ウベハウス東日本
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遅くなりましたが、12月2日に行われたウベハウスとの第一回団交の簡単な報告です。
組合からは当該のR、Y、委員長、副委員長、書記長の5名が参加。会社は反町社長、I取締役、代理人の反町大(まさる)弁護士の3名。
会場は6階に本社の入っている「反町ビル」(持ちビル)の5階の部屋を指定。代理人は事前に会場の部屋が狭くて「マックス6人しか入れないから、6人以内にしてくれ」と通告してきた。早急に団交をやることを優先してとりあえず了承した。どんなに狭い部屋かと思いきや、だだっ広い部屋の中央に6人分の机といすが並んでいるだけ。暖房も入れてない。しょっぱなからやらかしてくれる。
まず就業規則。あるのかないのか?社長ははじめ「ない」と回答。追及されて「職人はない」。そのうち「ある」と認める。代理人は「就業規則のことは聞いてないので確認していない」。じゃあ、上に行って持ってこい、というと、「鍵が閉まっている」と社長。いったいどこの社長なんだ?代理人も「就業規則の問題は聞いてなかったので今回対応できない」。代理人なんだからちゃんと話を聞いておけよ!
Yのアルバイト代が一日7000円の約束が、支払いの段階で「おまえは何もできなかったから5000円でいいよな」と一方的に減額された問題。社長は最初「7000円渡した。誰かが2000円取ったんじゃないか?」と言っていたが、「双方納得済みで5000円にした」とか、今回の団交に参加できなかったTをダシにして「Tは了解していた、Tに渡した」とか、二転三転。
R「じゃあ、社長、金を誰に渡した?」
社長「T」
R「Y、誰から金をもらった?」
Y「社長」(一同大笑い)
Y「社長から何もできなかったから一日5000円でいいよなって言われて。」
社長「承知してもらったということだよな?」
委員長「承知してないから団交やってんでしょ」
まったくよく笑わせてくれる社長だ。
残業代の問題。
前提的に就業規則、賃金規定を持ってこないのだから話にならない。
反町まさる弁護士は「いずれにしても、タイムカードを押しても、それから現場までの移動時間は労働時間ではない」と主張。いわく「車で移動している時間は寝てても携帯でゲームしていてもいいんだ。指揮監督下にあるわけではない。通勤時間と類似する。」
冗談じゃない。集合時間を決められ、タイムカードを押して、車に資材を積み込んで、車で移動中も電話で指示を受け、インターで止まれば荷崩れをチェックし固定し直す…これが通勤時間と同じだというのか?
感心したのは当該のR組合員。この間図書館に通って労働法を勉強して的確に代理人の主張を打ち破った。ちなみに下の図は厚生労働省が出した「訪問介護労働者の法定労働条件の確保について」(平成16 年 8 月 27日付け基発第 0827001 号)のパンフレット。これに照らしてもここでいう移動時間が労働時間であることは明らか。
その他、前借り分を天引きして給料を支払わなかった問題も全然不透明で、ちゃんとした資料を揃えろと要求。賠償金の請求の問題も、まるで納得のいかない答え。
当該のRが言った。「だいたい残業代をちゃんと払ってもらっていれば前借りなんてしなくて済んだ。」まったくその通り。朝の5時半にタイムカード押して21時、22時になろうとも一日5000円だ7000円だ、11000円だ。こんな賃金でやっていけるわけがない。こんな奴隷状態に黙っていることはない。団結して立ち上がろう。
次回団交は1月13日。ブラック企業にキッチリ責任を取らせる!
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株式会社ウベハウス東日本(代表取締役・反町晴美)は高崎市新保町に本社をおく建設、土木工事を行う会社。ここで働いていたA(30代)、B、C(10代)の3人から労働相談を受けたのは11月1日だった。
聞けばAは反町社長ともめて、もう2ヶ月給料が支払われていないという。前借りと社員旅行で飲んであばれてホテルをこわした破損代を一方的に全額請求され、給料から勝手に天引きされたのだ。
Cは短期アルバイトで日給7000円という約束で3日間働いた。3人が行く工事現場は千葉や茨城が多く、高崎の会社に集合するのは朝5時、会社を出るのは夜の9時10時ということも多い。ところが3日の仕事を終えたCに対して、社長は「おまえは何もできなかったから」と一日5000円、3日分で15000円しか払わなかった。時給に換算すると330円だという。
Bは通っていた専門学校もやめてこの会社で働き始めたが、もう一年近く残業代なしの日給7000円で早朝から夜遅くまでの仕事を続けてきた。夏には高所から落ちて2週間松葉杖をついて仕事もできなかったが、労災にもならず何の補償も、心配さえもされなかった。
3人はもう許せないと、労基署や裁判所に通いつつ、群馬合同労組に相談してきた。組合は、こんなことは許せない、組合に入っていっしょに闘おう、しかしこれはウベハウスだけが悪いのではない、新自由主義の現実そのもの、そしてこれと対決し勝利の展望を示す国鉄闘争と階級的労働運動がある、明日の11・2にいっしょに参加しようと訴えた。3人とも組合に加入し要求書を提出、11・2にはAとBが参加して、ともにがんばった。
会社の担当者と話がまとまり、社長もいるというので11月11日17時半から団体交渉をすることになった。時間になっても社長は「来客中」と出てこず担当者と話をするがらちがあかない。「社長はCにはちゃんと払った、誰かがとったんじゃないかと言っている」という具合だ。これでは事実関係の確認さえできない。社長が出てくるまで待つことにした。ところが待てど暮らせど社長は出てこない。「客」も帰った様子なのに。20時過ぎて、まもなく3時間になろうとする頃、組合は意を決して社長室の前まで行き、ドアを叩き、ドアを開けた。社長はインスタントラーメンを作っているところだった。呆然としている。 一緒にいた、経理の女性事務員が飛んできて、「困ります。打ち合わせ中です。出て行ってください。」とドアを閉めようとする。冗談じゃない、何が打ち合わせ中だ、何時間待っていると思っているんだ、従業員が給料はらえと組合に入って要求書出して、今日17時半に団交だと約束してきてるのに何なんだ、ふざけるんじゃない。社長は「今日は何も話さない。帰ってくれ。」!ふざけるんじゃない。あんたCに一日7000円払う約束なのに5000円しか払わなかっただろう、どういうつもりなんだ?社長「そんなことはないだろう。お互い納得して払ったんだ。」納得なんかしてない!就業規則はどこにあるんだ?賃金規定はどうなっているんだ?社長「就業規則なんてうちにはない」…こんなやりとりがしばらく続く。社長は「オレはもう帰る。みんな電気を消せ。今日は全員帰れ。」と残業していた社員に通告。そうはいかない。組合員は社長を取り囲み、帰らせない。社長「警察を呼べ」。ふざけるな、団交だから来てるんだぞ。社長「弁護士をつける。今日は何も話さない。」じゃあわかった。次の団交の日時を今決めろ。ということで11月15日土曜日15時に再団交。場所は会社と要求したが拒否されたので、では組合事務所で、という確認をしてこの日は終わった。
それで本日、再団交の15日。昨日から団交についての確認をとろうと担当者に電話するが連絡が取れない。予定の15時。来ない。社長に電話するが出ない。会社に電話する。事務員が社長に折り返し連絡させます、と対応したが、30分しても何の音沙汰もない。もう一度会社に電話する。誰も出ない。
冗談じゃない!会社に抗議に行くことにする。会社に行くと駐車場には社長の車が止まっているではないか。頭にくる。「給料はらえ」「約束まもれ」のゼッケンをつけて腕章つけて5人で会社にのりこみ、社長との面会を求める。事務員が電話で社長室の社長と連絡をとる。しばらくすると書記長の携帯電話が鳴った。代理人の弁護士だという。今日は団交はできない。受任の通知と、日程変更のファックスをしたという。ファックス?見てない。こっちは昨日からさんざん連絡とろうとしていたのに、ファックス?見てないよ。どれだけいい加減な弁護士だ?だいたい社長と、直接今日って確認して決めたじゃないか?社長、出てきてあやまれ、説明しろ!受任通知の写しをここで見せてみろ。今日は社長はしっかり鍵をかけてこもっていやがる。組合は外に出てシュプレヒコール。絶対許さない。がんばろう。
組合員が車で会社から離れたそのときだった。パトカーが赤色灯をつけて到着したのは。「けっ!くずな社長だぜ!」
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