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1982年の作品。
1980年代前半は大滝詠一を筆頭に、山下達郎、南佳孝、大貫妙子、吉田美奈子、また、その次の世代である、佐野元春、杉真理、竹内まりや、EPOなど、日本のポップス界は大いに盛り上がった。
そんな中で、“ココナッツ・バンク”“ナイアガラ・トライアングル”“ごまのはえ”、あるいは、沢田研二やアン・ルイスのプロデュース、佐野元春バンドのギタリスト、そして、“笑っていいとも”の作曲など、幅広い活動をしてきた伊藤銀次は、自身もアーティストとして1981年に「Baby Blue」というポップスの傑作アルバムを制作した。
そして、本盤はその次のアルバムにあたる。
日本のポップスを語る上での重要度でいえば「Baby Blue」だが、内容では本盤の方に軍配が上がる。
「恋のリーズン」「ちがうんだよ」といった大ポップ曲や銀次流“ガラスのジェネレーション”「Night Pretenders」、佐野元春による書き下ろし曲「恋のソルジャー」、極上のバラード「真冬のコパトーン」「Hang On To Your Dream」、B面にはセンスの良いポップス3連発「フールズ・パラダイス」「Sugar Boy Blues」「Dear Yesterday」など。
また、この次のアルバム「STARDUST SYMPHONY '65〜'83」も傑作であるが、この後、彼が発表する曲やアルバムはロック色の濃い内容へと変化してゆく。伊藤銀次には是非また、素晴らしいポップスを制作してほしい。
本日の中古相場・・・レコード:200円 CD:2000円
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