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黎明期の宇宙開発、人類月到達のクライマックスから、惑星探査、全宇宙の地球外知的生物とのコミュニケーションまで一気にハナシは進む。
全く、作者は超高学歴でしかもNASA勤務なんて、理系崩れのワタシから観たらネ申の塊のようなヒトなのである。 特に第2章、アポロ11号月到達までのストーリーは凄い。そのクライマックス、発射後〜アームストロングが月に立つまでを時系列的ドキュメントで追いながら、隠れたスタッフの活躍と葛藤をリアルに描き切ることができたのは、NASAで働く筆者ならでは。 そして先日ファースト・マンを観た自分からしたら おい! ファースト・マン見たい も一度 もぅ一度見せて くれえええ ・・・夜中に興奮しながら叫びながら読んでました。 閑話休題
はい、テキスト(この本)68ページを開いて。「最初のフロンティア」 『地球をテニスボールの大きさに縮め、あなたの家の前に置いた・・・・その時太陽は・・・金星は・・・海王星は・・・』 のこのくだり、なんとまぁ 鳥肌が立ちましたよ。
ワタシのブログのこの記事を観よ。映画レビューじゃなくて、コラムの方ね。この記事2009年に書いたんだよね。 ってことで大興奮しながら第3章サブタイトルにもなっている「一千億分の八」へ。
ここから話は太陽系惑星探査の話になり、更に太陽系外、外宇宙への地球外生物発見への布石へと膨らんでいく。 ・・・のだが。何故かこの辺で睡魔が・・・第2章までが、(今の自分にだけかも知れないが)盛り上がり過ぎでした。 そして太陽系外惑星探査と言う点でちょっと前に話題になったスターショット計画には触れていませんでした。 切手大の宇宙探査機(装置と言ったらいいか)に、超小型の惑星撮影のカメラと地球に向けた発信機を装備し、これを一旦大気圏外に打ち上げた宇宙船から大量に放出し、数メートル大の「傘」に地上からレーザー光線を当てると理論上光速の20%まで加速することができるので、最近地球に環境が近い惑星が存在するのではないかと言われている太陽系から5光年の最も近い恒星、ケンタウルス座α星まで数十年で到達。数年後にはそこで撮影した画像データが地球に届く・・・と言うプロジェクト。 まぁなんと言う夢のあるお話でしょうと、数年前ニュースで聞いて思ってました。
やっぱりNASAのエリートからしたら、眉唾もの、だったのかな。 宇宙ネタを記事にすると、再現無くなるので今日の処はこの辺で。 |
読書
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詳細
たまに読む小説などのレビュー。
評価は極めて個人的な主観から。☆5つ満点。○は☆半分。
コメント(2)
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小学校の頃、元祖ワイルド7が大好きで親がまとめ買いしてくれたコミックスを宝物にしておりました。その後もしばらくコミックスで追いかけていたのですがなんとなくフェードアウト。
最近ムック本が出たのを機会に、続編シリーズが色々あることを知り、先日の「神保町詣で(キッチン南海)」ついでに書泉グランデで上記3冊をゲットです。
16年に他界された望月三起也先生最後の3部作と言ってもいい(発売順で行くとリターンズ1と2の間に「新世紀」が入ります)と思います。
新世紀〜はオールカラー5,000円。バンド・デ・シネも真っ青、コミックスとしては異色ですね。
リターンズ2なんかは「ダイ・ハード」顔負けの大スペクタクルアクション巨編。読んでて楽しー。
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こちらの作品、8月に読んでずっと感想をアップできずにいた。
別に特別な理由は無くて何となく筆が進まなかったと言うか。 期待のムラカミ短編集であり、導入の「ドライブ・マイ・カー」は唸る様な面白さ。なんかおきそうでなにもおきないそれでいて物足りなさが残らない例のあの感じ。続く「イエスタデイ」? ビートルズ短編集かよ、まぁストーリーは全く違うテイストだったが。 3作目の「独立器官」はこれはもう徹底的にテーマにベタな失恋短編で、ムラカミ力(りょく)を総動員して徹底的に失恋を描写した作品であった。本当に失恋した時に読んだら死んでしまいそう。 さてこの作品は、短編集でありながら、あらゆる意味で「女を失ってしまった」男たちが描かれると言う共通のテーマがある。少なくとも自分にはこれがムラカミワールド短編集に相応しいとは思えなかった。そんなテーマなんかなくても、全く別々の話でも、不思議な共通ニュアンスや空気感が感じられるのがこの作家のいいところなのに。「回転木馬のデッドヒート」の様に。無理?に共通テーマを設定したもんだから最後の方の話は痴呆なワタシにはついていけませんでしたー。 まとめ
この作家さん、無理に共通のテーマ、しかも女のいない孤独なオトコなんてベタなテーマを設けない方が絶対いいです! |
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安定の東野さん。分厚い長編だが一気読みできるかなと思い購入。その点では全く期待通り。ただ、似たような長編も沢山あるので「もしかしたら読んだことあったかも」的な不安もありました(結果的に初読でしたが)。
性同一性障害を今から十数年も前にテーマにしたサスペンスと言うのは流石ですな。 冒頭、大学アメフト部OB同窓会に、当時マネージャーだった女性が現れ「実は男になろうとしている」と言うカミングアウトから始まり、そこから一気に話が急展開、息もつかせぬ急展開、急展開しすぎてちゃんと話を追っていかないとラストの謎解きまで腑に落ちない、なんて・・・ 「片想い」と言う、単純だけどいかにも意味深なタイトルは作者の作風のひとつ。但し全く同じシチュエーションの「秘密」に較べると、タイトルの真に意味するトコロの凄さと盛り上がりがかなり弱いかと。いや「秘密」が出来過ぎてるとは思いますが。 だから「秘密」が☆5つだとどうしても☆3つ、になっちゃう。 まとめ 安定の東野圭吾。性同一性障害と言う難しいテーマのサスペンスだけど盛り上がりと言う点で☆3つ。 |
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諸般の事情により、読書レビューが続いておりますが・・・ぷぷぷ。
自分の中で作品評価、浮き沈みの激しい、重松清。
大体今迄のパターンだと、「親子モノ」→全然駄目、「子供、友達モノ」→なんか結構イイ、って感じだったのでこのタイトルなら大丈夫かな、と博打心で購入(結構分厚かったので、受け付けない内容だと重いなーと思いつつ)。 そしたらこれが、大当たりでした自分には。 昭和38年生まれの作者が小学校高学年だったころの時代設定は同世代の自分にもドはまり。主人公二人の男女(ノブ君とハム子ちゃん)が小学校卒業するまでのエピソードを描いた内容はその頃の自分の淡い思い出に想いをはせうるるんとさせます。 そしてもう一人、二人の「後輩」に当たるオサム君と彼の面倒を見る「遠い親戚」のおじいちゃんおばあちゃん。この伏線がたまらなく遠慮なく号泣でした。 団地自治体の活動でエゴを張るオトナ達やその押しつけボランティアのうざったさ。太平洋戦争の爪痕。恋心にすら発展しない淡い淡い男女の感情を軸に色々考えさせられる伏線もちりばめられています。 この手の小説は、「二人のその後」をそこはかとなくハッピーに描いて欲しいものですが・・・。でもそこがまた、現実的でいいんだな。少なくとも自分に照らし合わせた場合は。 まとめ 我が人生不滅の名作(少女漫画マーガレットコミックス)くらもちふさこ、いろはにこんぺいとうの男性作家小説版(・・・全然まとめになってへんな)。 |





