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「シブリンさん!! ・・・ シブリンさん!!」 「…プ・・・? キャッ…プ? ・・・あ…、キャップ。」 「!シブリンさん! ああ…良かった…」 「遅かったね」 「私たちは、2時間以上も前からここに到着しています。 それまで貴女は…ずっと仮死状態でいたのですよ。」 「ああ…エネルギーを使いきったけど、元に戻れなかったから、全機能を止めたんだ・・・。」 「なんて無防備な事を・・・」 「・・・だって…、キャップが…いつまで待っても来ないから…。」 「・・・申し訳ありません。 予定よりも遅くなったのは事実ですが、強力な電磁波がこの周辺に流れていて、接近することが出来なかったのです。 発生源が北山湖方面に有る事までは分かりましたが、その後は地上で行動をしていたMATに捜索を依頼し、私たちは電磁波が止まるまで待機していました。」 「え?それじゃあ、電磁波が途切れたのは・・・」 「MATがジラースのコントロール基地と思われる電磁波の発生源を破壊したからです。 残念ながら、ジラースを造った敵は、既にその基地を放棄していたようで、 正体は突き止められませんでした。 強力な電磁波はジラースの動力源と動作プログラムを兼ねたものだったようです。」 「そっか…じゃあ私、MATに救われたんだ…。」 「え?なんですって?」 「ううん、なんでもない。 ・・・あのさ、お願いが有るんだけど。」 「?改まって、何でしょうか?」 「・・・私の…背中と脚に刺さっているアンカーを抜いて欲しいの。 脊髄がやられていて、手を動かせなくて自分では抜けないし、 抜かないと、傷も修復できないから、元に戻れない・・・。」 「!!そう言う重大な事は、真っ先に仰って下さい!! 直ちに、特殊重機の手配をします。」 「あ・・・それ、ダメッ、やめて。」 「え?」 「重機って、作業をする人たちが大勢来るんでしょ? 皆に、こんなカッコ悪いところ見られるの・・・ そういうの・・・嫌だから・・・。」 「何を仰っているんですか!格好の問題ではないでしょう? 貴女の身体の問題なんですよ!」 「そ…そんな乱暴な・・・」 「え?でも、地球人は、虫歯は弓矢に糸で結んで引っこ抜くんでしょ? それと一緒だよ。むしろ麻痺しているから、痛くないと思う。」 「一般的にはしません!!どこでそんな誤った情報を!!」 「・・・ひょっとして…私を…からかったのですか?」 「フフッ・・・うん。」 「・・・では、ご要望通りにさせていただきます。」 「うん・・・ゆっくりじゃなく、一気にお願い。」 「・・・かしこまりました。」 おしまい
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「謎の怪獣基地」
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〜蒼き惑星(ほし)の光の戦姫〜 第?話
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あ・・・あぁ・・・ 見せ掛けの頭部に気を取られるなんて… あいつの仕業? ・・・! ・・・え? 何よ…何をする気?… 今あんなの食らったら…身体が…破裂しちゃう!! !?か・・・身体が・・・動かないッ? ・・・毒の痺れじゃない、背中に当たったアンカーが・・・ ううっ・・・ ダメっ…アンカーを抜かないと…脊髄が…修復出来ない… でも…アンカーが抜けても、これだけのダメージを修復する時間なんて無い…。 このままじゃ・・・撃たれる! テレポーテーションで離脱?・・・そんなのダメ! 絶対に、ここであいつを仕留めないと・・・ 仕留めるって…身体が動かないのに、どうやって… …テレ…! ・・・そうだ。神経伝達じゃなくても…。 お願い!腕だけいいから!…動いてっ! ・・・あ・・・あいつ・・・いつ撃ってくるのよ? ずいぶん時間をかけて、どれだけ電磁エネルギーを蓄積する気なの? 私ごと都市部まで吹き飛ばすつもり? ・・・それとも…私を…焦らしているのか… !?・・・あぁっ!! ああっ! ・・・なんで、わざわざ余計な事を考えて焦るのよ・・・ どっちが先に撃つか、それだけじゃない? ・・・・・・ ・・・? 電磁波が…途切れた? 機能も停止した?またフェイント? 次に…指先にエネルギーを集中・・・ んぁっ・・・腕への意識が乱れる。 2つの動作を同時に意識するなんて… ぐうぅ… 目標に向けて… ハァッ・・・ハァッ・・・ 続く
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これで終わり!! コイツを作った連中・・・どんなヤツだったんだろう… あれ…ノイズが・・・!!電磁波!? うああっ!! !!こいつッ!!毒物を! き…牙が…抜けないっ!うあっ・・・ 取れた… ハァ・・・ハァ・・・中和が十分出来ない…痺れが残ってる・・・ ?な…何?…何か当たった・・・? あ…!?ま…まさか! !! ・・・・・ 続く
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『・・・私の光線を、吸収して撃ち返すなんて・・・ 『くッ・・・まともに食らう…? 有人機の動きじゃない…遠隔操作か? 何にしても、ここで仕留めないと… 「てえいっ!!」 「逃がさないよっ!!」 一点集中ッ!! 「ッ!」 「あんたを作った連中の目的が何か知らないけど… 絶対に、逃がさないからっ!!」 「うあっ!?」 続く
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(省略した部分から)ここまでのあらすじ MATに北山湖から怪獣が現れたとの通報が入ったが、MATのレーダーには何の反応も無かった。 悪戯と思われたが、地元警察からも町を破壊しているとの通報が入り、マットアロー3機が緊急出動した。 アローの目前に確かに存在するその怪獣は、やはりアローのレーダーにも反応しなかった。 怪獣を攻撃中、隊員機のエンジンが突然停止し、不時着。残った隊長機もエンジンが停止するが、姿勢制御装置も脱出装置も壊れ、真っ逆さまに墜落して行く・・・ 「ありがとう、シブリン。 見掛けこそジラースだが、通報によると火炎放射をするらしい。 データベースとは異なる武器や性質を持っている。用心してくれ。」 『あいつ…確かに何か妙な感じがする… 武器は口から吐く熱線・・・を使っていない。 エンジンや機械を停止させる・・・もしかしたら、私のような発声器官を・・・? 皮膚に何らかの加工が施されている…透視が出来ない。 …って事は、宇宙人絡みの怪獣ってわけね!』 『コイツの皮膚…やはり人工物… 『・・・効いて無いし・・・』 「!?」 続く
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