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日本公開年度 2016年
アメリカ映画(20世紀FOX) 出演:マット・デイモン/ジェシカ・チャステイン/クリステン・ウィグ/ジェフ・ダニエルズ/マイケル・ペーニャ/ケイト・マーラ 監督:リドリー・スコット −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 原題はTHE Martian。火星人、みたいな意味でしょうか。 さて火星を舞台にしたサバイバルSFって限定しても、すぐに思いつくだけでもレッドプラネット、ミッショントゥマーズって出てきて、既に3番煎じ。 更に、宇宙からの帰還と言うことだと数多くの良作SF映画が目白押し。そして例えば宇宙空間漂う飛行士を別の宇宙船でキャッチなんてシチュエーションも使い古されたパターン、しかも孤独なサバイバルを延々2時間半も描く。 なのにこの面白さはどうだ。この明るさはどうだ。そしてこの感動はどうだ。 火星に一人残されたマット・デイモンは勿論だがそれ以外にも登場人物にネガティブな奴が一人もいない。 普通は一人ぐらい重要なポイントにKYな奴が居て、それがストーリー的にも重要だったりするんだがこの作品にはそれがない。もう見事なぐらい無い。まぁNASA全面協力の元でお金をかけて作るとなればそんなにネガな奴を登場させる訳にもいかないんだけどこの作品はそれが見事なまでのハイレベルで実現できているので見ていて白けない。 救援を待つ何年?もの間、マットデイモンの孤独な演技でいかに持たせるのかなぁなんて思ったけどそんな心配も全く不要。多くのNASAスタッフが、そして最も救助すべきメンバーが、ちゃんと大活躍・・・おっとあんまりストーリー話しちゃ駄目よね。 アメリカはこういう作品を作らせたらうまいね。と言うか、もうNASAが、宇宙開発団体として世界の中でも突出してスター要素の強い特別の存在なんだろうなぁ。
ホント、元気が出る映画です。ココロのエナジードリンクNo.1作品じゃないでしょうか。 危機せまる本当のクライマックスで宇宙服のメット越しにちゅーして「これは内緒よ♡」なんてもう憎すぎる。 エイリアンの大ヒットから数十年後の渾身のSF大作、プロメテウスですら、エイリアンの亡霊(言い換えれば過去の栄光)から逃れられなかったリドリー・スコットも、再度SF映画でと言う真正面からの挑戦で、完璧に生まれ変わることができたと感じました。もぅ素晴らしい。 完璧に満点です。 ↑クリックするとこのブログに応援ポイントが加算されます
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がんすけさんからのこれだけの高評価を聞くと、SFものって苦手なヌカニでも観に行きたくなりますね^^
[ KJR ]
2016/2/13(土) 午前 0:56
>KJRさん
ブームの数十年も前にロードバイクを極め、DUCAでサーキットを攻めていたヌカニさんならきっとこの作品も気に入っていただけるのではないかと。
一般的なSFのネガティブな要素は皆無ですから。
2016/2/13(土) 午後 0:08
がんすけさんはご存知の上で鑑賞されたでしょうが、町山智浩氏による解説が面白そうだったのでご紹介しますね。
ネタバレありなので、僕も鑑賞後に見てみます。
http://miyearnzzlabo.com/archives/30854
2016/2/13(土) 午後 1:56
>vyrus_empireさん
またまた情報を有難うございました。リンク先を読んでみましたが決定的にネタバレになるような内容ではなかったですね。まさにワタシも知らないことばかりで少し認識新た、です。
2016/2/13(土) 午後 6:16
この映画は観ようかと思ってます!ストーリーの大前提が、火星までの距離!最短で5500万キロ!すぐには助けに行けない物理的距離の壁が鍵ですよね♪
最近、宇宙物理学に忠実な設定のSFが増えた感じです。「インターステラー」なんかもアインシュタインの相対性理論を話に盛り込んでて、切ないエンディングを演出してましたよ〜
2016/2/13(土) 午後 8:34
>かねやんさん
インターステラーよりははるかにSF的難易度の低い作品ですこちらは。
映画賞ではパロディ、ミュージカル部門にもノミネートされたとのことで(パロディはないだろ、とは思うが)、明るい気持ちで観てください。
火星までの距離については、「通信に12分かかる」とかちゃんと考証されてますよ!
2016/2/14(日) 午前 9:38
ガンスケさんの記事に背中を押されて
昨夜、鑑賞しました。
ポテトつくりのシーンが印象に残ります。
こんな風に前向きに行くのがいいですね!
2016/2/14(日) 午後 10:45
これ面白そうな匂いがしてました。
観に行きますとも。
2016/2/15(月) 午前 7:46
>orionさん
ご覧になられたのですね!!
予想以上に元気な映画で驚きでした。2時間半が苦にならなかったですね。
2016/2/15(月) 午前 8:06
>マルスさん
ぜひ、BGMについては予習をしていった方が良いかと。ストーリーはよく考えられていて退屈しません。
2016/2/15(月) 午前 8:07
この映画についての評価は自分的には低いです。
SFジャンルに入るのが不思議な感じです。
舞台は確かに宇宙ですが、謎やワクワクの要素がほとんどない。
展開が単調でわかりやす過ぎ。
裏切りや返しの展開を期待しても、
もう尊敬する監督には無理なのか?
わかっているストーリーを見続けることは、
しんどいです。
日本の題名も、2001年のキューブリックに乗っかりたいのでしょうか。
それを許した監督?の心も疑問。
SFじゃないから、SFらしい題名が必要なのか。
新しいSF映画を受け入れられない、
頭の固いおじさんの独り言です。
2016/2/15(月) 午前 10:59
>山家さん
タイトルについては、いつもワタシも思っているんですがもう原題のままの方がいいと思うんですよね。日本人になじめないんならサブタイトルを付ける位にしてはどうかと。
映画って見る前のハードルで随分評価が変わると思うんです。ワタシの場合は、もうこの監督のSFに期待していなかったというのもありますし、まさに見る前に山家さんと同じようなこと思ってたんですね。
だから結構面白く感じたのかも。
なるべく事前情報や先入観なしで観ようと思っても結局そうなってしまいます。
2016/2/17(水) 午前 8:04
BGMは知らない曲もありましたが、よかったですねぇ。
あんな曲ばかり聞いてたら・・・可哀そう(笑。
エイリアンと同じ監督なんて信じられない映画でしたが、・・・中国は・・・その辺がなんか素直に楽しめませんでした。
2016/3/23(水) 午後 1:35
>マルスさん
ご覧になられたんですね。
中国の件は確かに心中穏やかでない気もありますが、ワタシ、映画に関しては2012からもう諦めてますので(現代版ノアの箱舟を製造するのは全て中国だったというストーリー)。
それを抜きにすれば、良かったでした。案外誰も言及しないけど、キャストアウェイをものともしないシェイプアップぶりも見事でしたし。
2016/3/23(水) 午後 11:00