DAY by DAY 〜一年戦争の証言〜

「機動戦士ガンダム」一年戦争のすべてが今明らかに!

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 今回の作戦は、歴史の残るほどの激戦だった。作戦前から上官たちは、これがこの戦争の趨勢を決する上で非常に重要なものだ、と熱弁をふるっていた。しかし、そうした士官の多くは戦場に散っていった。士官だけではない、私の仲間の多くも帰らぬ人となってしまったのだ。私が生き延びたことは、幸運以外の何物でもない。
 今も遠くでは砲声と爆発音が鳴り響いているが、それの次第に散発的なものとなってきている。私の部隊がいる辺りでは敵の姿はなく、現在は警戒態勢へと移行したところだ。だが、敵が潜伏している可能性もあるため、安心はできない。あと少ししたら、私の部隊――というよりも生き残りを中隊規模にまとめた部隊だが――も、付近の偵察に出発する予定になっている。さっき帰ってきた連中から聞いたところによると、危険は全くないらしい。たまに味方の回収部隊に行き当たる程度で、敵の姿は見えなかったそうだ。
 それともうひとつ、嬉しい報せがあった。この部隊から転属になることが決定した。転属先はベルファストと聞いている。あそこには連邦軍の大きな基地もあるし、何せ後方だ。ここよりマシなことは間違いない。そうすれば、休暇も取ることが出来ると思う。開戦以来、ほとんど休みがなかったんだし、ここらで一度休暇をもらってもいいだろう。休みが取れたら、また連絡する。詳しくはその時に話すよ。

<地球連邦軍:コルギオ・アンダーソン伍長の手紙/オデッサから出したとされるが、未送となっていたもの。作戦終了時の混乱で配送されなかった郵便物の中から発見>

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