|
1980年の作品。
フォー・シーズンズといえば、1960年代に「シェリー」「ドーン」「ラグドール」などのヒットを連発した、アメリカ東海岸を代表するポップ・グループだが、本アルバムはフォー・シーズンズにとって最悪の時代と言われる1972〜1975年のモータウン時代の曲を集めた所謂ベスト盤で、といっても、TOP40ヒットは1曲も収められていない。
しかし、ボブ・ゴーディオ節健在のA−1、クック=グリーナウェイ作のヒット曲をドラマティックなバラードに変えたA−2、映画の主題歌でちょっぴり哀愁漂うA−3、60年代の彼らのヒット曲を彷彿させるA−4など、どれも素晴らしい。A−5はフォー・トップスのカバーで、この曲だけ他の曲と趣が異なる。レコード会社(モータウン)の意図が見え見えだ。
レコード盤ひっくり返して、ジーン・ページによるストリングスが秀逸なB−1、ボブ・ゴーディオ作/チャーリー・カレロ編曲によるモータウンの一連のヒット曲を意識したB−2、60年代の彼らをさらに洗練させた感のあるB−3、そして最後は、またまたボブ・ゴーディオ作/チャーリー・カレロ編曲による大迫力ナンバーで幕を閉じる。
フランキー・ヴァリの個性的なヴォーカル、ボブ・ゴーディオの作曲&プロデュース、主にチャーリー・カレロによるゴージャスなアレンジ、そして、コーラス。
ポップス・ファンは必ず手に入れたい1枚である。
本日の中古相場・・・レコード:600円
|