屠られ日記!

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のうりん(5)

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のうりん 5 (GA文庫)
著者/白鳥士郎  イラスト/切符

現代動物調教研究同好会―通称『どうちょけん』。
それは私、良田胡蝶が新たに創部した、人と家畜の心を通わせるための部活である。
…そんな私の前に立ちはだかる黒い影!飛騨高山のライバル校、過激な動物愛護団体、
そして…謎のサングラスの男!貴様は―!?人は虚無の畜産にぬくもりを見つけられるか!?

●畜産に携わるということ――。

「ま、待て!早まるな良田ッ!!」                                   「止めるな過真島継!いま使わずして何のための乳か!                          わ、私の乳房の力で、貴様の陰茎をガチガチに勃起させてくれるわっ!!」 おおっ!     よ、良田さんが脱ぐっ……!?ポロリ!?ポロリが来るの!?ついにWカップ開催か――!? 

シリーズ第五弾。
田茂農林高校に通う畑耕作は憧れのアイドル・草壁ゆかこと木下林檎や幼馴染みの農らと農業に費や
す青春を送っている農業ボーイだ。今回は良田さんが創部した『どうちょけん』で畜産に関わることになり……。

『おっぱいさん』こと良田さんメイン回!という以上に今回のテーマである畜産が非常に重く真面目な
お話だったために、なんだか考えさせられることが多かった5巻でした。我々人間と家畜の関係は、私たちが
生きていくうえで欠かせないものであるゆえに、これ読んだ人はそれぞれ思うところがあるんじゃないかなぁ。

――短評――

動物や植物など他の生き物の命を頂いて生きている人間にとって、今回は避けては通れないテーマの一つ
だったと思いますけど、本来ならば避けがちな畜産の“舞台裏”をあえて正面から逃げずに書ききった著者の
白鳥氏も、相当に勇気が必要だったんじゃないでしょうか。それだけに、やっぱり来るものはありましたし。

そんな重く真面目なエピソードにやや押された感はあるが、ギャグ方面も相変わらずの安定感。扉絵でまさか!?
と予想はしていたものの、期待どおりのZガンダムパロに、新キャラ・姉小路千草はまんまキャラがギンガナム
御大将で草不可避。ほんと白鳥士郎はガンダムとおっぱいが大好きだな!著者とはいいお酒が呑めそうです(笑

農業コメディとしての本分とライトノベルらしいギャグ成分のハイブリッドな本作はこの巻でもう一皮
剥けたかな?という印象を与えてくれました。ガンダム風にいえば『さらに出来るようになったな、のうりん!』。

さてさて、最後の寮生の登場でラブコメパートも大波乱の予感ですな。

【評価:★★★★★】

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好きな子ができた。彼女の瞳から動けなくなった…。その子は、                  となりの席の女の子。小・中・高とずっと同じクラスで知っていた。でも、こんな気持ちは    知らなかった。釣り合わないのは百も承知。でも、この思いだけは伝えたい!!

となりの山田さん(1)
(著)  古閑裕一郎   (講談社コミックス)

ぐるぐるメガネのあの娘に恋をした――!

女子が苦手で、まともに喋れないほど奥手な武藤頑磨。そんな頑磨が一目ぼれして好きになった女の子
は、小・中・高とずっととなりの席の山田花子だった。ぐるぐるメガネの彼女の素顔はとびきりの美少女で……。

女子が苦手な少年が初めて好きになった女の子は、昔からずっと同じクラスでとなりの席の女の子だった!?
不器用な二人による、いじらしいほどのピュアラブコメディ『となりの山田さん』1巻です。地味なメガネっ娘が
メガネを外すと美少女に…そんなお約束を踏まえつつ、只者ではないヒロイン・山田さんが気になりまくりです!

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一目ぼれした相手は小、中、高ととなりの席だった女の子。地味で目立たなくてぐるぐるメガネをかけて
いるけれど、その素顔はとびきりの美少女で…。そんなコテコテでベタな設定の王道的ラブコメなのかな?と
思っていたら、そこに一味加えているのが、ヒロインである山田花子さんの存在。ってか名前もベタだな!

この山田さん。ものすごい怪力だったり(不良を軽くぶっ飛ばすほどの腕力)大量の鉄筋が降りかかってきても
ほぼ無傷だったり、校舎の四階から窓をぶち破って飛び降りたり。その異常なまでの身体能力に頑磨でなくても
唖然とするばかり。しかも、彼女の奇行はそれだけでは終わらない。なんと宙に浮いたり喋る猫と会話したりも。

1巻を読み終わる頃には山田さんが“普通ではない”ことが誰の目にも明らかに。

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謎過ぎる彼女。山田さん、きみは一体何者なんだ!?

謎めいた山田さんに目が離せない!ある意味ではヒロインに興味を持たせる意味では成功していると
思いますね。何事も最初のインパクトって大事ですからね(笑)ただ、謎めいた部分だけでなく山田さん本来の
性格をみてもなかなか魅力的な娘さんに思えました。どこか抜けた性格と頑磨と同じで純情でウブなとこは

ふつうに女の子なんだなぁと。そして少年漫画の王道ラブコメといえば、やはり健全な範囲でのサービス
シーンでしょう。これもお約束ですね。山田さんはスタイルも抜群とあって何気に欠点がないヒロインなのだ。

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主人公のラッキースケベとヒロインの       パンチラは少年漫画ラブコメのお約束ですね。

頑磨のことを好きな少女・篠森さんもフラれたとはいえこのまま引き下がってほしくないですし、
三角ラブコメとしての下地も引かれたと見ていいのかな?ただ、一見すると何の変哲もないピュアラブコメと
思っていただけに山田さんの存在にはいい意味で騙された。これは普通のラブコメでは終わりそうもないね。

山田さんの正体とは。宇宙人?魔法少女?それとも…。2巻では彼女の秘密が少しでも
分かることになるのか。そんなところに興味は尽きないですが、肝心の恋模様にも注目したいです。

【評価:★★★】

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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 6 (GA文庫)
著者/裕時悠示   イラスト/るろお

「偽の彼氏って、どういうこと?」鋭太と真涼の偽物な関係が、ヒメにバレてしまった。
その翌日から、ヒメの様子がおかしくなった。あきらかに中2病が悪化しているのだ。
「我が剣に手を触れるな!呪われた竜に魅入られたいのか!」風紀委員にすら反抗し、暴走するヒメ。
その理由はやはり鋭太と真涼にある訳で…。ヒメの件を相談する二人は、真涼の希望で鋭太の家に。
「えーくん、お帰りなーさい…ッ!?」キッチンから千和がエプロン姿で駆けてきて、真涼とはち合わせ!?

●俺たちの甘修羅からの卒業?

「ちゃんと毎日メールしなさい。たまにはこっちにも遊びに来て。絶対よ」             「わかった、わかったってば」                                       「体には気をつけてね。カゼなんかひかないで。他の女と話した数だけ刺します」       「なんで最後だけ殺害予告なんだよ!?」 

シリーズ第六弾。
カノジョの夏川真涼、幼なじみの春咲千和。重度の中二病で“元カノ”な秋篠姫香とそして婚約者の
冬海愛衣の4人に猛アタックされている季堂鋭太だったが、今回は偽の恋人設定がヒメにバレてしまい……。

はいはいいつもと同じ……じゃない!変わらない日常、馴れ合いの修羅場ラブコメと見せかけておいて、
着実にヒロインズの心理には変化が見えていますよね。今回はヒメのターンのようでいて、鋭太への本心と偽り
恋人関係を演じていることで色々とボロボロな真涼さんが印象的。馴れ合い関係もここらでお仕舞いかな?

――短評――

前巻から引き続きググっと(俺的)評価を上げてきたのが千和。“幼馴染みヒロイン”としていい感じに
なってきた。愛衣ちゃんは相変わらずの平常運転過ぎて…うん、特に言うことはないな!愛衣ちゃんかわいい!

そしてようやく成長の一歩を踏み込んだのがヒメだったわけだけど、純粋なヒメだけに真っ向から真涼の本音を
聞きだそうと食って掛かったり、自身が嘘で塗り固められたキャラを作っていたから余計に真涼の嘘にも敏感
だったんでしょう。ヒメの過去も知ることができて、単なる中二病な不思議ちゃんではない、普通の女の子として

少し理解することができたかなぁ。ただ物語としてはそろそろクライマックス?いやらしい言い方をする
ならば、メインヒロインがメインヒロイン足るカードをここで出してきたなぁと。で、ここで肝心なのはまだ真涼が
鋭太に本当の気持ちを告げていないこと。この意味、分かりますよね?なんだかんだで今回も正妻強しよな。

ヒロインたちが成長したことで、ラブコメとしても成長してきた本作。次は大きな動きがありそうだ。

【評価:★★★★】

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らぶなどーる!(3)

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らぶなどーる!3 (電撃文庫)
著者/上月司   イラスト/アマガイタロー  

生徒会が設置した「お願いBOX」に、初めての投書が。それは、窮地に陥った「軽音楽会」を
救って欲しい、という依頼内容だった。 この事態を解決するため、生徒会のマスコット
「ラブらん」こと虎太郎は人生初のバンド活動をすることに……。成功の鍵は、
虎太郎の幼馴染みの少女、蒼海が握っていた。 引っ込み思案で大人しい彼女が秘めた謎とは……?

●妹分な幼なじみの、その想いをキャッチしろ

「出来れば最初の段階で気付いて欲しかったよ……」                        「あの……やはりこの場合、お仕置きされてしまうんですか?縛られたり盛られたり」     「いやしないよ!?しかも縛るのも大概だけど、盛るって何?!何を盛るっていうの?!」 「それは…………恥ずかしくて説明できません……!」 

シリーズ第三弾。
幼馴染みのツテで生徒会の女子寮で居候することになった平凡な高校生・雪村虎太郎。生徒会副会長の
雛姫と友達になり着ぐるみ着て生徒会の奉仕活動を続ける毎日。今回は初めてラブらん宛に依頼が来て……。

前半は学生寮メンバーとの他愛もない勉強会。そして中盤からはラブらん宛てに初めて依頼が届くのだけ
れど、その内容というのが文化祭での『軽音楽会』のバンドメンバーのヘルプをお願いされるというもの。
そして今回のストーリーに絡んでくるのが年下の幼なじみ・蒼海。彼女の秘めた想いを知ることにもなります。

――短評――

いやはや残念地雷原ヒロイン・雛姫さんの安定感ったらないですね。ちょっとめんどくさい性格も愛嬌に
さえ思えてくるのは超絶美少女ヒロインの特権か。そんな雛姫に負けじと蒼海回でもあった3巻は、ツンとした
態度に見え隠れする蒼海の素直になれないイジらしい想いに、キュンキュンしたり…。恐らく本作の中では

誰よりも女の子らしくて、誰よりも虎太郎のことを想っているヒロイン(現時点で)そのふくよかな
胸元も実に女の子らしくあるわけでして。地味なあの子の、僕だけが知っている秘密…みたいな蒼海の素顔が
見れたのは良かったですね。ただ如何せん、本番であるはずの文化祭の尺が短すぎたのが勿体ないよなぁ。

一番見たかったシーンをカットされた気分で、いまいち尻すぼみに終わったというか盛り上がりに欠けた
のは否めないと思う。ただ、エピローグでの二人のヒロインの独白からも、彼女たちの中では恋のバトルはすで
に始まっているご様子。一大決心をした雛姫がどこまで行動に移せるのか。次巻はそこに注目ですかね。

【評価:★★★】

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ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞に家を造ったり、   葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり…身長9センチメートルなら、そんな事も     出来るのです。そーっと覗いてみませんか? 穏やかで愉快で、とびきり愛らしいその生活を。

ハクメイとミコチ(1)
(著)   樫木祐人   (ビームコミックス)

覗いてみませんか?ハクメイとミコチの森の日常劇

森の奥で暮らすふたりの小さな女の子、ハクメイとミコチ。身長わずか9センチメートルの
彼女たちは、木の洞に建てた家に住みながら、森の住人たちや様々な人たちと交流しながら生活していた……。

身長わずか9センチメートルの小さな女の子・ハクメイとミコチ。そんな二人のほっこりファンタジックな
森の日常劇を描いた『ハクメイとミコチ』1巻です。表紙からして絵の巧さは伝わってきましたが“雰囲気だけ
の漫画”かも?と少し心配もしたんですけど、全然そんなことなかった。久しぶりに当たりの作品でしたよ。

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一話完結のお話で、毎回ハクメイとミコチの森での生活とそこで暮らす人々との交流を描いた漫画なのですが、
世界観と内容。絵の技術とびっしりと描き込まれた背景…すべてが絶妙にマッチングしていてほんとに二人の
暮らす日常を覗いている感覚。樫木氏は漫画誌『Fellows!』の新人作家みたいですが、只者じゃないですよ…。
ほんと、ちっちゃかわいいハクメイとミコチを見てるだけで楽しい。
これが一番の本作の魅力かなぁ。けど、ただかわいいだけじゃない。昆虫を乗り物にして移動したり街に
繰り出したら色んな人たちと交流したり、森で野宿したときにはちょっとしたプチ冒険気分も味わえたりとか。

作品が醸し出す雰囲気はかわいらしいものなのだけど、しっかり作りこまれているから自然と入り込み
やすいファンタジックさと、ゆったり時間が流れているような和み空間にほっこりさせられること請け合い!

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主人公のハクメイとミコチもいいコンビというか、よき相棒同士って感じで二人のやり取りには長年連れ
添ってきたパートナーの阿吽の呼吸を感じますね。ハクメイは修理屋の仕事をしていて、元気いっぱいで猪突
猛進なタイプの女の子。その彼女を制御しているのが、家庭的な性格でしっかりもののチコリ。チコリの方は、

保存食や日用品を作ってそれを卸して生計を立てていて、そんな二人の名コンビっぷりも相まって
森での楽しそうな生活を形作っております。ほっこりさせられるお話が多い中、第5話『仕事の日』では
いつになく真剣な面持ちで仕事に励むハクメイが印象的。イイ話系でこれには思わずグッと来ましたよ。

あと、本作を語る上で欠かせないのが、料理や食べ物のシーンも上げられると思います。

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森での魅力的な衣食住に注目。

絵もいいし世界観の雰囲気もすごい気に入った作品で、これは何度も読み返したくなるような、
そんな一冊でした。『こびと日和』というタイトルで読切りとして始まったみたいですがそこから今の
タイトルになって正式に連載がスタートしたみたいです。いやぁ『Fellows!』作品はほんと侮れない。

1話ごとに描き下ろしイラストコラムも載っていてそちらも作品の世界観に一味加えいる。
ということで、オススメもオススメのファンタジック日常劇。是非多くの人に読んで欲しい漫画です。

【評価:★★★★★】

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