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1977年の作品。収録曲の「Don't Worry Baby」が全米17位、「Still The Lovin' Is Fun」は全米77位。
録音はナッシュビルとマッスル・ショールズなど。プロデュースはクリス・クリスチャン。この人は1981〜82年にかけてAORブームにのり、自身「I Want You,I Need You」「Ain't Nothing Like The Real Thing」などの中ヒットがある。
タイトル曲の「Don't Worry Baby」はビーチ・ボーイズのカバーで、私にとって非常に想い出深い曲。私が初めて聴いたビーチ・ボーイズの曲はこれだった。その後、ステレオラジカセを買いに秋葉原へ行ったところ、店頭のラジカセからビーチ・ボーイズの「Don't Worry Baby」が流れてきて、最初は「あれ?何だが違うぞ」と思ったのだが、すぐに、片側のスピーカーから聴こえてくるブライアンのファルセットと反対のスピーカーから聴こえてくるコーラスのあまりの素晴らしさに私は打ちのめされてしまったのだ。結局このビーチ・ボーイズのカセットテープが入っていたAIWAのラジカセを買い、これが私のその後の人生を大きく狂わせてしまった。
さて、B・J・トーマスの「Don't Worry Baby」だが、オリジナルよりややアップテンポで軽快なカントリー・タッチの曲。B.J.の独特の声と女性コーラスがとてもマッチしていて、途中から加わるストリングスも素晴らしい。数あるビーチ・ボーイズのカバーの中でもかなり出来は良い。
さらに、クリス・クリスチャン作の「Still The Lovin' Is Fun」は最高の出来。何故、この曲が大ヒットしなかったか不思議なくらい、センス溢れる胸キュンのポップス。
他には、バカラック作の“雨にぬれても”を意識した、シンシア・ウェイル&バリー・マン作の「Here You Come Again」など、良い曲が目白押し。
B・J・トーマスは次のアルバム「Everybody Loves A Rain Song」も素晴らしく、決して“雨にぬれても”だけではないのだ。
本日の中古相場・・・レコード:700円
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