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■■ 週刊 ビジネスの基礎知識
■ <第176号>
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■「国際競争力ランキング」 ■
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「国際競争力ランキング」とは・・・
スイスの国際経営開発研究所(IMD)が毎年発表しているランキングです。
「経済活動・経済動向」「政府・行政の効率性」「企業・ビジネスの効率性」
「インフラの整備状況」の4つの分野で競争力を分析し、順位付けをしています。
■4つの分野は以下のような詳細に分かれています。
・経済活動・経済動向 〜国内経済、貿易、国際投資、雇用、物価
・政府・行政の効率性 〜公的財政、財政政策、国家制度、産業制度、教育
・企業・ビジネスの効率性〜生産性、労働市場、金融市場、経営慣行、国際化
・インフラの整備状況 〜基礎インフラ、技術インフラ、科学インフラ、
衛生・環境、評価制度
2006年の日本のランキングは、17位でした。
この調査が始まった1989年から90年代初頭まで、日本は世界第1位と
順位付けされていましたが、バブル崩壊により2002年に27位まで順位を落とし、
その後、回復傾向にあるという状況です。
■日本のランキング推移は以下の通りです。
2000年 21位
2001年 23位
2002年 27位
2003年 25位
2004年 23位
2005年 21位
2006年 17位
詳細項目に注目すると、中等教育普及率や平均寿命の高さ、外貨準備高、
研究開発費などは世界トップグループに位置しています。
しかし逆に、語学力や法人税率の高さ、外国人労働者受け入れのための法整備、
起業、大学の経済への貢献などは最下位グループです。
日本は、世界トップレベルの高評価を受けている分野もあれば、
まだまだ課題を抱えている分野があるということです。
このランキングは、あくまでも一つの指標であり、絶対的な評価ではないので、
順位の上がり下がりに一喜一憂する必要はありませんが、
自国の長所と短所を客観的に理解する機会であるといえ、
ビジネス戦略を考える上で、一助となる数値であるといえますね。
【参考】2006年度のランキング上位5位
1位 アメリカ
2位 香港
3位 シンガポール
4位 アイスランド
5位 デンマーク
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