お医者さんの悩み

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朝方4時半コケコッコーもまだなかない時間

「二三日前から腰が痛いんですけど

病院に行かずに仕事してました。

今日はどうしても痛いので仕事前に来ました。

痛みのとまる注射してください。

痛み止めの薬処方だけなら病院とおなじなので要りません。

帰ります。」



問題点その1

急変でないのに時間外受診する。

問題点その2

自分の体より仕事が大事と誤解している。

問題点その3

注射だけで痛みがとまると思っている。

問題点その4

痛み止めのブロック注射を医者全てがやってくれると思っている。

問題点その5

救急センターと病院はちがうと思っている。

問題点その6

医療に関して自分は素人だから勉強しなくていい、分からなくていいと思っている。



全ての人がこうだとは言いません。

でも、こんな人たちが多く存在する限り、

日本はダメです。

政治家はだめだだめだって人のせいばかりにするのではなく

自分たちのことも少しは省みてください。

緊急提言

以下はニュース記事の抜粋です。


<妊婦死亡>周産期医療と救急の連携を…学会が緊急提言


 日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は31日、「周産期医療と救急医療の連携」緊急提言を出した。

 今回のような母体の救急救命は周産期医療と救急医療の中間的な位置にあるとして「両者の連携が不可欠」と指摘。情報交換の迅速化などを進めるよう求めた。

 また産科医が病院内にいる平均時間が一般病院で月292時間、大学病院で月341時間にのぼるとの調査結果を示し「過酷な労働の改善と相応の処遇が必要だ」と訴えた。

 舛添厚労相は「提言を生かして短期的な問題の検討も進めたい」と述べ、週明けにも専門家から意見を聴いて、、、、。


相応の処遇、してください!!!

拝啓 太田光さま

このたびは、金曜夜八時のテレビに

議題をあげていただきましてまことにありがとうございます。

先ほど、実験の合間に、医局でついておりました貴番組を5分程

ちら見してまいりました。


まあ、確かに、他の先進各国に比べ、日本の総人口に対する医師数は少ないです。

だから

単純に医師を増やすことも

あながち大事でないわけではないでしょう。

絶対数を増やすことも必要かと存じます。



ただ、もし、医学部定員100人が

300人に増えたとして、

その290人が

精神科医になったらどうしますか?

という話なんです。


まあ、この数字は極端ですが、

現状を放置すればこうなりかねない

ということなんです。


人間というのは弱い存在です。

やはり私自身も楽な方に流れがちです。

楽な業務で高い報酬を求めがちなのです。


もちろん、医者の多くはそんなことを求めて医者になろうと思うのではないでしょう。

しかし、医者も人間で、生活をしていかなければならない以上は

どこかで必ず

たいへんな仕事への見切りを付けなければならない時期がやってくるでしょう。



そんなときに、少しでも踏みとどまりたい、

大変でもやりがいのあるこの仕事を

こまっている患者さんのために続けたい



こんな意志を大事にしたいと思いませんか?




もちろん、医師絶対数を増やそうと思えば

医師の資質や能力の質は

ひょっとしたら多少は落ちることを覚悟しなければ

ならなくなるかもしれません。

しかし、今回はこの問題は置いといて。




道ばたに人が倒れていて

意識がないようです

息をしていません

脈も触れません




こんなときあなたならどうしますか。


もしかしたら

白内障の手術をして救急蘇生を知らない眼科医は

対光反射だけをみて

その場を去るかもしれません。


骨折の診療をして心臓マッサージをしらない整形外科医は

腕と足の変形がないことを確認したら

救急車をよんでその場を去るかもしれません。



救急蘇生を知っている外科医は

道ばたを歩くひまがないので

こんな患者にはあったことがありませんというかもしれません。



こんな時代になっているのかもしれません。


この話も極端ですが

救急医療をしない医者を象徴して敢えて書いたものです。

全部の医者がこうではありません。誤解のないように。


つまり何が言いたいかというと

人の命に関わる

大事だけどある意味危険な

診療科の医者が少ないんです。


産婦人科、少ないです。

小児科、少ないです。

外科だって少ないんです。

救急医なんて、出会ったことあるのは数人です。


少ないのは、なぜか。

やはり、時代の流れでしょうか

こういう科が

ハイリスクであると言われる様になったからでしょう。

君子危うきに近寄らずではないけれど、、。


リスクを冒してでも

ハイリスクローリターンでも

それでも

やりがいのある

産婦人科、外科、救急医を目指してくれる

ありがたい医者がいなくなるのは

今日か、明日か。

怖くて夜も眠れない時代は

すぐそこに迫っています。

どうか、誰かこの日本を救ってください。

拝啓 舛添厚労大臣様

昨今の患者受け入れ拒否問題につき

日夜奔走いただき誠にお疲れ様でございます。


昭和57年を境に「医者過剰時代」に対する

医学部定員を減らしていただきまことにありがとうございます。


おかげさまで私も医者になってもうすぐ10年となりますが

労働条件は一層深刻化して参っております。


研修医一年目、大学病院からの初任給は7万7千円でした。

それも当然のことでしょう。

まだまだ何もできないぴよぴよちゃんでしたから、これだけもらえるのも奇跡ってもんです。


一人一人の患者様に、無理のないよう、失礼のないよう、

最善の手段をもって

最善の治療をできるよう、

平日は朝7時から夜12時まで

土日は夕方まで働き、夜は外病院当直で働きました。

おかげで住まいのアパートは掃除も必要ないほど

きれいなままであることができました。

研修医一年目の最後には

なんとももったいないことですが

月に20万円を尊い税金のなかからいただくことができました。

時給にすれば、月340時間労働(一日17時間労働で月20日働いたとして)ですから

600円ぎりぎりといったところでしょうか。

これはとってもありがたいことです。

おかげで家賃と光熱費、食費をはらうことが出来るようになりました。


もちろん、ボーナスなんて贅沢な経験はさせていただいたことありません。

私にとっては、患者さんが感謝の気持ちを言葉で示してくれることが

一番のボーナスでした。

それでよかったのです。


医者になって8年目、外病院で研修を積み重ね

一人前といわれる医者に一歩近づけたかなと思いながら

大学病院に帰ってきました。

研修医のときに比べれば

一人でこなせる仕事の量も比較にならないほど増え

後輩の医者に指導も少しですが出来るようになりました。

しかしあいかわらず

平日は朝7時から夜12時まで

土日は夕方まで働き、夜は外病院当直で働きました。

おかげで住まいのアパートは掃除も必要ないほど

きれいなままでしたが、ベランダに鳩が住み着くようになりました。



そしてなんとももったいないことですが医者8年目にして

月に25万円を尊い税金のなかからいただくことができました。

時給にすれば、月340時間労働(一日17時間労働で月20日働いたとして)ですから

730円といったところでしょうか。

これはとってもありがたいことです。

おかげで家賃と光熱費、保険料、市県民税、食費、車のローンをはらうことが出来るようになりました。

しかし、後輩を飲みにつれていくまでの余裕はありませんでした。


もちろん、ボーナスなんて贅沢な経験は未だにさせていただいたことありません。

私にとっては、患者さんが感謝の気持ちを笑顔で示してくれることが

一番のボーナスでした。

それでよかったのです。




それでよかったのです。



こんなふうに考えている医者も、きっと今の日本にはまだ多くいると

思いたいのです。




ですが

医者不足

もっというと産婦人科とか小児科とか

内科とか外科とか

そういった科の医者が不足している現実からは

もう、目を背ける訳には行かなくなりました。


なぜ不足するのか、どうしたら不足を改善できるか、

考えたことありますか。

それはやっぱり

上に述べた科の医者の業務内容、業務時間が

ひとえに大変で

それに見合う報酬がないことにつきると思うのです。

ここでいう報酬とは

給料、休み時間そして、患者さんからの感謝の言葉も含まれると思うのです。


同じ業務内容をこなして

月20万と月100万じゃ

やっぱり月100万にあこがれて大学病院離れが進むのは無理もないことです。


月20万の給料で

夕方5時に帰れる業務と深夜2時までかかる業務なら

夕方5時に帰れる業務を選んで精神科の医者が増えるのは無理もないことです。


大学からもらえる給料不足の補填として土日に救急病院で働き

深夜に酔っぱらいから罵倒を浴びせられ殴られそうになり

昼間に病院行けなかったから夜中にきちゃいました〜、ってニコニコ顔で

風邪薬もらいに来られたなら

そりゃあ医者側の患者不信がわき起こり、医者辞めたくなるのも無理もないことです。


そろそろ、医者をひとまとめにくくって見るのはやめてみませんか?

せめて、大変な産婦人科医の待遇を

よくしてやってもらえませんか。

私のようなつまらん外科医は一番後でいいですから

まずは未来をになう子供たちの診療にかかわる

産婦人科医、小児科医に

感謝をしてもらえませんか。


5時に帰れる医者はそれはそれであってもいいのです。

帰るななんていいません。

だから

深夜2時に帰る医者には3倍の給与を与えるべきです。


それしか、いまの「医者不足」=「業務の大変な科の医者の不足」

を改善する手だてはありませんよ。

これがラストチャンスですよ。

ここをのがしたら、舛添さん、

あなたが心筋梗塞で倒れたときに

受け入れてくれる救急病院はなくなりますよ。

もう知りませんよ。

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