あらなみの相場技術研究所

重ぉーいブログの中、遠路はるばるおこしいただき本当にありがとうござます m(_ _)m

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エッジについて、くどくどと下手な文章を書いていたら、手元にとんでもない良書が到着。

タイトルは「トレーディングエッジ入門」です。デジャブです。
http://mauitrain.blog111.fc2.com/
2日で読んでしまって、こちらで褒めちぎっておきました。

それにしても、こんなこと、私のセコいブログで書くぐらいなら問題ないと思うのだけれど、本で紹介するなよな。
実際、プロのノウハウとして、とっておいてくれ!!と嘆いても後の祭りで、当然ながら私の説明より上手に書かれている。

しょうもない「相場必勝ノウハウ」情報商材が3万円、5万円もするのであれば、この本の値段を100万円ぐらいにして、会員限定にしてほしかった・・・

今から買い占めます(笑)

ただ、こういう本も表面的に読む人がほとんどなので、その本質を理解できる人というのはほとんどいない、ということがありますから、ちょっとは安心しているわけですが・・・つまり、この本を理解できる人というのは、既にこの本の内容をわかっている人だけ、ということになるので・・・

私も、自分が新しく学ぶ概念について、本を読んでも、最初は理解できないことがほとんどで、そのまま放置してしまって、結局は身に付かない、ということになってしまっています。
昔買った本を読んで、「あれ、こんなに重要なことが書いてあったとは知らなかった。」と思うことがしばしばありますが、こういうときには、自分がやっとその本のレベルに追いついたから、書いてあることがわかった、ということなのです。
本を読んで、すんなりと理解納得していれば、こんなに苦労することもなかったのに、ということがどれだけあったでしょうか。


今まで自分になかった概念を身に着ける作業というのはけっこう大変です。自分という頑強でかつ保守的なバリアーがあるわけですから、それを突破しないといけません。

赤ちゃんにように自分を白紙にして、素直に「学ぶ」ということができれば、人の成長というのは、死ぬ瞬間かで続けることができるでしょうが、実際には、年を経るごとに、頑固、頑強なよろいを1年1年と身にまとってしまっているのです。

私自身は、この頑固さというよろいをまとっている自分、ということを理解したうえで、新しいことを学ぶときには、無理やり自分にリセットボタンを押して、自分を白紙にして、赤ちゃんの心境で、新しいことを吸収できるように「努力」しています。
成長のためには、少しの努力が必要なのです。

頑固で自分の考えしか認めないタイプの人に、「あなたは頑固ですね。」と言うと、きょとんとして、「いえ、私は頑固だとは思いません。」と必ず返事がかえってきます。頑固さを認めないからこそ、新しいことを柔軟に吸収しようという努力もその必要性を全く感じないわけなんでしょう。
しかし、そういう態度は、損だと思います。せっかくの成長のチャンスを自分で摘み取ってしまっています。
何もかも受け取れ、ということではありません。一旦は、新しいものを受け止めて、そして考えればいい、そう思うのです。
受け入れること、そのものを拒否して、不要だと最初から決め付ける態度をしめす人は結構多いです。やはり年を取れば取るほどその割合は増えていきます。
基本的には、自分と違った意見は受け付けない。新しい考えは無視する、そういう態度です。
いわゆる「食わず嫌い」というやつです。食べないのに嫌いかどうか、どうしてわかるのか、と思うのですが・・・


一方で、わかりやすいのは、手法本です(笑)

昔は、相場本というと、私は「どんな手法が載っているんだろう。」という観点だけで読んでいました(汗)。
ですから、目新しい手法が載っていればいい本であり、大したことがない手法が載っていればそれはしょうもない本。手法が載っていないな本は、どうでもいい本。そういう分類をしていたものです。

全てのベースには、手法がありました。

今では、この手法本には、別の見方をしています。手法本は今でも買うのですが、それは、「使えなくなった手法」はこれか、という読み方です。そして、昔はこういうロジックも通用したのか、と読みます。決して、今からさあこれで大金持ち、とは読みません。


さて、このトレーディングエッジ入門には、相場のテクニカル的なエッジの説明だけでなく、何故、エッジが発生するのか、という本質的なところにまで考察が及んでいます。
この本を真剣に読んで、教科書として、しっかりと学ぶことによって、少なくとも、相場で負け続ける、ということはなくなるでしょう。年間を通じて、トータルでは「勝ち組」には入れるはずです。

チャートをパターンと理解するのではなく、その背景にあるものを考えることによって、答えが見えてくる、そういうポイントをこれだけしっかりとおさえた本はこれまでなかったと思います。

これが、私もこの先書こうと思っていた「相場の理解」という部分ですが、チャートの背景にあるものの理解が進むことによって、投資戦略というのは、人に教えてもらうことではなく、自分で考えることだ、自然に自分でエッジのあるポイントが見えるようになってきます。

ただ、何気なく書かれているので、読み逃す可能性があるかもしれませんが、ここがこの本をお勧めする一番のポイントなのです。

ここまでで出てきている投資戦略とエッジについての関係、などなど野川軍曹からブートキャンプで学んだことですが、これら今後説明しようと思っていることを言葉の関係を並べて先に書いてしまおうと思います。

どうして、先にこういうことを書くのかというと、手法という「トリガー」にあまりにもこだわりがあると、どうしても「手法」に押し込めて考えてしまう傾向が出るように思えたからです。

手法、いわゆるエントリーのためのトリガー、株の買い方、が一番上に来てしまうと、もしかしたら、全体像が見えなくなって、迷ってしまう可能性がありますので、先に全体の関係を書いておきたいと思いました。

これは、私も野川軍曹に出会ったときがそうだったのでよくわかります。要するにブレイクで買うんですね。それが手法なんですね。とにかく「手法、手法、手法」です。秘密のプロの手法は・・・というところにもっていこうとしてしまっていました。

それは、逆張りですか、ブレイクですか、とか、とにかく手法(トリガー)という概念で全てを片付けてしまいがちですが、投資戦略、というのはもう少し幅広く考える必要がある、というのが、野川軍曹理論の中核となることなのです。

ここのところがポイントなので、手法を読み取ろうと考えながら読む・・・「こういう手法だ」と決め付けて読むと、本質を見逃す恐れが出てきます。くどくどと御託を並べていて、要するにブレイクが言いたいだけなんでしょ、という感じで読んでしまうと書いている意図とは違う形になってしまいます。

ということで、軍曹の言うところの投資戦略の原則とは、そしてその概要とは、ということを簡単に書くと次のようなことになります。

‥蟷饑鑪を考えるにあたって、エッジがどこにあるのかを理解することは非常に重要。

△靴し、そのエッジを考えるには、まず、相場の本質的理解がより大切になってくる。

そして、そのエッジを利用するための環境認識を行う。

ぜ,法△修隆超に沿って、エントリーのトリガー(手法)を決める。

ゥ肇螢ーが設定できれば、エクジットの設定、すなわち事前に設定することになる2つの出口である利食いと損切りポイントの設定にあたる。

実践トレードを通じて、環境認識にともなう例外措置やフィルターの設定、を考える。

Г修料瓦討料按鵑箸覆襪里蓮厳格なリスクマネージメント。


ちなみに、この投資戦略の原理原則については、デイトレードでもスイングトレードでも、長期投資でも全く変わらないものです。

野川軍曹が最も厳格に定めているのは、実は、リスクマネージメントです。全てのトレードの大前提として、リスクマネージメントは存在します。
しかし、多くの方は、このリスクマネージメントについてはほとんど興味を示しませんから、私もあえて後回しとしています。


投資戦略というのは、これが1パックになった話ですが、多くの人が興味を示すのは、いわゆる手法・・・具体的には「株の買い方」であり、どこで買うか、ということでしょう。

先ほどの説明では、「トリガー」に該当しますが、これは、投資戦略の極極一部を構成するものに過ぎません。

手法(トリガー)にこだわらずエッジや環境を考えた方がいいんじゃないだろうか。

料理に置き換えてみましょう。

包丁にそうこだわらないでもいい。中華包丁でも出刃包丁でも柳刃包丁でも。それよりも素材の目利きやレシピ、出汁の出し方にこだわったほうがいいんじゃないか。


最後に先ほどの「トレーディングエッジ入門」からの引用です。

「迷いのトレーディングフェーズという段階がある。彼らは、どこかに秘密兵器やシステムや戦略や指標があって、それさえ手に入ればあれほどの恐怖や精神的な痛みをもたらした負けトレードをさけられることは間違いないと思っている。そして、それまでの負けトレードは、単にその秘密を知らなかったから起こったことだと正当化している。
つまり、すべきことは「その秘密」を探すことで、それさえあれば目標も夢もすべてかなうと確信しているのだ。
しかし、必死になってトレーダーとしての成功をお金で買おうとしていること自体が彼らを失敗へ導いている。
素人ゴルファーが練習場に行く代わりに600ドルのドライバーを買ってコースに出た結果、飛距離は10ヤード伸びたけれど林に打ち込んでしまうようなものだ。迷っているトレーダーが買ったパターンや、指標や、戦略には価値あるエッジがあるかもしれないが、それだけでは利益は上がらない。」

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こんばんは。
私も早速買わせていただきました。
日本の先物オプションでは増田氏が
第一人者ということで何冊も本を出版しています。
私も何冊か購入していますが、
殆ど内容は一緒です。
初心者コース、中級者コース、上級者コースというように
分かれていても、行き着くところ、ADVANTAGEが欲しくて
読むわけですよね。
初級者コースだけ読んでもセンスの良い人は
実践で利益を出せるだろうし、
上級者コースまで読んでも利益に結びつかなかったり。
オプションの本は少ないので価格が高めです。
6000円以上する本を2冊買って、
内容が同じだったら損した気分になります。
ここにもエッジというものがあるのでしょうね。
関係ない話ですが、エッジというとライブドアの前身を
思い出します。
同じ意味でしょうか?

2008/5/18(日) 午後 10:43 [ dream ] 返信する

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ドリームさん、こんにちわ。
ちょっと褒めすぎだったかもしれないと思いますが、買って損はないと思います。当然、おっしゃるように本質的なところ、筆者の主張を読みきれるか、ということにかかってくるとは思いますが・・・

相場には、初心者、上級者の違いは、本来なく、ハンディが与えられるものではないので、本来的にはそういう分類はナンセンスなところがありますね。
初心者向けという本の多くは、仕組みとか、成り立ちとか、そういうところに力を入れているように思います。ですから、「仕組み編」「戦略編」とかだったらわかるのですが・・・

実は、人の思考パターンには限界がありますから、何冊も本を出しても、全く違ったロジックや新しいノウハウが出てくることは少ないでしょう。
林輝太郎氏の本を読めばお分かりですが、どれがどれかよくわかりません。

2008/5/19(月) 午前 6:22 あらなみ 返信する

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ライブドアの前身もそういえばエッジでしたが、どうなんでしょう。
そういえば、エッジ (edge)とは、ふつうは、はしっこ、ふち、とかいう意味でですが、優位という英語の意味があり、このように使われているようです。スキーやスケートのへり、という意味もありますね。
オン・ザ・エッヂというのは、はじっこで、という意味なのか、有利なところで、ということなのか・・・スキーのへりで、これはない。
優位性は、advantageが本家ですが・・・

2008/5/19(月) 午前 6:48 あらなみ 返信する

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はじめまして。
興味深く拝見させて頂いてます。
ライブドアは最初はオンザエッジという社名だったと記憶しています。がけっぷちとも?(笑

2008/5/20(火) 午前 0:28 [ わを ] 返信する

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わをさん、はじめまして。
がけっぷち、確かにそうです。がけっぷちで頑張る会社・・・そして、落ちたんですね(汗)
私も落ちないように、しがみ付かねば・・・

2008/5/20(火) 午前 6:51 あらなみ 返信する

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あらなみさんが推薦する本なのでいずれ買いたいですね。でも今は読みかけの本があって、それが中々進まないので、もう少し後になるでしょう。
≫さて、このトレーディングエッジ入門には、相場のテクニカル的なエッジの説明だけでなく、何故、エッジが発生するのか、という本質的なところにまで考察が及んでいます。≫
エッジの原因はよく考えますが、何故エッジが発生するのか、という発想は分かりませんでした。いずれ読んでみたいです☆

2009/8/23(日) 午前 2:14 masao 返信する

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masaoさん、いい本ですから、いずれ買ってみてください。非常に読みやすいですし、読むのに時間もかからないと思います。

2009/8/23(日) 午後 6:19 あらなみ 返信する

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あらなみさんはじめまして。
最近このブログを知り、過去の文章を興味深く拝見させて
いただいています。
「トレーディングエッジ入門」早速、注文してみました。

連載中の「茨の道」の続きも楽しみにしています^^

2010/9/5(日) 午後 11:26 [ JJ ] 返信する

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