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■■ 週刊 社会の基礎知識
■ <第154号>
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21世紀の日本のありかた ■ 憲法改正論議 ■
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さて、今年最初のテーマは「憲法改正論議」です。
憲法改正論議とは日本国憲法の改正をめぐる議論のことで、
1947年に日本国憲法が施行されてから一度も改正されたことはありません。
戦後日本の憲法改正論議の争点は、憲法第九条と自衛隊問題でした。
戦争放棄と自衛権のはざまで、自衛隊は合憲なのか、違憲なのか、
また憲法九条の改正は必要なのか、幾度となく議論されてきましたが、
未だ結論には至っていません。
憲法九条の条文と自衛隊の存在は矛盾している、というのが
大方の世論の見方ですが、国防、自衛権を全く放棄してしまう自衛隊の廃止、
非武装中立の立場には消極的です。
この憲法九条の議論は今後も続けられていくことでしょう。
一方で、最近では、憲法改正論議に「環境権」「プライバシー権」など、
新しい権利を守るために、基本的人権の見直しや、
内閣総理大臣選出のための国民投票による首相公選制、
天皇の地位を巡る議論など、多岐にわたる議題が新しくあがっており、
憲法九条だけが憲法改正論議の論点ではなくなりつつあります。
仮に憲法改正が実現するためには、国民投票が必要になります。
国民一人一人が憲法改正の意義を真剣に考え、21世紀の日本のあり方を
論じていく必要があるのではないでしょうか。
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