ここで何らかの“成果”を期待しないわけにはいかないですよ。
4巻は田舎の夏休みも3日目の夜を迎え、いよいよこの『Black Label』もクライマックス間近でしょうかね。

更に熱く。濃密に。愛の息抜きを堪能したい。さぁ次はカオルとナナの番だ。

【評価:★★★★】

ニセコイ(6)

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新学期、文化祭の劇でロミオとジュリエット役に楽と千棘が推薦された。
だが海旅行以来、楽に冷たい態度の千棘は断ってしまう。
くじでジュリエット役は小咲に決まり、ついに本番。ところが直前にトラブルが!?

ニセコイ(6)
(著)  古味直志   (ジャンプコミックス)

ついにお互いの気持ちに気づくの巻!

有名なヤクザの元締めの二代目ながら、将来は堅実な公務員を目指している一条楽は家の事情で
ギャングの娘・桐崎千棘と恋人のフリを装うことになる。今回は文化祭で演劇をすることになるのだが……。

楽と千棘のニセコイ関係がマジコイ関係になる?大きな進展を迎えた『ニセコイ』6巻です。いつかは
そういう日が来るであろうとは思ってはいましたが、案外早くお互いホントの気持ちに気付いたなぁと。前巻は
小野寺さんが『キスしてもいい…?』と勇気を出して“勝負”を賭けてさぁどうなるか!?ってとこで終わりました。

で、その結果はというと…。
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(好きな娘と2人っきりのシチュで居眠りとか)  イカンでしょ。いやこれは最悪のオチですわー。

ひとりでテンパって空回りしちゃってる小野寺さんがまるでピエロじゃないか…。この瞬間で誰がどう見ても
“楽ってほんとは小野寺さんのこと好きじゃないんじゃね?”と思ったはず。ラブコメの“コメ”の方ばかり
先走っちゃって、期待させるだけ期待させておいて叩き落されるから小野寺派にはほんとキツい展開よのぅ。

ラノベでよくある難聴か寝ている“フリ”とかなら百歩譲ってまだ納得しなくもないのだけれども、
ほんとうに寝ちゃうのはいかがなものかね。そんな楽と小野寺さんの会話を盗み聴きしていた千棘も千棘。

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うーんこの勘違い。

なんだか小野寺さんの一世一代の告白もおちゃらけたコメディシーンの一つみたいになってしまったね!
まぁいつものことではあるよね!って、はぁ何度目だよこういうの。正直言って寺ちゃんはかませ犬にさえなれ
ていないんだよな。千棘と仲良しごっこしてるうちはモブキャラに降格してマリープッシュでいってほしいよ。

って6巻読んで思ったけど、そのマリーも賑やかしー要員というかギャグキャラ要員みたいになっちゃって
結局はこの作品は千棘(メインヒロイン)が中心なんだよなぁと思わされた巻でした。その楽と千棘のニセの
はずの恋模様に転換期を迎えることになる重要なエピソードなのが、文化祭でのロミオとジュリエットの演劇。

ロミオとジュリエットの主役に楽と小野寺さんが選ばれたものの、本番直前に寺ちゃんがアクシデントで出られ
なくなり、代役のマリーも風邪で休んでしまう。ちょっとした仲違いで衝突をしていた楽と千棘だったがここで
楽は替わりのジュリエット役に自ら千棘にお願いをする。いわゆるラブコメお約束の雨降って地固まるである!

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ああ、気づいてしまった…。

うわああああああああああああん!寺ちゃん派にはほんと、キツい!読んでいてキツいですよ6巻は…!
というか基本的にラブコメでは“アンチヒロイン”な私にはいつかはこういう日が来るとは分かっていたし、
最初からメインヒロインの千棘が楽と“結ばれる可能性が高い”のは明白だったとはいえ、どうにもこうにも。

ま、楽が千棘を潜在的に好きだったのなら海で小野寺さんと2人っきりになっても居眠りしてああこいつ
ほんとは小野寺さんのこと好きじゃないんだなーってなら納得します。だけど、だけども。劇が終わったあとに
わざわざ小野寺さんのために劇の一場面を演じて小野寺さんの心を繋ぎとめようとする行為が許せないんだ。

この行為で小野寺さんが報われたのか?そんなわけないよねぇ。楽と千棘がお互いの気持ちを自覚した
その後のお話は箸休め程度のコメディ回が続きましたが、こっから寺ちゃんが盛り返すことはあるのかしら?

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ということで、何度も書いているように読んでいてキツいの一言だったこの6巻。漫画としてはラブとコメが
一定のバランスで保たれていて安定した面白さを維持しています。小野寺さんもマリーもかわいい。だけどいま
だに千棘のどこがいいのか理解できないんですよね。もう少し素直になって可愛らしいとこを見せておくれ。

一つの山場を越えて、千棘ルート待ったなし?それでも、それでも…。
それでも僕は、小野寺派だ!

新たに寺ちゃんと、そしてマリーにもまだチャンスがあることを願います。
(おまけ漫画見ると尚更マリーにはギャグ要員としてではない活躍を与えてほしいよね)

【評価:★★★】

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警察内のはみ出し者が送られるという流島分署。
辺境のこの地にやって来たのは、左目に眼帯、背中にトンファブレイドを携えた
傭兵あがりの巨乳新米婦警・音無キルコ! 人並外れの戦闘力で街の平和を守ります!!

新米婦警キルコさん(1)
(著)  平方昌宏   (ジャンプコミックス)

僕らの町に、最凶婦警・キルコさんがやって来た!

警察内でどうしようもないはみ出し者が送られてくる流島分署。この辺境の田舎町に特殊部隊に
所属していた“元傭兵”の婦警さんがやって来た。安錠春樹は彼女の面倒を見ることになったのだが……。

元傭兵で特殊部隊あがりの新米婦警・音無キリコさんが大暴れするスラップスティックポリスコメディ
『新米婦警キルコさん』1巻です。現在のジャンプ本誌では、『こち亀』に次ぐ警官コメディ漫画でしょうか?
この作品でもハチャメチャな婦警さんの主人公・キルコさんが超ハイテンションで大暴走しまくりますっ!

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元傭兵、眼帯、巨乳、眉無し、緑髪…。                     携える得物は『トンファブレイド』!見た目だけでもインパクト大!

内容としては辺境の田舎町にやって来た新米婦警のキルコさんと、彼女の面倒をみることになった安錠
春樹が繰り広げるドタバタハイテンションコメディ。傭兵出身の戦闘マシーンであるキルコさんは自身の力の
抑え方が分からないあまり、ちょっとした事件や騒動にもオーバーキルの出力を出しちゃうものだから被害は

毎回、大損害。その尻拭いをするのは連帯責任として行動を共にする先輩の春樹…というコメディ漫画
としてすでに作品の定番パターンが出来上がっている形。それゆえの安心感、安定感が読んでいて心地いい。

で、本作の魅力は言うまでもなくキルコさんですよね。もう常にイッちゃってるような目つきに解決策は
全て力任せの脳筋っぷり。そのくせ案外調子に乗りやすく、ヘッポコでダメダメなところが何とも憎めないのだ。

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キルコさんかわいい、かわいいじゃないか!

うーん、これは馬鹿な子ほどかわいいって感覚なんでしょうかね。やっていることはマイナスにしか
働かなくて役立たずと言えなくもないんだけれど、空回ってばかりなりに一生懸命だしパワフルな言動に全て
吹っ飛んじゃうくらいの気持ちよさがあります。昔ながらの痛快な王道ギャグコメディといっていいでしょう。

一応“巨乳設定”のキルコさんだけど、その巨乳を活かしたシーンがあるわけでもなくお色気的な
サービスシーンがあるわけでもなく(キルコさんの水着姿はあり!w)まぁそんなところもギャグ漫画らしいか。

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なんだかんだでやるときゃやるぞ、キルコさん!

意外と女子っぽさ(女子力)を気にしている辺りなかなかの乙女さんでもあります。
やはり彼女――キルコさんを好きになれるかどうかでこの作品の評価は分かれそうではあります。私?
私は言うまでもなくキルコさんがかわいくて大好きなので、2巻でも彼女の大暴れに大期待なのです!

ジャンプ誌上での評価はどんなんだろ。出きるだけ長く続いてほしいなぁ。

【評価:★★★★】

まとめ記事

日々の更新のままならなく月のまとめ記事の意味を
成さなくなっているので、いったん月別まとめ記事の更新をストップします。

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ここはファンタジーの登場人物を育成する学校。平凡な<<村人>>の佐東は<<魔王>>の竜ヶ峯と
<<勇者>>の翼というレアな2人に気に入られてしまい、板ばさみの毎日をすごしている。「人類殲滅」
をかかげる<<魔王>>の世話役に任命された<<村人>>は、少し間抜けな事件に巻き込まれてばかりで…!?

魔王なあの娘と村人A(2)
(原作)  ゆうきりん   (作画)   tsucaco  (電撃コミックス)

魔王と村人Aの人類殲滅計画はまだまだ続く!

勇者や魔法使いといった<<個性者>>が<<テイル・ユニバース>>なる複合物語世界で活躍する世界。
<<村人>>である佐東二郎は、魔王な学級委員長・竜ヶ峯桜子の人類殲滅計画に巻き込まれることになり……。

勇者と魔王なヒロインたちに振り回され巻き込まれしまう<<村人>>な主人公・佐東二郎による学園ラブ
コメディ『魔王なあの娘と村人A』2巻です。原作1巻のクライマックス辺りまで収録したこの2巻でも原作の
エピソードをなぞりつつ、コミカライズ担当のtsucaco先生が描く魔王や勇者がとにかく可愛くて魅力的です。

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2巻もtsucaco先生描くキャラが可愛すぎ!

没個性な<<村人>>佐東はなぜか魔王な学級委員長の竜ヶ峯桜子に気に入られて彼女の下で副会長として
働き、彼女の(へっぽこ)人類殲滅計画に今回も巻き込まれるわけですが、相変わらずの成就に何十年とかかり
そうな超長期的な計画に、竜ヶ峯さんの人となりが表れていますね。全然ダメダメな計画なのにドヤ顔で語る

ものだから、呆れよりも愛でたい気持ちのが上回っちゃう感じ。なので、やはりこの作品の魅力は竜ヶ峯さんの
へっぽこ残念可愛さにあるんじゃないかなーと。副会長として共に行動する佐東はそんな彼女との関係を徐々に
深めていくことになるのですが、まさかのメイドコス姿の破壊力に文字通り『もえもえきゅん!』になりましたな。

その一方で<<個性者>>と<<村人>>ととの、決して相容れることはない“違い”を語ったりも。
自分がやれることが決まっていることが幸せなのか。はたまた何にでもなれることの方が幸せなのか…。

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魔王・竜ヶ峯桜子と一緒にいることで彼女の人となりを知り、そして<<個性者>>のことを知っていくことに
なる佐東。ちょっと(?)変わっているけどいいヤツらが多いんですよね。7話でネクロマンサーの塚耶さんの
エピソードでは、彼女の<<個性者>>としての成長の“きっかけ”が描かれたりも(猫ちゃんは可哀想だったが…)

そして個人的にもこの漫画版で私がお気に入りのキャラクターがデッカー先生。あだ名の通りにお胸がとても
大きい佐東たちの担任教師なのですが、その大きなおっぱいで佐東に色々と頼みごとをしてきちゃうのだけれど
これがまた意図的ではなく天然色仕掛けなもので、これは佐東でなくても無防備エロスにそそられますってよ!

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デッカー先生デッカい(お約束)

原作に忠実なコミカライズのため、やはり扱いとしてはどうしてもお邪魔虫的な存在となってしまうのが、
佐東の幼なじみで勇者の光ヶ丘翼。魔王の人類殲滅な計画を阻止して奮闘する光だけども、光以外には誰にも
気付けないであろうあまりにも超長期的な計画の阻止が、逆に周囲に迷惑をかける空周りに繋がったりも。

良くも悪くも魔王と勇者は同じレベルで争っているんですよね。例えるならばタイムボカンシリーズのような
一種の予定調和なそれ。魔王への対抗心と、それに伴って幼なじみの佐東を取られたことへの嫉妬心も見せて
きたことでニヤニヤも出てきつつあります。2巻表紙の翼も非常に可愛くて魅力的でしたね。おっぱいおっぱい。

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tsucaco先生も翼は描きやすいキャラだそうなので、もっともっと翼の活躍を見たいところでありますね。
巻末には描き下ろし漫画として『光ヶ丘翼の一日』を収録。なんだおい朝から晩までジロージローじゃないか!

今回のクライマックスは竜ヶ峯さんが佐東の名前を呼んだところでしょうね。あのシーン以降から佐東の
名前を呼ぼうとして無理と『村人さん』と言い直すことになるのですが、やはりあのシーンにはグラっときます。

ということで、2巻も満足度の高いクオリティのコミカライズでした。

【評価:★★★★】

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