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■■ 週刊 ビジネスの基礎知識
■ <第169号>
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■ 顧客にソリューションを提供できる商品となれるか〜
「ホールプロダクト」 ■
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「ホールプロダクト(WHOLE PRODUCT)」とは…
製品やサービスなど(=プロダクト)を考える際に、
目に見える部分だけではなく、目に見えない付加価値などの属性も含めて、
分析していくことが必要であるというマーケティング概念です。
【米国Levittが1983年提唱】
プロダクトは、下記の4つに分けて考えることができます。
1.コアプロダクト
製品やサービスそのもののことをさします。
これがなければ、成り立ちません。
2.期待プロダクト
顧客がコアプロダクトを購入するときに、
「この商品はこうである筈だ」と考えるものです。
(例、PC本体→モニターもついているはず)
顧客にとっての最低限の期待を表すものとされています。
3.拡張プロダクト
顧客がコアプロダクトに対して、必要だと思うものをさします。
(例、PC→ソフトウェア、増設メモリなど)
顧客の購入目的を最大限満たすものとされています。
4.理想プロダクト
コアプロダクトに対して、実行可能なあらゆるものの中で、
まだおこなわれずに残っているもの全てをさします。
(期待プロダクト、拡張プロダクトなどでなされたものを
除いたものになります。)
製品が顧客に提供する機能の理論的上限となります。
とかく「プロダクト」を考えるときは、1にだけ注視しがちですが、
様々な顧客の満足感に答えるためには、1〜4の属性を複合し、
検討することが重要だといえます。
商品の差別化を図り、競合他社に負けないためにも、
本来の製品やサービスだけではなく、様々な付加サービスにおいても
差別化をし、顧客のニーズに応えていく必要がありますね。
【参考文献:「キャズム」(翔泳社)著ジェフリー・ムーア】
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