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■■ 週刊 社会の基礎知識
■ <第176号>
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世界中で助け合うために ■ 骨髄バンク ■
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みなさん、こんにちは。
梅雨の季節で各地で大雨が続いていますね。
九州は、記録的な大雨で土砂崩れや洪水などに十分注意してくださいね。
さて、今週のテーマは「骨髄バンク」です。
骨髄バンクとは、財団法人骨髄移植推進財団が主体で行っている
骨髄移植を必要としている血液病患者さんに、骨髄を提供してくれる人を探し、
その仲介役をになっている組織です。
骨髄移植が必要な病気は、白血病、再生不良貧血など難病にあたる血液病です。
毎年5000〜6000人もの人が発症しているといわれています。
以前は不治の病として、治療方法が無くあきらめるしかなかった病気ですが
近年は、骨髄移植という治療により、完治することができるようになりました。
しかし、この骨髄移植を成功させるために必要な骨髄提供者(ドナー)の確保が
非常に困難で、現在でもこの病気を克服する大きな障害になっています。
骨髄移植のドナー適合者は、兄弟で25%、親子間ではほぼ適合することはあり
ません。また、非血縁者になると数百人〜数万人に一人の割合でしか適合者が
いないといわれています。
このような非常に困難な病気を克服するために、あらかじめドナー登録をするこ
とで、よりはやく適合者を見つけるシステムが骨髄バンクです。
日本では、欧米に比べてドナー登録者が少なくアメリカの20分の1程度の登録
しかありません。助け合い支えあうといったことが日本では少なくなってきたと
いわれますが、こういった活動を通じて私たちの社会を見つめなおす必要が
あるのではないでしょうか。
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